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札掛〜ヨモギ平〜BOSCO〜13号鉄塔〜1021m〜北尾根〜大山〜ネクタイ尾根
〜唐沢川〜大ノ沢右岸尾根〜西沢ノ頭の南〜西沢ノ頭〜ミズヒノ頭〜16号鉄塔〜札掛

<2007年 11月 17日(土)>  NO.175
札掛 : 07:03 (  460m) 駐車場
ヨモギ平 : 08:12/08:30 (  970m)
BOSCOキャンプ場 : 09:03 (  600m)
13号鉄塔 : 09:43/09:50 (  880m)
1021m : 10:08 (1,021m)
北尾根 : 10:37 (1,200m)
大山 : 10:45/11:00 (1,252m)
ネクタイ尾根分岐 : 11:13 (1,150m) ネクタイ尾根へ
唐沢川 : 11:50/12:00 (  740m) 石尊沢へ降りた
大ノ沢 取り付き : 12:19/12:30 (  680m) 大ノ沢右岸尾根へ
北尾根(西沢ノ頭の南) : 13:35/13:42 (1,090m)
西沢ノ頭 : 13:50 (1,094m)
ミズヒノ頭 : 14:10 (1,040m)
16号鉄塔 : 14:23/14:30 (  900m)
県道 : 15:25 (  470m)
札掛 : 15:36 (  460m) 駐車場
  [行動時間] : 8時間33分 [単独]        [車]

[コースマップ]: 大山北尾根コース全体図          ルート標高図



唐沢川の紅葉(大ノ沢出合いの少し手前)


このところ天気のめぐり合わせが悪く、あまり山歩きが出来なかった。
今日は、久しぶりの山歩きで、少し盛り沢山のコースを計画した。
先ずは、札掛からヨモギ平へ。
やはりヨモギ平の紅葉は終わっていたが、静かなヨモギ平を楽しむ事が出来た。
ヨモギ平からは、BOSCOキャンプ場へと下った後、13号鉄塔経由で大山北尾根へ。
13号鉄塔は今回で3度目となるが、1021mから北尾根合流点までの景色が見たくて、このコースを選んだ。
大山山頂から北尾根を戻り、ネクタイ尾根を唐沢川へと下る。
ネクタイは撤去されてしまったようだが、ネクタイ尾根と呼ぶのふだろうか?
迷うようなところは無く、最後は、作業道に導かれて、石尊沢へ降り立った。
唐沢川を少し下った後、大ノ沢出合いから、大ノ沢右岸尾根に取り付き、西沢ノ頭の少し南側で再び北尾根へ。
序盤の急登がきつかったが、こちらも危険なところや迷うようなところは無く、北尾根へと登り返す事が出来た。
ミズヒノ頭から16号鉄塔を経て、最後は札掛へダイレクトに下るつもりだったが、ここで失敗。
740mあたりで、右手へ方向を変える地点は認識したのだが、左方向の尾根が良さそうに見えたので、こちらを選択してしまった。
一つ南側(左側)の尾根を下ってしまったが、問題なく県道に降り立つ事が出来た。
今日のコース、3回の大きなアップダウンで少し足にきたが、充実の山行となった。



[関連ページ]:
<NO.072 2004-10-23 札掛〜ヨモギ平〜地蔵尊〜三ノ塔〜新大日〜長尾尾根〜札掛>
<NO.141 2006-11- 4 札掛〜ヨモギ平〜地蔵尊〜鳥尾山〜新大日〜境沢〜札掛 >
<NO.143 2006-11-12 札掛〜境沢〜政次郎ノ頭〜行者岳〜鳥尾山〜地蔵尊〜ヨモギ平〜札掛 >
<NO.157 2007- 3-10 ヤビツ峠〜13号鉄塔〜14号鉄塔〜1021m〜北尾根〜大山〜三峰〜辺室山〜土山峠 >
<NO.162 2007- 4-28 札掛〜一ノ沢峠〜大山北尾根〜大山〜諸戸〜13号鉄塔〜14号鉄塔〜地獄沢橋>
<NO.180 2007-12-16 札掛〜15号鉄塔〜西沢ノ頭〜唐沢川〜杉ノ沢出合〜三峰〜唐沢林道〜19号鉄塔>
<NO.181 2008- 1- 3 ヤビツ峠〜11号鉄塔〜春岳山〜大山〜石尊沢右岸尾根〜梅ノ木尾根〜日向薬師>
<NO.186 2008- 4- 6 札掛〜一ノ沢峠〜唐沢川〜石尊沢〜大山〜ミズヒノ頭〜17号,18号鉄塔〜752m〜札掛>



7時少し前に札掛に到着。
駐車場には、4台ほどの車が停まっていた。
身支度をして出発。
「森の家」の前を通って、河原へと降りた。
水量が少なく、タライ小屋沢を飛び石で簡単に徒渉した。

←ヨモギ平への取り付き
   (2004-10-23の写真)

かつては、左の写真の2枚の看板が目印だったが、この看板は無くなっていた。
しかし、以前と比べて踏跡が益々はっきりしていた。
明瞭な踏跡で尾根に上がった。
 
明瞭な尾根を登って行く
 
紅葉の中に「丹沢ホーム」が見えた
 
クリスマスツリー
 
長尾尾根方面
 


 出発から1時間10分でヨモギ平に到着した。
 紅葉のピークは過ぎていたが、
 それでも良い雰囲気のヨモギ平。
 景色を楽しんだ後、BOSCOキャンプ場へ
 向けて出発した。
 

残念ながら雲が多い天気だったが、BOSCOキャンプ場へ向けて下って行くと、少し陽が指して来た。

←きれいな尾根を下って行く。

正面に、これから向う大山北尾根が見える。
丁度、13号鉄塔と14号鉄塔の中間あたりを正面に見て下って行く。
最後は、植林帯の少し暗い道となった後、キャンプ場に到着した。
 
キャンプ場へ到着した
 
BOSCOキャンプ場
 

県道を越えて、13号鉄塔に登り返した。

←鉄塔の間から、ヨモギ平を眺める。

ここからの眺め、雄大な眺めだが、
どうも天気に恵まれない。
塔ノ岳方面には雲がかかっていた。
 

1021mピークを過ぎて、北尾根との合流点へ向う。
お気に入りとなったルートだが、何本もの木が直線上に伐採してあった。
伐採して未だ日がたってないようだ。
伐採された木に、ピンクのリボンがあった。
1年前来た時、やたら多いピンクのリボンに疑問を持ったが・・・
どうも、あの時見たピンクリボンは、伐採の目印だったのかもしれない。
しかし、この伐採は何を目的としたものだろう? 不思議だ。
 
右手崩壊地から三ノ塔方面
 
北尾根が近づき、急登が始まった
 

10時45分に大山へ到着した。

←大山山頂から
   かろうじて海が見えた

さすがに人が多い。
少し休憩して、北尾根へ戻った。
 

大山山頂から13分でネクタイ尾根分岐へ到着した。
ネクタイは無いが、テープの目印があった。

←ネクタイ尾根の下降を開始した。

最初は、なだらかな尾根だが、すぐに急坂となった。
登りの場合は、けっこうきつい急登だろう。

ここで、右足の太腿にケイレンぎみの違和感。
急坂の途中で足を止めて、しばらく様子を見る。
タバコに火をつけていっぷくしていると、一人の男性が下ってきて、追い越していった。
急坂の途中の変なところでタバコを吸っているのが申し訳なく、あいさつのみで声をかけそびれてしまった。
 

←木々の間から、正面に三峰が見える。
 

少し休憩した後、足の違和感も無くなった。
危険なところも、迷うようなところも無く、順調に下って行く。
尾根が細くなった後、下の方に河原の気配を感じると、作業道の木の階段があらわれた。

←作業道の木の階段

この後、作業道は鋭角に右へ曲がり、少し戻るような感じで石尊沢側へ斜めに下って行く。
そして、石尊沢に突き当たると、左へ曲がって沢に沿って下っていった。
 
石尊沢に降り立って、振り返る
 
石尊沢側から、右手上が唐沢休憩場
 

すこし偵察した後、堰堤の右(右岸)を越えて、唐沢休憩場への道と分岐するところから、再び唐沢川の河原に降り立った。

←良い雰囲気の景色の中を下って行く。

唐沢川を下って行く、そろそろ取り付きかと思ったところに、古いスズランテープ。
そして、大ノ沢の水の流れが左手から合流していた。
・・と、順調そうに書いているが、地形だけで読解する能力は、私には無い。 GPSが絶大な威力を発揮していた。
 

尾根に取り付き、急な坂を登って行く。
最初の登りがきつい。
中盤は少し楽になった。
雰囲気の良い尾根を登っていく。
後半は、それほどきつい傾斜では無いが、北尾根との合流点が、気配はすれどなかなか到着しない感じできつかった。
登るにつれて、黄赤テープが多くなってくる。
北尾根との合流点にも、明瞭な黄赤テープがあった。
 
良い雰囲気の尾根を登って行く
 
北尾根との合流点から登った尾根を振り返る
 

少し休憩した後、北へ向う。
西沢ノ頭を過ぎて、ミズヒノ頭へ向う途中の紅葉が美しかった。
美しい景色に助けられて、快調に進んで行く。
 
紅葉
 
紅葉
 

ミズヒの頭から、17号鉄塔へ立ち寄ってみようかとも思っていたが、さすがに疲れた。
そのまま、16号鉄塔へ下る。
16号鉄塔から、歩いて来た尾根の紅葉を眺めた後、最後の下りへと向う。

←16号鉄塔近くのピーク
   「県道」方面へ向う
 

「県道」(地獄沢橋)方面の道を少し下り、地獄沢橋への道が左へ曲がるところで、進路を右方向へ変える。
そして、札掛へダイレクトで下るコースに入った。

←きれいな尾根を下って行く。

ここまでは良かったが、740mあたりで右へ進路を変えるべきところを、そのまま直進してしまった。
方向が違う事は判ったのだが、あまりに良い尾根の感じがしたので、そのまま下る事とした。
やがて植林地となり、木々の下方に車道が見えてきた。
 
変なところへ下ると車道へ降りるのに難儀すると、少し心配になる。
しかし、何の問題もなく、すなおに車道へ降り立つ事が出来た。

←県道へ出るところ
   予定していたより30mぐらい左へ降りた

県道を歩き、「森の家」脇の橋を渡って駐車場へ戻る。

3回の大きなアップダウン、初めての唐沢川への尾根、
充実の山行だった。
 

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