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ヤビツ峠 | : | 08:19 | ( 760m) | 秦野発7時35分 |
門戸口 | : | 08:40 | ( 650m) | |
諸戸山林事務所 | : | 08:50 | ( 620m) | |
ヘアピンカーブ | : | 09:00 | ( 600m) | 右手に取り付く |
13号鉄塔 | : | 09:40/10:00 | ( 880m) | |
14号鉄塔 | : | 10:18/10:23 | ( 870m) | 水平・巡視路経由 |
1021m | : | 10:40 | (1,021m) | |
北尾根合流 | : | 11:10 | (1,200m) | |
大山 | : | 11:17/11:27 | (1,252m) | |
見晴台分岐 | : | 11:37 | (1,120m) | |
989m | : | 11:50/12:03 | ( 989m) | ベンチで休憩 |
梅ノ木尾根分岐 | : | 12:13 | ( 880m) | |
唐沢峠休憩場 | : | 12:22/12:35 | ( 800m) | ちょっと偵察 |
840m分岐点 | : | 12:40 | ( 840m) | 左へ(右 不動尻) |
865m | : | 12:50 | ( 865m) | |
910m | : | 13:13 | ( 910m) | 七沢山?竹沢ノ頭? |
三峰(南峰) | : | 13:30 | ( 935m) | |
北峰 | : | 13:46/14:05 | ( 910m) | |
物見峠 | : | 14:43/15:03 | ( 635m) | |
辺室山 | : | 15:35/15:40 | ( 653m) | |
土山峠 | : | 16:17 | ( 300m) | 林道散策 バス 16:56 |
[行動時間] | : | 8時間20分 | [単独] [電車・バス] |
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13号鉄塔と二ノ塔,三ノ塔(14号へ向う水平路から) |
初めて、大山北の鉄塔ルートへ行った。 前半の鉄塔ルートは、「ようこそ! 山へ!!」の s-ok さんの2月25日のコースをトレースさせていただいた。 後半は、こちらも初めての大山から三峰へのハイキングルートを歩き、辺室山から土山峠へ下った。 曇りの天気で残念だったが、以前から気になっていた、鉄塔ルートを歩く事が出来た。 後半の大山三峰も、変化のある楽しい稜線歩きだった。 |
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秦野発7時35分のヤビツ峠行きのバスは、私を含めて10人程がつり革につかまって出発した。 丁寧な運転で、8時14分にヤビツ峠に到着した。 身支度の後、駐車場の奥から、門戸口への登山道に入った。 ←駐車場の奥、門戸口への登山道。 この道を歩く人は少ないようであり、少し荒れた感じの道だった。 後半の1ヶ所、堰堤の上に出て、アレ道が無い?・・と思ったら、右の方にテープがあり、堰堤を右から下った。 20分程で、門戸口の裏の駐車場に出た。 |
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沢に沿って門戸口へ向う |
木橋を渡って、門戸口の裏の駐車場へ出た |
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門戸口から県道を更に北へ向う。 10分で諸戸山林事務所に到着した。 12号,13号の黄色い標柱を確認した後、諸戸神社にお参りした。 この道は、車では通った事があるが、歩くのは初めて。 あたりの景色を楽しみながら歩く。 水沢橋で、742m方面への斜面を確認していると、一人の登山者に追い越された。 山慣れた人だろうか、あっと言う間に姿を見失った。 |
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諸戸山林事務所から、10分でヘアピンカーブへ到着。 以外と早く着いた。この分なら、札掛まで歩くのも、それほど苦にならないかもしれない。下りだし・・ カーブ手前の右側斜面は、三椏が沢山咲いていた。 満開にはチョット早い感じだ。 三椏の写真を撮った後、植林帯の斜面に取り付いた。 すぐに、明瞭な尾根となり、植林帯の急坂を登って行く。 |
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カーブ手前,右側斜面の三椏 |
最初は、こんな感じの登り |
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取り付きから8分で左手に鹿柵が現れる。 更に5分で、右手に鹿柵。 いつの間にか右手の鹿柵が無くなり、急登が少しやわらいだ所で一息いれる。 ←ここから尾根が細くなり、左手の鹿柵に沿って、 又、急登となる。 尾根は明瞭で迷うような所は無い。 ただひたすら、植林帯の尾根を登って行く。 |
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←左手鹿柵の向こうに14号鉄塔。 左手の後方には、丹沢三峰が見えて来た。 そして、左手前方には、鹿柵越しに、14号鉄塔が見える。 やがて、植林帯の向こうに、コンクリートと鉄柱が見えてきた。 前面鹿柵につきあたるが、右へ少し行くと、テキスト通り、鹿柵は倒れていた。 倒れた鹿柵から中に入り、土止を崩さないように、慎重に上側のコンクリート基部へ向った。 大山北の鉄塔に初めて来れた事、s-okさんが休憩されたであろうコンクリート基部に、自分が居る事に感激する。 |
![]() 植林帯の向こうに、コンクリートと鉄柱 |
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巨大な13号鉄塔を見上げる | |
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二ノ塔と三ノ塔 |
手前にヨモギ平、向こうは塔ノ岳 |
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![]() すぐに鹿柵を扉の無いゲートで越えた。 鹿柵から10m程進むと、黄色い標柱があった。 標柱の矢印に従い、左へ向う。 水平な経路があった。 ←左の写真 水平な鉄塔巡視路に 入ったところ。 |
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水平なトラバース道は、沢の源頭部の2,3ヶ所で道が崩壊していた。 ←崩壊部 踏み外すと、這い上がるのに難儀するな・・という感じであり、それほど高度感は無い。 しかし、足元は崩れ易いので、慎重にクリヤーして行く。 途中、13号鉄塔からの電力ケーブルの向こうに、三ノ塔がきれいに見えた。(今日の写真) 右側の斜面に岩と自然林が増えてきて、良い雰囲気の景色となった後、14号鉄塔のすぐ上の尾根に出た。 |
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前方の鹿柵に沿って5m程下ると、鹿柵が倒れていた。 鹿柵を越えて、更に下っていくと、14号鉄塔の基部に到着した。 ←14号鉄塔を見上げる。 確かに、碍子の付き方が、13号鉄塔と異なっている。 13号は水平方向、14号は垂直方向だ。 s-okさんのテキストに記載が無ければ、私は、全く気が付かなかっただろうが・・ |
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←14号鉄塔の基部から北方向。 下の方に15号鉄塔、その向こうの上部に16号鉄塔が見える。 16号鉄塔の右方向には、ミズヒノ頭,西沢ノ頭への北尾根、 そして、西沢ノ頭から尾根が15号鉄塔へと下っている。 14号鉄塔を出発しようとした時、上の方から、人の話し声が聞こえてきた。 カメラを携えた、3人の男性と、鹿柵のところですれ違った。鉄塔を訪れる人は、結構たくさんいるようだ。 |
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鹿柵を越えた後、雰囲気の良い自然林の尾根を登って行く。 力の無さそうな下草をなるべく踏まないように、薄い踏跡をトレースして行く。 ピンクのテープが沢山あった。 1000mで、13号鉄塔からの尾根と合流する。 逆方向の場合、14号鉄塔へ向う右側にテープが沢山見える。13号方面には、テープは無いようだった。 方向を左に変えて、平坦になった尾根の小ピークを越えて、14号鉄塔から20分程で、1021mピークに到着した。 |
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←1021mピークを振り返る。 逆方向の写真。 下り坂に転じた後、尾根が細くなっていく。 ブナとアセビの雰囲気の良い尾根を登って行く。 細い尾根上にも、ピンクのテープが沢山ある。 迷いようもない、一本道に沢山のテープ?・・・ このテープの目的は何んだろう?と疑問を持つ。 |
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雰囲気の良い尾根 |
尾根に水筒の忘れ物 |
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左手の北尾根の稜線が近づいてきて、右前方の大山山頂のアンテナが大きく見えるようになった。 右側に大きく展望が開けたところに出た。 ←V字型の谷の両側に、12号と13号鉄塔が立つ。 その間に、三ノ塔。 曇っているのが残念だ。 1021mピークから30分で北尾根に出た。 丁度、一人の男性と出合い、こちらにルートがあるのか?と問われたので、鉄塔経由で登って来たと答えた。 北尾根を歩くのは、次回の楽しみとして、大山へ向かった。 |
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大山の山頂は、桜が満開・・・ いや、いくら何でも早すぎる。 ![]() 今年は、暖冬で感覚が狂っている。 予期しなかった物を見た感じだが、 この時期、1250mの標高なら 不思議では無い。 |
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←大山山頂に到着。 トイレの裏側、アンテナ施設との間のところへ出た。 そこから直進して、グルリと一周してみた。 さすがに、沢山の人がいた。 騒がしいので、早々に出発して、ハイキングコースを下った。 山頂を出発して10分で見晴台分岐。 更に13分で明るい989mに到着した。 屏風沢右岸尾根へのルートを確認した後、すぐ先のベンチで休憩した。 この先、なだらかな広い尾根の後、梅ノ木尾根へのルートを右に見送ると、細尾根の下りとなる。 道は良く整備されている。 |
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989m 屏風沢右岸尾根方面 |
良く整備された登山道 |
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←989mピークから20分で、 唐沢峠休憩場に到着した。 東屋の左手が、唐沢川に下る作業道。 立入り禁止の真新しい柵があった。 三峰方面へは、真っ直ぐに正面の坂を登っていくが、右手の「旧道 不動尻」方面にも、立入り禁止の柵があった。 少し探索の後、正面の坂を登る。 |
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5分程で、840mピーク。 ←道標は、右手、不動尻を指している。 ここから、斜め左に向かい、三峰へのショートカットコースに入る。 明瞭な踏跡が続いている。 広い尾根がだんだんと狭くなり、雰囲気の良い景色が続く。 このルートが、正式なハイキングコースになっていないのが、不思議な気がする。( べつに、ハイキングコースにして欲しくも無いが。) 大山から三峰へ向うのに、不動尻を経由するのは、大きなロスだ。 三峰の稜線と比べれば、さほど危険なところも無い。 |
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雰囲気の良い尾根道 |
雰囲気の良い尾根道 |
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ショートカットコースの後半、尾根の少し左下を歩く感じとなり、緩く登って880mのピークを通過する。 逆方向の場合、一般登山道から右へ分岐(左の写真)して、坂を登った所で、右へ行く感じ。 ←一般登山道との合流点ベンチ 一般登山道に合流後、急な登りとなって、910mピークへ到着した。 右手、境界尾根方面へは、通せんぼのロープがあった。 この峰の名は、無名の峰,七沢山,竹沢ノ頭・・・ どれが正解? どれも正解か? |
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910mピークを過ぎると、細い尾根のアップダウンとなり、鎖や梯子が登場する。 事故も時々起きているという事に納得する。 幾つものピークを越えて行く。 910mピークから20分程で、南峰に到着した。 ここに、山頂標識とベンチがあったが、これが無ければ、どのピークが三峰なのか判断し難い。 一旦下って、又、細尾根のアップダウンとなる。 中峰は、ここかな?と思った所はあるが、確証は無い。 南峰ピークから16分で北峰に到着した。 |
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三峰(南峰)の山頂標識 |
南峰から北嶺へ向う鎖場 |
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←北峰のピーク 登山道は、ここで北東へ方向を変えて下って行く。 北方向の尾根へは、通せんぼするような形で、岩と木の枝があった。 ここで、ゆっくりと休憩。 持って来たビールを開けて、三峰まで無事来られた事に乾杯。 座っていると、風が冷たい。 ビール片手に、5m程下って風の無い所へ移動し、 鍋嵐と宮ヶ瀬尾根方面の展望を楽しんだ。 |
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14時5分に北峰を出発して、下降を開始した。 ここからは、鎖は無く、普通の登山道となった。 下り初めてすぐに、面白い石があった。 ←目玉石 火山弾が風化し タマネギ状に皮が剥がれたものとの事。 急な下りはすぐに終わり、ゆったりとした下り坂となった。 ゆったりとした道を進むと、左手崩壊地に出て、鍋嵐方面が良く見えた。 惣久山は、どこか解らぬままに通過。 右手、煤ヶ谷の分岐を直進して、急坂を下り、北峰から40分程で物見峠についた。 ここは、黒岩経路を通過した時に来た。今日で、2回目だ。 |
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鍋嵐 |
物見峠で休憩 |
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物見峠から、最後のピークである、辺室山へ向う。 鍋嵐分岐まで登ると、以後、ゆったりとした道となる。 左手に宮ヶ瀬尾根、下の方にチラチラと林道が見える。 ←辺室山の広い山頂。 少し先に、三角点がある。 土山峠へ向けてなだらかな坂を下る。 バスの時間待ちの間に、林道を少し探索しよう。 最後は、林道側に気をとらわれ過ぎて、道を見失い、坐禅石の後ろの所へズルズルと下った。 本来の登山口より、20m程、林道側に降り立った。 林道を少し探索した後、16時56分の本厚木行きバスに乗車した。 疲労感が心地よい。満足の山行だった。 |
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坐禅石 |
林道を散策 |