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大山北尾根
(札掛〜物見峠入口〜一ノ沢峠〜16号鉄塔〜北尾根〜大山〜諸戸〜13号鉄塔〜14号鉄塔〜地獄沢橋)
<2007年 4月 28日(土)>  NO.162
札掛 : 06:45 (  460m) 森の家Pに駐車
物見峠入口 : 06:57 (  460m)
一ノ沢峠 : 07:26 (  560m)
16号鉄塔 : 08:20/08:40 (  910m)
ミズヒノ頭 : 08:56 (1,050m)
西沢ノ頭 : 09:16 (1,094m)
大山 : 09:48 (1,252m) 諸戸へ下る
12号鉄塔 : 10:37/10:52 (  800m)
諸戸山林事務所 : 11:13 (  630m) 12号,13号分岐点
13号鉄塔 : 11:44 (  880m)
尾根合流 : 12:00 (1,020m)
14号鉄塔 : 16:20 (  870m)
地獄沢橋 : 12:34 (  570m)
札掛 : 12:55 (  460m)
  [行動時間] : 6時間10分 [単独]        [車]

[コースマップ]:大山北尾根コース全体図



GWの初日、午前中は晴れの天気予報だが、午後に寒冷前線が通過するとの事。
どこへ行こうか迷った末、札掛を基点として大山北尾根を巡る事とした。
大山から諸戸へ下った後、13号,14号鉄塔を経由して、地獄沢橋へ出た。
雲が多く、展望は今一だったが、初めて大山北尾根を歩く事が出来た。
自宅へ到着した後に、急激に空が暗くなって雷雨となった。
早めに帰宅して正解だった。

尚、大山から諸戸山林事務所へ下るルート、04年版の旺文社のマップでは黒破線だが、07年版では消えていた。
しかし、明瞭な踏み跡があり、良いルートだった。



[関連ページ]:
<NO.157 2007-3-10 ヤビツ峠〜13号鉄塔〜14号鉄塔〜大山〜三峰〜辺室山〜土山峠>
<NO.175 2007-11-17 札掛〜ヨモギ平〜大山北尾根〜ネクタイ尾根〜唐沢川〜大ノ沢右岸尾根〜16号鉄塔>
<NO.180 2007-12-16 札掛〜15号鉄塔〜西沢ノ頭〜唐沢川〜杉ノ沢出合〜三峰〜唐沢林道〜19号鉄塔>
<NO.181 2008- 1- 3 ヤビツ峠〜11号鉄塔〜春岳山〜大山〜石尊沢右岸尾根〜梅ノ木尾根〜日向薬師>
<NO.186 2008- 4- 6 札掛〜一ノ沢峠〜唐沢川〜石尊沢〜大山〜ミズヒノ頭〜17号,18号鉄塔〜752m〜札掛>



県道秦野清川線を札掛へ向かう。大洞橋から札掛の間、所々で道路側面の工事が継続していた。

札掛森の家の大きな駐車場に車を停めて、物見峠入口へ向けて県道を歩く。
15分程で物見峠入口に到着して、川へ向けて下ると、すぐに立派な鉄の橋があった。

鉄橋を渡って左へ向かう。
尾根を巻くような道を行くと、森の家からの遊歩道と合流。
更に進むと、物見峠入口から15分で沢を木橋で渡る。
3本目の木橋を渡ると、左斜面への登りが始まった。
 
物見峠入口から川へ向けて下ると立派な鉄橋
 
物見峠入口から15分、最初の木橋
 

斜面をジグザグと登ると、すぐに尾根に乗った。
巨木の森、良い雰囲気の尾根を行く。
根っこや岩の尾根を進む。
尾根から少し左へ外れて、左方向へ弧を描く感じとなり、
物見峠入口から30分で、一ノ沢峠へ到着した。
 

一ノ沢峠

道標は、物見峠入口と黒岩方面を指している。
南の大山方面に道標は無いが、明瞭な踏み跡があった。
 

一ノ沢峠から大山へ向かう。
巨木の気持ちの良い尾根が続く。
 

←752m逆方向注意点
   (逆方向の写真)

写真では判り難いが、真ん中の石柱にピンクのテープが巻かれている。
 

752mで左へ折れて平坦な尾根を進むと、すぐに、植林帯の木の根っこの尾根となった。
更に進むと、松が多くなった。

左側に17号鉄塔が見える。
17号鉄塔からの電線が、正面の尾根上方へ向かっているが、16号鉄塔は見えない。

少し傾斜を増した尾根を登って行くと、913mピークに到着した。 ピークに石柱があり、右手に手作りの道標。正面向こうに鉄塔が見えた。
 
ピークにある石柱の向こうに16号鉄塔
 
左手「大山」右手「県道(地獄沢橋)」の道標
 

←16号鉄塔から、下の方に15号鉄塔。
   その向こうに、14号,13号鉄塔が見える。
   曇っているのが残念だ。

鉄塔から少し下った鞍部に、17号鉄塔方向を指す黄色い標柱があり、黒いプラスチックの階段が、左下方へ向かっていた。
ここから17号鉄塔へ向かい、17号鉄塔からミズヒノ頭へ向かう手もあるか・・と思ったが、今日は、初めての北尾根。
すなおに、ミズヒノ頭へ向かう事とした。
 

16号鉄塔から16分。
標高差150mを登り、ミズヒノ頭に到着した。
黄緑色の草地が心地よい。

これから向かう西沢ノ頭から、大山へのルートが良く見えた。
 
気持ちの良い尾根
 
西沢ノ頭
 

色々なサブルートの分岐点を確認しながら歩き、16号鉄塔から約70分で大山へ到着した。
大山へは、これが3回目だが、3回ともに天気が悪かった。
お参りをした後、早々に下山へかかる事とした。
 

トイレの脇を東側へ向かう。
山名の書いた看板を過ぎてしばらく行くと、右方向に踏み跡があった。
更に進むと、右手に白い看板。ここにも、ハッキリした踏み跡がある。
ここから、東方向に入って、諸戸に向かった。
最初は、スズタケに中の道。
右方向から踏み跡が合流する。たぶん、最初に見た入口からの踏み跡だろう。
 

しばらく下ると、良い尾根となった。
気持ちの良い尾根道から、急坂となり、尾根が細くなった。
しかし、又、下草の気持ちの良い尾根に戻った。
 

←大山山頂から約40分
   12号鉄塔への分岐に到着した。

尾根から外れて、左方向へ曲がる。
すぐに鹿柵があり、扉から植林帯へ入った。
かなり下るのかな・・と思っていたら、植林帯の中の水平な経路が続く。
 

やがて、2回目の鹿柵の扉があり、これを出ると、苔むした堰堤があった。
堰堤の上流側で枯沢を渡り、そこから登りとなる。
道は、かなり崩れてはいるが、危険な所は無い。
やがて、黒色プラスチック階段の登りとなり、鹿柵の扉を出ると12号鉄塔に到着した。
分岐点から12分だった。
 

←12号鉄塔
 

来た道を戻り、10分で黄色い標柱のある12号鉄塔分岐点へ戻った。

尾根道に戻り、2分進んだところで、右方向への下降点。

←右方向下降点。
   明瞭な踏み跡がある。

右側へ下ると、植林帯に入る。
植林帯を10分下ると、カンスコロバシ沢脇の登山道入口に到着した。   
 

←登山道入口
   右方向が12号鉄塔,大山方面。
   直進、13号鉄塔方面だが、木の枝で通せんぼ
   左側に一段降りると、カンスコロバシ沢。

カンスコロバシ沢・・不思議な名前だ。どんな由来だろう
沢に降りて、左方向を見ると、木々の間に山林事務所の建物が見えた。

ここから、車を停めた札掛へ戻るが、ルートをどうするか。
未だ12時前、天気も大丈夫そうだ。
ここから、13号鉄塔に登り、14号鉄塔から地獄沢橋へ下る事とした。
 

沢の上流側へ進む。
すぐに、橋と言うより橋の残骸があった。
橋の向こうに赤いテープがある。
飛び石つたいで沢を渡り、正面の植林帯の斜面に取り付いた。
 

取り付いた植林帯の急斜面。
伐採された木を避けながら、急登した。
 

しばらくすると、まともな尾根となった。
標高780mで少し平坦な尾根となった後、800mで右下から鉄塔巡視路が合流してきた。
鉄塔巡視路は、沢を上流側へかなり進んだ後に、左へ上がるルートのようだ。
825mで、左からの尾根と合流する。
前方に13号鉄塔が見えて来た。
急登の後、標高880mで13号鉄塔に到着した。
 
←13号鉄塔と三ノ塔。
   曇っているのが残念だ。

更に、上へ向かう。
壊れた鹿柵を越えると、すぐに、14号鉄塔への水平経路の分岐。黄色い標柱がある。
今日は直進して、尾根合流点まで行く事とした。

1000mを越えて、14号からの尾根と合流した。
ここで方向を左に変えて、下りに転じる。
雰囲気の良い尾根を下り、13号鉄塔から34分で14号鉄塔に到着した。
 

←14号鉄塔。

今日は、16,12,13,14号と、4本の鉄塔を巡った。
そのうちに、1日に鉄塔何本ゲット出来るか! 
に挑戦してみるか・・
 

14号鉄塔から地獄沢橋へ下る。

←大量のピンクテープと赤いプラ標識。

この、大量のピンクテープと赤いプラ標識は一体何だろう。
道案内の目印で無い事は明白だが、林業関係でもなさそうだし、何かの調査の目印か?
地獄沢橋へ下るまで、続いていた。
 

最後は、伐採された木の枝で踏み跡不明となったが、すぐそこに林道が見えているので、適当に下った。

←林道の最初のヘアピンカーブのすぐ先に出た。
   前方が県道方面へのヘアピンカーブ
 

林道に出た後、5分で県道に出て地獄沢橋を渡った。
県道を20分歩き、札掛へ到着した。

←吊橋を渡って、札掛森の家へ。

曇っていたのは残念だったが、初めて大山北尾根を歩く事ができ、満足の山行だった。
 

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