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ヤビツ峠〜門戸口〜11号鉄塔〜春岳山〜大山〜石尊沢右岸尾根〜唐沢川〜
唐沢峠〜893m〜梅ノ木尾根〜大沢分岐〜日向薬師

<2008年 1月 3日(木)>  NO.181
ヤビツ峠 : 08:53 (  760m)
門戸口 : 09:28 (  650m)
11号鉄塔 : 09:54/10:00 (  800m)
春岳山 : 10:21 (  949m) 一般登山道へ
大山 : 11:00/11:20 (1,252m)
1170m下降点(大山の肩) : 11:29 (1,170m) 石尊沢右岸尾根へ
唐沢川 : 12:20/12:38 (  750m) 石尊沢,南大山沢出合
唐沢峠休憩場 : 12:45 (  800m)
梅ノ木尾根分岐 : 13:00 (  880m)
778m : 13:29 (  778m) 日向キャンプ場分岐
大沢分岐 : 13:39 (  700m)
二ノ沢の頭 : 13:50 (  670m)
鞍部 : 14:35 (  340m) 日向山分岐
日向薬師 : 14:48 (  230m)
バス停 : 15:10 (  150m)
  [行動時間] : 6時間17分 [単独]        [電車・バス]

[コースマップ]: 11号鉄塔〜春岳山〜大山      石尊沢右岸尾根〜梅ノ木尾根〜日向薬師



11号鉄塔と三ノ塔
唐沢川


2008年の初山行は、正月らしく、大山から日向薬師へ。
快晴に恵まれて、気持ち良く山歩きを楽しむ事が出来た。



[関連ページ]:
<NO.157 2007- 3-10 ヤビツ峠〜13号鉄塔〜14号鉄塔〜1021m〜北尾根〜大山〜三峰〜辺室山〜土山峠>
<NO.162 2007- 4-28 札掛〜一ノ沢峠〜大山北尾根〜大山〜諸戸〜13号鉄塔〜14号鉄塔〜地獄沢橋>
<NO.175 2007-11-17 札掛〜ヨモギ平〜大山北尾根〜ネクタイ尾根〜唐沢川〜大ノ沢右岸尾根〜16号鉄塔>
<NO.180 2007-12-16 札掛〜15号鉄塔〜西沢ノ頭〜唐沢川〜杉ノ沢出合〜三峰〜唐沢林道〜19号鉄塔>
<NO.184 2008- 3- 1 谷太郎林道〜宝ノ山尾根〜竹沢ノ頭(七沢山)〜三峰〜唐沢峠〜大沢分岐〜鐘ヶ嶽>
<NO.186 2008- 4- 6 札掛〜一ノ沢峠〜唐沢川〜石尊沢〜大山〜ミズヒノ頭〜17号,18号鉄塔〜752m〜札掛>
<NO.187 2008- 4-12 広沢寺〜見城山〜日向山〜奥の院〜梅ノ木尾根〜大沢分岐〜見晴広場〜キャンプ場>



秦野駅で電車から降りると、バス停には長蛇の列が出来ていた。
臨時バスが運行されていて、ラッキーな事に2台目のバスで坐る事が出来た。
8時50分、ヤビツ峠に到着。身支度の後、門戸口へ向かう登山道に入った。

←門戸口へ向かう登山道

かなり荒れていて、登山道が崩れている箇所もあるが、危険な所は無い。
後半、堰堤上で行き詰る所は、堰堤の右側をクリアーする。
 

  ←30分程で、青山荘裏の駐車場に出た。

  県道に向かって、真っ直ぐ進む。
  県道に出ると、県道が左へ曲がる箇所
  の看板裏に「11号鉄塔へ至る」の黄色
  い標柱があった。

  植林帯の斜面へ取り付く。
  すぐに雑木林となり、明瞭な踏跡が現れた。
  黒いプラスチック階段もある。
  傾斜もそれほどきつくない。
  右に方向を変えると、正面に11号鉄塔が
  見えてきた。


 

←11号鉄塔と三ノ塔。
   (少し上へ登って、トップの写真)

青空をバックにした丹沢の山々が美しい。

景色を楽しんだ後に出発。
左手に12号,13号,14号鉄塔が見える。

930mで、明瞭な踏跡にぶつかった。
左方向が春岳山。
右方向は、ヤビツ峠から少し門戸口側に下るのだろう。
どちらも、驚くほど明瞭な踏跡だった。
 

  平坦になった尾根をのんびり歩いて行くと、
  12号鉄塔からの尾根と合流して、春岳山
  に到着した。
  
  ←春岳山の山頂
    赤帽杭にマジックで春岳山


 

春岳山を越えて、平坦な道を少し進むと、イタミツ尾根の一般登山道へ出た。

←ヤビツ峠 1.1km、大山 1.4kmの標識。
   この標識の背後が春岳山への入口。

ここからは、一般登山道。
沢山の人たちが行き来していた。
挨拶を交わしながら登って行く。
 

←山頂の手前は、行列状態。
   鳥居を越えて、山頂へ。

 

大山へは、これで5回目となるが、これまで天気に恵まれなかった。
今回、初めて大山山頂からの展望を見る事が出来た。

←少し霞んでいるが、江ノ島が見える。

お参りした後、西側の展望を写真に撮った。 (下の写真)
 
富士山
 
三ノ塔,塔ノ岳,丹沢山
 

喧騒の大山山頂を出発して東へ下る。
10分ほどで平坦な道となり、「大山の肩」の標識があった。
標識のすぐ先で登山道を外れて左に入る。

いよいよ、石尊沢右岸尾根の下降開始だ。
入口は少し曖昧だが、すぐに明瞭な踏跡があった。
数分で小さな鉄塔に出る。
大山山頂のアンテナに向かってケーブルがのびていた。
下の写真:大山山頂と北尾根。
 
 

小さな鉄塔を越えて更に下って行く。
以外にも、明瞭な踏跡が続いている。
目印のテープも随所にあった。
 

←合体した木

 

標高930mあたりで、初めての分岐点。
直進方向, 右方向の両方にテープがあった。
梅ノ木尾根へ向かうには、右方向が近道だが、今日は直進して唐沢川へ向かう。

尾根が細くなり、尾根上の根っこを越えていく。
しかし、危険な箇所は無い。
 

やがて、左下に石尊沢が見えて来た。
沢に向かって下る事も出来そうだが、尾根を直進した。

←最後の下り。
   左が石尊沢
   右下に青いテントが見えて来た。
 

大山の肩から約50分で石尊沢,南大山沢出合に到着した。

←正面の河原に出て、左方向に堰堤がある。
   (トップの写真)

堰堤の近くまで行き休憩。
静寂の時を過ごす。
時々、小石が落ちるカラカラという音が聞こえる。
先ほどの大山山頂の賑わいが嘘のようだ。
 

休憩の後、堰堤の右側から作業道を登って唐沢峠へ。
例の通せんぼのロープをくぐって、唐沢峠休憩場に到着した。
 

唐沢峠休憩場から15分、893mピークを越えた所が、梅ノ木尾根の入口だ。
道標にマジックの手書き。
そして、すぐ先に下の白い標識。
「初心者不可」の記載があった。


 

梅ノ木尾根の下降を開始してすぐ。
明瞭な踏跡は左へカーブするが、直進方向にも曖昧な踏跡があった。
少し直進して偵察してみると、赤いテープもあった。
沢つたいに日向キャンプ場へ下るルートか?

戻って、明瞭な踏跡に乗る。
落葉が敷き詰められた良い道を進んでいく。

←入口から30分程で、778mピークに到着。
   赤帽杭は、「K7」。
   黄色い標識があった。
   (逆方向の写真)
 

778mピークから10分で大沢分岐。
今日は、右に折れて日向薬師へ向かう。

←逆方向の写真
   写真の左方向が日向薬師
 

←三峰をバックに、
   良い雰囲気の道標
 

大沢分岐で右に折れると、右側の視界が広がり大山山頂が見えた。
雄大な眺めだが、写真は旨く撮れなかった。

←大沢分岐からニノ沢の頭への尾根。
   良い雰囲気の尾根もこれまで。
   ニノ沢の頭からは、植林帯の尾根となる。

NO.34の赤帽杭のニノ沢の頭を過ぎて下って行くと、前方にベンチが見えて来た。
道標があり、右手が奥ノ院だった。
奥ノ院もいつか行ってみたいが、今日は、そのまま直進。
 

奥ノ院への分岐を過ぎると、木の階段も出てくるが、作業道もあってまぎらわしい。
やがて右手に鹿柵があらわれて、鹿柵に沿って下って行く。

梅ノ木尾根入口から1時間35分で鞍部に到着した。

←鞍部から振り返る。

直進すると日向山だが、右に折れて日向薬師に向かった。
 

鞍部から13分で、日向薬師裏の駐車場に出た。

←看板が賑やかだ。
 

日向薬師にお参りして、2008年最初の山行を終えた。
大山と日向薬師、そして未知の尾根。
楽しい山行となった。
 

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