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札掛 | : | 06:20 | ( 460m) | 森の家手前に駐車 |
物見峠入口 | : | 06:32 | ( 460m) | |
一ノ沢峠 | : | 06:56 | ( 560m) | 黒岩方面へ |
小唐沢橋 | : | 07:27 | ( 450m) | 唐沢川へ |
左へカーブ地点 | : | 08:08/08:24 | ( 510m) | 少し先に祠 |
杉ノ沢出合 | : | 09:06 | ( 640m) | |
大ノ沢出合 | : | 09:17 | ( 670m) | |
石尊沢出合 | : | 09:38 | ( 750m) | |
尾根取り付き | : | 10:28/10:37 | ( 960m) | |
裸地 | : | 11:00 | (1,160m) | |
大山 | : | 11:21/11:50 | (1,252m) | |
西沢ノ頭 | : | 12:21 | (1,094m) | |
ミズヒノ頭 | : | 12:41 | (1,040m) | 17号鉄塔へ向う |
17号鉄塔 | : | 13:02 | ( 800m) | 18号鉄塔へ向う |
18号鉄塔 | : | 13:35/13:40 | ( 650m) | |
大山北尾根 | : | 14:07 | ( 800m) | |
752m | : | 14:15 | ( 752m) | 直進して札掛へ |
園地 | : | 14:49 | ( 510m) | |
札掛 | : | 15:00 | ( 460m) | |
[行動時間] | : | 8時間40分 | [単独] [車] |
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唐沢川の滑滝 |
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石尊沢からの尾根、裸地から三峰 |
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正面に17号鉄塔と、それに続く鉄塔群 |
唐沢川を登り、石尊沢から大山へ至るコースを計画した。 唐沢川は、危険なところや徒渉に苦労するような箇所は無く、適当に右岸・左岸を選びながら歩けた。 石尊沢も同様に危険な箇所は無かったが、取り付きからの尾根はかなりの急勾配だった。 下りは、ミズヒノ頭から17号鉄塔,18号鉄塔に立ち寄った後、北尾根へ登り返して、 752mから札掛の園地へ下った。 新緑には未だ早いが、春の気配の中を気持ち良く歩く事が出来た。 !!!札掛の駐車場、道路工事の為に閉鎖中!!! |
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札掛に到着して、いつもの駐車場へと思ったら、なにか様子が変だ。 大量の赤土と重機。 そして、仮設事務所(たぶん道路工事用)があり、駐車場が閉鎖されていた。 しかたなく、森の家手前の広い道路の路肩に車を停めた。 ←閉鎖された駐車場 6時20分、物見峠入口へ向けて県道を歩き出す。 そして、15分ほどで物見峠入口に到着した。 |
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物見峠入口から一ノ沢峠へ向う。 鉄の橋を渡って進んで行くと、登山道がきれいに整備されていた。 ← 一ノ沢峠の手前(左にカーブすると一ノ沢峠) きれいに整備された登山道。 一ノ沢峠から黒岩方面へ向う。 こちらは、少し荒れぎみの登山道を下って行き、10分ほどで唐沢林道に降り立った。 朝日に輝く鉄塔を左手後方に見て唐沢林道を進む。 大月橋(オオヅキのようだ)を過ぎ、7時27分に小唐沢橋に到着した。 |
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→小唐沢橋から唐沢川を見る。 しかし、何故「唐沢橋」で無く、「小」が付くのだろう? 小唐沢は、途中で右岸に流れ込む支流だと思うのだが・・・ などと考えながら、右岸の経路から大山へ向けて出発した。 右岸の経路はすぐに消えて、河原に降り立った。 右岸,左岸を適当に選びながら、良い雰囲気の沢を登って行く。 炭焼窯の跡がある。いくつあるのか、途中まで数えたのだが、判らなくなってしまった。 小唐沢橋から18分で右岸に小唐沢が流れ込む。 更に18分で、18号鉄塔下の沢が左岸に合流した。 |
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良い雰囲気の唐沢川 |
炭焼窯跡と合体した木,18号鉄塔下付近 |
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18号鉄塔を目の前に見た後、 唐沢川は左へ大きくカーブする。 杉ノ沢との中間地点あたりだろう。 ここで、景色を眺めながら休憩した。 ←唐沢川が大きく左へカーブする地点。 休憩の後、少し進むと右手前方の高台が周辺の景色とは少し違う雰囲気だ。 更に近づくと、高台の上に祠が見えた。 |
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右手前方の高台の上に祠 |
祠におまいり |
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雰囲気の良い滑滝(トップの写真)を見た後、9時6分に杉ノ沢出合に到着した。 小唐沢橋から1時間30分ほどだった。 ←杉ノ沢出合 ここからは、歩いた事のあるルートだ。 初めてのルートを歩き終えた事に満足し、一安心して更に進む。 大ノ沢出合を過ぎると伏流水となって水流が消える。 堰堤を通過して、次の堰堤手前で、左上の作業道へ上がって堰堤上へ出た。 |
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堰堤上に出て、来た方向を振り返る |
石尊沢出合にて、房桜 |
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ここからは、石尊沢から大山を目指す。 倒れたテントを左手に見た後、石尊沢を進んで行く。 すぐに水流が復活した。 ←石尊沢の前半部 さほど苦労する事なく、右岸,左岸を適当に選びながら進んで行く。 下写真@、右でも左でも登れそうだったが、左手(右岸)を通過した。 後半部の下写真Aも難なく正面から通過した。 |
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@左手(右岸)を通過 |
A正面から難なく通過 |
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やがて真正面に尾根が見えて来た。 ここで、次の急登にそなえて休憩した。 ←標高960m、真正面に尾根 休憩の後、真正面の尾根に取り付く。 四つん這いになって、木々につかまりながら登って行く。 この急坂を下るのはおっかないだろう。苦しいが、登りの方が高度感は無い。 25分ほどの急登で前方の様子が少し変ったと思ったら、裸地に飛び出した。 標高は1,160m。 足場に注意しながら、まわりの景色を楽しんだ。 |
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裸地から大山山頂、アンテナが見える。 |
石尊沢右岸尾根の小さな鉄塔部 |
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右上写真(小さな鉄塔部)から見た裸地と北尾根(2008-1-3 撮影 NO.181) | |
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裸地からの登りは少し傾斜がやわらぐが、それでもきつい登りだ。 やがて、少し左方向へトラバースする感じとなる。 赤いテープが所々にある。 崩れ易い斜面をトラバースして行くと、前方にアンテナの施設が見えて来た。 もうすぐ・・と思ったら、前方に真新しい柵があり、行く手を阻まれた。 しかたなく、北尾根の登山道を目指して柵に沿うように右手へ進んだ。 北尾根の登山道に出ると、真新しい脚立があった。 脚立を越えて、大山山頂に到着した。 ←北尾根登山道の脚立。 すぐ奥にアンテナの施設が見える。 |
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大山山頂。晴天だが霞み |
塔ノ岳方面 うっすらと富士山が見えた |
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ゆっくりと休憩して腹ごしらえした後、先ほどの脚立を越えて北尾根に入った。 そして、1,021mへの分岐点を過ぎたところで、工事用のモノレールが左下から上がって来た。 これが、噂のモノレールか・・と確認する。 昨年見た、大量のピンクテープの謎、木々が伐採された尾根の謎。 すべて、このモノレールで謎が解けた。 自然破壊のような気もしたが、長期的には、この整備作業によって山が守られるのだろう。 ←北尾根に伸びるモノレール |
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モノレールに沿うように北尾根を進む。 ネクタイ尾根の分岐点にモノレールの交差点(すれ違い用?)のような施設があった。 その先もしばらくモノレールは続くが、やがて急激に左方向へ下って行って見えなくなった。 ←12時41分にミズヒノ頭に到着。 大山方向を振り返る。 そして、ここから17号鉄塔へ向けて下降を開始した。 木の枝が邪魔な箇所があるが、順調に下って行く。 途中、正面の17号鉄塔と、それに続く鉄塔群がきれいに見えた。(トップの写真) 終盤に左からの巡視路と合流した後、ミズヒノ頭から21分で17号鉄塔に到着した。 |
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17号鉄塔 |
17号鉄塔から三峰方向 |
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←18号鉄塔へは、巡視路が続いていた。 黒い階段を、順調に下って行く。 標高720m、思ったより少し早いタイミングで、前方にとうせんぼのロープがあらわれた。(下写真@) ここから、左へ曲がってトラバースしながら下って行く。 沢の手前まで下ると、黄色い標柱に従って沢沿いに右方向へ曲がる。 少し進むと、下写真Aの看板があった。看板に従って左へ曲がって沢を渡る。 沢の向こうの木の枝に「大ヅキ尾根」と書いたテープがあった。 「オオツキ」では無く、「オオヅキ」のようだ。 ここから少しトラバースした後、尾根に乗って18号鉄塔に到着した。 |
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@とうせんぼのロープ |
A初めて見るタイプの看板 |
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B「大ヅキ尾根」のテープ |
18号鉄塔 |
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18号鉄塔からは、北尾根に向けて登り返す。 急尾根を覚悟していたのだが、けっこう良い雰囲気の尾根だった。 ←思っていたより良い雰囲気の尾根 木の枝を折らないようにルートを選びながら進む。 やがて右手から植林帯が上がって来て、最後は急登となった。 右手に北尾根が見えて、トラバースすれば近道のようだったが、尾根の分岐点を目指して直登した。 |
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18号鉄塔から30分ほどで北尾根に合流した。 ←北尾根との合流点 黄色いテープが一つあった。 何の変哲も無い尾根の中間といった感じであり、ここから下る場合は見逃してしましそうなポイントだ。 |
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北尾根に出て、8分で752mポイントに到着した。 中央の木に赤いテープが巻かれている。 右手の一ノ沢峠方面にも、赤いテープがあった。 ここから、正面から少し左に進路をとって下って行く。 以前、札掛の園地を通った時、山頂へ・・という標識があったと記憶している。 山頂がどこか判らないが、とにかく園地には下れると思うのだが・・・。 |
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←伐採された木が少し邪魔だが、 思ったより良い尾根だった。 650mで右手に鹿柵が見えた。 扉が見えるので、入るか否か・・考えながら近づくと、扉には鍵がかかっていた。 右手の鹿柵に沿って少し下ると、作業道があらわれた。 以後、作業道が時々消えて、又、あらわれた。 580mピークは、何もなし、樹木で視界も無い。 更に下っていくと、510mで園地のベンチが見えて来た。 山頂といった感じでは無く、周回する遊歩道の最上部のようだ。 遊歩道の広い道を下り、水辺の広場に到着した。 充実の山行だった。余韻を楽しみながら駐車場へ戻って、本日の工程を完了した。 |
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正面に園地のベンチ |
水辺の広場 |