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谷太郎林道〜境界尾根〜竹沢ノ頭(七沢山)〜865m〜唐沢川
〜杉ノ沢右岸尾根〜三峰(中峰)〜惣久経路〜リバーランド

<2008年 3月 16日(日)>  NO.185
谷太郎林道終点 : 06:00 (  250m)
760m : 07:18 (  760m) 26号 石柱
29号ピーク : 08:05 (  805m)
30号ピーク : 07:32/07:52 (  810m)
32号ピーク : 08:02 (  840m)
竹沢ノ頭(七沢山) : 08:19 (  910m) 34号 石柱
865m : 08:46 (  865m) 右下、唐沢川へ向う
唐沢川 : 09:07 (  680m) 大ノ沢出合の少し下流
杉ノ沢出合 : 09:14/09:45 (  650m) 杉ノ沢右岸尾根へ
880m : 10:19 (  880m) 右へ
三峰(中峰) : 10:36/10:42 (  910m)
惣久経路入口 : 11:10 (  780m) ??で通り過ぎた
惣久山 : 11:25 (  780m) 下降を開始
616m : 11:54/12:04 (  616m)
415m : 12:25 (  415m) 390mで左へ
谷太郎林道 : 12:51 (  190m) リバーランド付近
谷太郎林道終点 : 13:20 (  250m)
  [行動時間] : 7時間20分 [単独]        [車]

[コースマップ]: 境界尾根      惣久経路



境界尾根 32号ピーク(だと思う)
左:杉ノ沢,右:唐沢川


谷太郎林道終点に車を停めて、境界尾根を登って、惣久経路を下った。
境界尾根、前半の植林帯の急登がいまいちだが、760mを過ぎると良い雰囲気の尾根となった。
惣久経路の入口、道標の脇の通せんぼロープの所と記憶していたが、いざ下ろうとすると尾根が無い。
調査不足だった。惣久経路は、ここからトラバースして行くのだが、ダイレクトに尾根を下るものと思い込んでいた。
帰ってから調べて納得したが、この時は、経路入口のテープに疑問を抱きながら尾根を求めて更に先へ進んだ。
そして、惣久山のピークあたりから、スズタケの中に入って下降を開始した。
途中、暗い植林帯があるものの、616m,415mあたり、なかなか良い尾根だった。



[関連ページ]:
<NO.184 2008- 3- 1 谷太郎林道〜宝ノ山尾根〜竹沢ノ頭(七沢山)〜三峰〜唐沢峠〜大沢分岐〜鐘ヶ嶽>
<NO.186 2008- 4- 6 札掛〜一ノ沢峠〜唐沢川〜石尊沢〜大山〜ミズヒノ頭〜17号,18号鉄塔〜752m〜札掛>



6時少し前に林道終点に到着した。
既に3台程の車が停まっていたが、今日は、正規の駐車スペースに車を停める事が出来た。
身支度をして、6時に出発。

木橋を渡り、大小屋沢に沿って直進する。
すぐに、堰堤(大小屋ダム)が見えて来た。

堰堤の脇で、左手の尾根に取り付いた。(下写真@)

急坂をグイグイと登っていく。
10分程の急登で尾根に乗った。
何の目印かは判らないが、白いペンキが続いていた。
(下写真A)
 
@堰堤の脇で左手の尾根へ
 
A尾根に乗ると、白いペンキが続いていた
 

左から尾根が上がって来て、又、急登となる。
時々、曖昧な踏跡に乗りながら、適当にジグザグと登っていく。

←木の名前は?

標高480mで左手の尾根と合流。

標高520mで右手に鹿柵があらわれた。
鹿柵に沿うように登って行く。

標高650m地点で、鹿柵にオレンジの脚立があった。
すぐそばに、黄色いプラスチック杭と、194号の石柱があった。

更に、右手の鹿柵に沿って登って行く。
760mピークの少し手前、鹿柵にオレンジの脚立。
ここには、204号の石柱があった。
 
  出発から1時間20分で760m
  ピークに到着した。

  倒れた石柱を起して見ると、
  26号だった。
  
  


←760mピーク。
   登るにつれてガスが出てきた。
 

760mピークを過ぎると、雰囲気の良い尾根となった。
しかし、ガスが濃くなってきた。
そのうちに消えてくれると思っていたのだが、なかなか晴れてくれない。
早出をしたのが裏目にでたか・・・
 

29号の石柱ピークで、方向を右へ変える。
平坦な細尾根を数分で30号の石柱。
ガス待ちもかねて、ここで休憩した。

←30号の石柱付近の尾根。
 

32号ピークを越えて、細尾根を下る。

←このあたりが核心部か?

思ったより危険な箇所は無い。
アップダウンも思ったほど無く、わりと楽に登って行けた。
 

最後は、平坦になった尾根を右へ少し回りこむようにして、竹沢ノ頭に到着した。
出発から、2時間20分だった。

←登って来た尾根を振り返る。
   石柱は、34号。

ここからは、一般登山道を唐沢峠方面へ向う。
 

←竹沢ノ頭から下った鞍部。
   左下にベンチがある。

不動尻への道を左に別けて、直進する。
 

鞍部から15分程で、865mピークへ到着した。
唐沢峠への道は、ここから左へ下っていくが、今日は、右下の唐沢川へ下った。

←通せんぼのロープを跨いで、
   西へ下る。

最初は明瞭な尾根だったが、だんだんと尾根が広くなる。
どこを下っても良さそうな感じだが、標高800mあたりで方向を右(北西)に変えて下っていった。
 

←左下に唐沢川が見えて来た。

ダイレクトに唐沢川へ下るには傾斜が急過ぎる。
最後は、右側の涸れた小沢に下り、涸れた沢を5m程進んで唐沢川に出た。

865mピークから20分ほどで唐沢川に降り立った。
大ノ沢出合の少し下流、右岸の段丘が始まる地点だ。
そのまま右岸の段丘を杉ノ沢出合へ向う。


7分程で杉ノ沢出合に到着した。
ここへ来るのは、2回目。
ここもお気に入りの場所となった。
 
杉ノ沢
 
唐沢川の滑
 

杉ノ沢出合でゆっくりと休憩。
時間は未だ早い、唐沢川の下流を少し偵察しようかとも思ったが、中途半端な偵察は止めて、次の楽しみにとっておく事とする。

←休憩の後、右手の尾根に取り付いた。
 

10分程の急登で尾根に乗る。
そこから、良い雰囲気の尾根となった。

←880mピークの手前。

このコースは2回目だが、前回は、あまり観察する事無く通過してしまった感がある。
今日は、880mから中峰までのルートをじっくりと観察する。
木の根を折らないように気をつけながら、なるべく巻かないで尾根を進む。
 
根っこの細尾根
 
左手崩壊地
 

←霞んでいるのが残念だが・・
   丹沢山と丹沢三峰。
   その向こうに蛭ヶ岳。
   手前には大山北尾根と17号,18号鉄塔
 

唐沢川から50分程で中峰に到着した。

←登って来たルートを振り返る。

少し休憩した後、北峰へ向かう。
木橋がツルツルと滑りやすい。
一般登山道のほうが恐ろしい感じだ。
そういえば、先日、三峰で事故があったようだ。
慎重に行く。
 

北峰から大きく下り、少し登り返したところに、道標と通せんぼのロープ。

←ここが、惣久経路の入口と記憶していた。

しかし、下るべき尾根が無い?。
下る尾根は、もう少し先だ?。
(帰ってから調べて、トラバースすると納得したが・・・)
少し入ってみると、経路が消えている。・・ように見えた。
トラバースすると判っていれば、経路を発見する事が出来たと思うが、ここから尾根を下ると思い込んでいた。
目印のテープに疑問を抱きながら、惣久山を目指して一般登山道を更に進んだ。
 

左側崩壊地から鍋嵐を眺め、2回目の崩壊地あたり。
このあたりが、惣久山のピークのはずだが、入口らしき形跡は無い。
このあたりから下ろうと決めて良く見ると、木の枝に古いテープがあった。

←ここのスズタケに入って下った。

スズタケは、尾根部のみですぐに無くなった。
少し右方向に修正しながら下って行き、明瞭な尾根に乗った。
 

急坂を下って行くと、右下から明瞭な作業道があらわれた。
あとで考えると、これが、トラバースしてきた作業道だった。

←明瞭な作業道を下って行く。
 

616mピークへの緩い登りにさしかかると、作業道は右を巻いて行く。
作業道から外れて尾根を直登して行くと、木に青いテープが巻かれた616mピークに到着した。

←616mピーク
   展望は無いが、ゆったりとした
   いい感じのピークだった。

ゆったりと下って行くと、正面に鹿柵があらわれた。
少し右の壊れた扉から中に入った。(下写真A)
そして、数分で、又、鹿柵の壊れた扉をくぐる。
 
@616mからの下り
 
A標高580mで鹿柵に入る
 
左右に鹿柵を見て、左手の鹿柵に沿って下っていくと、
標高約400mで鞍部に到着した。
作業道は、ここから右下へ大きく下っていく。
当初は、ここから作業道を下って権現橋へ出るつもりだったが、時間も早いので、一番長いコースであるリバーランドへ向かう事とした。

左手の鹿柵に沿いながら登って行き、415mピークへ。
更に、ゆるやかな尾根を下って行く。

←415mピークからの下り。
 
標高390mで尾根の先端の感じとなる。
直進して権現橋方向へも下れると思う(未確認)が、左へ折れて、リバーランドへ向った。
急坂を下ると、暗い植林帯となった。

←暗い植林帯を下って行く。

わりと新しい鹿柵を2回通過して、最後は民家の手前で鹿柵を通過する。
 
右手に空き地を見て、林道に向って下って行く。
林道に出たところの石積の側壁は少し高いが、左へ向うと側壁が道路へと下っていた。

←リバーランドの向かい側に出た。

ここからは、林道の景色を眺めながら、車を停めた林道終点に向う。
30分程で林道終点に到着して、今日の山行を終了した。
 

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