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札掛〜ヨモギ平〜地蔵尊〜鳥尾山〜行者岳〜新大日〜境沢〜札掛
<2006年 11月 4日(土)>  NO.141
札掛 : 06:10 (  460m) 「森の家」駐車場
取り付き : 06:20 (  450m)
モミギ分岐点 : 06:42 (  640m) 丹沢ホームへ分岐
みどりの絨緞   : 07:00 (  800m)
ヨモギ平 : 07:27/07:53 (  970m)
地蔵尊 : 08:33 (1,200m) ここから一般登山道
鳥尾山 : 08:52/09:00 (1,136m)
新大日 : 09:48/09:53 (1,340m)
境沢分岐 : 10:05/10:30 (1,240m) 長尾尾根散策して戻った
境沢 : 11:05 (  960m) 沢沿いの道となる
登山口 : 11:55 (  700m) 札掛 3.0km,新大日 2.9km
林道終点 : 12:00 (  660m) モノレール基地あり
札掛 : 12:40 (  460m) 「森の家」駐車場
  [行動時間] : 6時間30分 [単独]        [車]

[コースマップ]:札掛からのコース全体図



境沢の小滝と紅葉


「ヨモギ平」の紅葉を期待して計画したが、残念ながら「ヨモギ平」はガスの中だった。
しかし、下りに使った境沢の景色が美しく、満足の山行となった。
札掛から「ヨモギ平」への道は明瞭。下りに使っても全く問題無い。
2年前に同じコースを登ったが、その時より踏み跡は明瞭になっていた。
新大日から境沢への下り、最初は植林帯の暗い道だが、途中から境沢沿いの美しい景色となる。
思っていた以上に良いコースだった。
広角・高感度・手ぶれ補正に惹かれて、新しいデジカメを買った。
今日は、新しいデジカメを持っての初めての山行。
どんな写真が撮れるか楽しみだったが、皮肉にも、ガスの中で高感度が早速に威力を発揮した。



[関連ページ]:
<NO.072 2004-10-23 札掛〜ヨモギ平〜地蔵尊〜三ノ塔〜新大日〜長尾尾根〜札掛>
<NO.143 2006-11-12 札掛〜境沢〜政次郎ノ頭〜行者岳〜鳥尾山〜地蔵尊〜ヨモギ平〜札掛>
<NO.175 2007-11-17 札掛〜ヨモギ平〜大山北尾根〜ネクタイ尾根〜唐沢川〜大ノ沢右岸尾根〜16号鉄塔>


    
5時に自宅を出発。今日は、塩水橋を越えて札掛へ向かう。
札掛の手前で林道に鹿がいた。
林道の中央をゆっくり歩いていた。

←車のライトに照らされた鹿のお尻。
   しばらく、鹿の後ろをゆっくりと進む。

山の中で出会う鹿は気配を感じると一目散に逃げていくが、
このあたりの鹿は、車や人には慣れてしまっているようだ。
 (熊も同じか?)
 

6時10分に札掛に到着。
「森の家」の駐車場に車を停めた。(20台程駐車可能)
既に5,6台の車が停まっていて、釣屋さん達が身支度を
していた。
準備をして出発。

←左の「森の家」へ向かう。
   ゲートが閉まっている場合は、右の道を行くと、
   吊橋へ降りる小路がある。

「森の家」の前を通り過ぎて、吊橋のある広場へ少し下る。
 

←タライ小屋沢の対岸、白い看板のところが取り付き。

渡渉する場所を探しながら、更に20m程進んだところで
河原に降りた。

2年前は水量が多く、ここで見事に川に落ちてしまったが、
今日は、問題なく石伝いに渡渉できた。

対岸に渡った後、「特別漁区」の白い看板を目指して戻った。

(※2007-11-17 「特別漁区」の白い看板は
   無くなっていた。)
 

←「特別漁区」の看板の奥。
   ここが、取り付きだ。

2年前と比べて踏み跡が明瞭になっていた。
2年前は踏み跡薄く、強引に尾根によじ登ったが、
今回は、明瞭な踏み跡に従って尾根に上がった。
 

すぐに、明瞭な尾根となる。
尾根に乗れば、あとは一本道、ひたすら登って行く。

←明瞭な尾根を登って行く。
 

取り付きから約20分で、モモジ分岐点。
ピンクのテープがあった。
丹沢ホームへ下れるとの事だが、確認はしていない。
 

更に20分で、みどりの絨緞に到着した。
テンニンソウの中を歩いた後、再度、植林帯に入る。

この後、平坦な道となり、鹿柵を2回抜けて、ヨモギ平へ向けてゆるく下っていく。
 

取り付きから1時間10分で「ヨモギ平」に到着した。

「ヨモギ平」はガスがかかっていた。
晴れていれば、さぞ美しい景色だろう・・残念。
しかし、ガスに煙った静寂の「ヨモギ平」も良い雰囲気だ。
ベンチで休憩して、写真を撮る。
 
 
 

静寂の「ヨモギ平」で休憩した後、三ノ塔へ向かう。
気持ちの良い尾根道が始る。
この尾根道も、お気に入りの道だ。

「ヨモギ平」を出発して10分程で、左への巻き道がある。
菩提峠からの林道へ出る道との事。
この道に入らず、尾根を真っ直ぐに登って行く。

気持ちの良い尾根道が続く。
けっこう急登だが、景色に助けられて登って行く。

最後は、笹の道となり、ヨモギ平から40分で、
地蔵尊のところに飛び出した。
 

←地蔵尊と登山道の出口。

三ノ塔へは、左へ曲がって、数十メートル戻る。
ガスで展望も無いので、右に折れて鳥尾山へ向かった。
 

鳥尾山手前、トトロのトンネル。
 

←ガスの中の鳥尾山荘。

鳥尾山から、行者岳,政次郎ノ頭,書策小屋と、
ガスの中を行く。

晴れていれば紅葉の山並みが見えるハズだが・・残念だ



地蔵尊から1時間10分で新大日に到着した。
休憩の後、塔ノ岳へは向かわず、長尾尾根方面へ下った。
 

今日は、初めてのコースである境沢を下るが、
長尾尾根の紅葉の様子も少し見る事とした。

境沢分岐まで下った後、少し長尾尾根を散策した。

←長尾尾根の紅葉
   ここもガスの中。
 

長尾尾根で休憩の後、境沢分岐まで引き返して、
10時30分、植林帯への下降を開始した。

最初は、植林帯の中の暗い道。
檜林の中を下って行く。

←真っ直ぐに伸びた檜林を見上げる。
 

しばらく植林帯が続いた後、岩ゴロの急な下りとなる。
急な坂を注意しながら下っていくと、前方に紅葉とベンチがあった。

←紅葉とベンチ

更に下っていくと、下の方に枯沢と木橋が見えてきた。
荒れた枯沢を再度渡り返して、かなりワイルドな道を行くと、境沢沿いの登山道となった。

紅葉と水の流れが美しい。
所々に小滝があった。
思っていたより良いコースだ。
新緑の頃も良いだろう。

 
 

←壊れかけた木橋

境沢分岐から1時間25分で、登山口に到着した。
地図では、1時間05分となっているが、これは無理だろう。
札掛3.0km 新大日 2.9kmの標識があった。

ジャリ道を5分程で、舗装された林道の終点に到着。
ここに、長尾尾根へ上がる、モノレールの基地があった。

通行止めのゲート,丹沢ホームを経て、登山口から45分で、森の家の駐車場に到着した。

前半のガスは残念だったが、下山に使った境沢の景色に
満足の山行だった。
 
林道に上がり、登山口を振り返る
 
舗装された林道の終点
 

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