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札掛~境沢~政次郎ノ頭~行者岳~鳥尾山~地蔵尊~ヨモギ平~札掛
<2006年 11月 12日(日)>  NO.143
札掛 : 06:25 (  460m) 「札掛森の家」駐車場
林道終点 : 07:08 (  660m) 作業用モノレール
登山口 : 07:15/07:23 (  700m) 札掛 3.0km,新大日 2.9km
ベンチ : 07:47 (  830m)
新大日1.4km道標 : 08:12 (  960m)
二条の滝 : 08:15/08:32 (  980m)
滝の落ち口 : 08:45 (  990m) 尾根への取り付き
政次郎ノ頭 : 09:16/09:41 (1,209m) ここから一般登山道
行者岳 : 09:54 (1,180m)
鳥尾山 : 10:10 (1,136m)
地蔵尊 : 10:35 (1,200m) 地蔵尊の脇を下る
ヨモギ平 : 11:05/11:42 (  970m)
みどりの絨緞(終点) : 12:02 (  800m)
モミジ分岐点 : 12:15 (  640m)
尾根終点 : 12:30 (  440m) 特別漁区の看板
札掛 : 12:42 (  460m) 「札掛森の家」駐車場
  [行動時間] : 6時間17分 [単独]        [車]

[コースマップ]:札掛からのコース全体図



紅葉のヨモギ平


先週に続いてヨモギ平へ。ガスで見れなかったヨモギ平のリベンジ。
今回は、境沢から政次郎ノ頭に上がった後、ヨモギ平を経由して札掛へ下った。
登りは、一般登山道が境沢から離れる二条の滝のところから、政次郎ノ頭へ登った。
急登だが迷うようなところや危険な箇所は無く、滝から30分で政次郎ノ頭へ到着した。
下りに使った場合は、かなり急な下りとなるが、問題は無さそうだ。
稜線に出てからは、塔ノ岳へは向かわず、今日の目当てのヨモギ平へと、地蔵尊を目指して下った。
ヨモギ平の紅葉は、ギリギリ最後と言った感じ。やはり先週がベストだったのかもしれない。



[関連ページ]:
<NO.072 2004-10-23 札掛~ヨモギ平~地蔵尊~三ノ塔~新大日~長尾尾根~札掛>
<NO.141 2006-11-4 札掛~ヨモギ平~地蔵尊~鳥尾山~行者岳~新大日~境沢~札掛>
<NO.148 2006-12-24 札掛~境沢出合~行者岳~塔ノ岳~政次郎ノ頭~境沢~札掛>
<NO.175 2007-11-17 札掛~ヨモギ平~大山北尾根~ネクタイ尾根~唐沢川~大ノ沢右岸尾根~16号鉄塔>



6時20分に札掛に到着。
「札掛森の家」の駐車場に車を停めた。
今日は、境沢を目指して、林道をタライ小屋沢の上流へ
向かう。

丹沢ホームを過ぎて、出発から25分で施錠されたゲートを通過した。
ゲートの手前に3台程度駐車出来そうなスペースがあった。

「札掛森の家」から45分程で、舗装された林道の終点に到着した。

←林道終点の右手に作業用モノレールの基地がある。
   林道の途中にも新しいモノレールの基地があった。
 

更にジャリ道を7分で、右から境沢が流れ込む登山口に
到着した。

←登山道の入口。
   正面の橋を渡り、道標のところを右へ曲がる。

ここで、行者岳への登り口を確認する。
札掛3.0km 新大日2.9km の道標の奥に、
目印のテープがあった。

今日は確認のみで、道標に従い右へ曲り、境沢沿いの
登山道に入った。
 
最初の木橋から
 
木橋の向こうで左岸に渡る

登山口から25分程で、沢沿いにあるベンチを通過。
更に25分で、新大日 1.4km の道標に到着した。
ここから登山道は、沢の左岸の細い道となり、
数分で二つの滝が見えてきた。
登山道の向かい側の滝と、上流側にもう一つの滝がある。

←左端に登山道向かい側の滝。
   右端の奥に二条の滝。

奥の二条の滝は、登山道からは少し見難い。
二つの滝の中間が、政次郎ノ頭への尾根となる。
 

登山道から沢に降りて、二条の滝の正面へ進み、
上からの落石に注意しながら休憩した。

←二条の滝

休憩の後、登山道に戻り、滝を高巻くように登っていく。
右へ折れて、涸れた沢へ向かうところに、道標があった。
この道標の奥から超ヤセ尾根を乗り越して、二条の滝の
落ち口へと急な坂を下った。
 


←滝の落ち口側からの写真。
   下った所を振り返る。

道標の奥から超ヤセ尾根を乗り越して下ったが、
もう少し写真の奥まで行ったほうが下り易い。
 


←二条の滝の落ち口を覗き込む。
   赤いモミジの葉が張り付いていた。
 

滝の落ち口を見た後、いよいよ政次郎ノ頭へ向かう。
上流側に向かって左手に尾根が見える。
滝から20m程上流側へ進んだところで、
尾根に向かって急坂に取り付いた。

←取り付いた斜面
   上に見える尾根を目指す。

取り付きを含めて、この先、テープ等の目印は全く
無かった。  しかし、とにかく上を目指せば問題無い。
 

上がったところは、平坦な鞍部のような尾根だったが、
少し行くと急登が始る。

←急峻な尾根を登る。

標高1,100mで少し平なところに上がるまで、
標高差100m,20分間の急登が続く。
木を掴みながら登って行った。
 

少し勾配が緩んだ後、左手に一枚岩の斜面を見て更に進むと、展望が開けてきた。
大山方面の紅葉の中で、ヨモギ平が、ひときわ輝いているように見えた。

←輝いているようなヨモギ平
   手前の尾根が、行者岳から境沢の登山口に
   至る尾根。
 

この後、傾斜が緩くなり、枯れたスズタケの緩斜面となり、
一般登山道に出た。

←政次郎ノ頭を見上げる。
   中央少し左の窪んだように見えるところに、
   一般登山道がある。
   ピークは、左手の木のあたりか?

一般登山道を越えて、ピーク(?)へ入って行くと、古いゴミが少しあった。
ここを今日のピークと決めて、持って来たビールを開けて休憩した。
晴れてはいるが、海側に雲があり、光のコントラストが強い。
時々、強い風が吹いていた。

休憩の後、地蔵尊へ向けての下りを開始した。
 
塔ノ岳方面を振り返る
 
太平洋側
 

何人もの登山者とすれ違い、行者岳から鳥尾山を経て、
地蔵尊に到着。

地蔵尊の左手奥から、ヨモギ平へ向かう登山道に入った。
 

最初は、すでに葉を落とした木々の中を下って行く。
下るにつれて、木々の色が鮮やかになっていった。
 

地蔵尊から30分でヨモギ平に到着した。
男性一人が写真を撮っていた。
右手奥のベンチにカップルが休憩していた。

ヨモギ平の紅葉は、全体的にはギリギリ最後と言った感じ。
ゆっくりと景色を楽しんだ後、出発しようとした時に、
6人程の団体さんがキャンプ場側から登って来た。
以前より踏み跡も明瞭になっており、多くの人が訪れるようになったようだ。
   
17
   

ゆっくり休憩した後、札掛に向けて出発。
緩い斜面を登り、鹿柵へ向かった。
鹿柵を2回通り抜けて、暗い植林帯に入る。
植林帯を抜けると、テンニンソウの緑の絨緞。
ヨモギ平から35分程で、モミジ分岐点。
左へ下ると丹沢ホームへ行けるようだが、確認はしていない。
モミジ分岐点を直進して、少し下ったところで、丹沢ホームの全景が良く見えた。 けっこう大きな建物だと知った。
尾根の両側から水の流れる音を聞き・沢の水を見て、尾根の終点を下った。

←尾根の終点。
   下に水の流れが見える。
   タライ小屋沢と藤熊川の合流点
 

ヨモギ平から約50分で、「特別漁区」の白い看板の奥へ
出た。
タライ小屋沢の上流側へ少し戻り、岩伝いに渡渉して、
「森の家」へ向かう。

←タライ小屋沢の上流側

久しぶりの晴天だったが、風が強く、今年初めての木枯らしが吹いた。
今日のコースは、稜線上の風が強い今日の天気にピッタリだったかもしれない。

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