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札掛〜境沢出合〜行者岳〜塔ノ岳〜政次郎ノ頭〜境沢〜札掛
<2006年 12月 24日(日)>  NO.148
札掛 : 06:19 (  460m) 森の家,駐車場
登山口(境沢出合) : 06:57 (  700m) 札掛3.0Km L字道標
830m : 07:17 (  830m) 尾根に乗る(下り分岐注意)
922m : 07:28 (  922m) 平坦なピーク
崩壊地 : 07:58 (1,150m)
行者岳 : 08:06 (1,185m) ここから一般登山道
政次郎ノ頭 : 08:22 (1,209m)
新大日 : 08:38 (1,340m)
塔ノ岳 : 09:07/09:30 (1,492m)
新大日 : 09:55 (1,340m)
政次郎ノ頭 : 10:09 (1,209m)
二条ノ滝(落ち口) : 10:32/10:58 (1,000m) ここから一般登山道
登山口(境沢出合) : 11:23/11:28 (  700m) 札掛3.0Km L字道標
札掛 : 12:00 (  460m) 森の家,駐車場
  [行動時間] : 5時間41分 [単独]        [車]

[コースマップ]: 札掛からのコース全体図      境沢出合〜行者岳,政次郎ノ頭〜境沢ルート図



塔ノ岳(木ノ又小屋先から)


快晴の天気予報。
夕方から用事があり、短い工程,好展望,初ルートの3点セットで、札掛からの塔ノ岳を計画した。
登りは、境沢出合の登山口から行者岳への初めてのルート。
下りは、政次郎ノ頭から境沢に至る、先日登った逆ルートを選んだ。
境沢出合の登山口から行者岳へのルートは、取り付きから830mの尾根に乗るまでが、少し荒れた感じのルート
だが、以後は、気持ちの良い尾根だった。
政次郎ノ頭から境沢への急下降、登りでは気が付かなかった小尾根の分岐が二箇所ほどあったが、先日登った
記憶もあり、問題なく下る事が出来た。
短い工程だったが、充実した山行だった。



[関連ページ]: <NO.143 2006-11-12 札掛〜境沢〜政次郎ノ頭〜行者岳〜鳥尾山〜地蔵尊〜ヨモギ平〜札掛>



今日は夕方から用事があり、自宅を5時に出発。
6時過ぎに札掛の駐車場に到着した。
未だ薄暗い中、林道を境沢出合の登山口を目指して出発。
6時57分、林道の終点から橋を渡って、札掛3.0Km,
新大日2.9KmのL字道標のある登山口に着いた。

L字道標の周りに、紙のゴミが散らばっている。
良く見ると、HPの資料を印刷した紙が小さく破かれて捨てられていた。 どうみても不注意で落とした感じでは無く、巻き散らかしたものだ。
捨てたヤツに腹が立つ。
どこのHPか判らないが、HPの作者が可哀想だ。
どうしようか・・と思ったが、ゴミ拾いは帰る時として、そのまま出発した。
 

一般登山道は、ここで右に曲がって沢沿いを行くが、行者岳へはL字道標の左手奥から尾根へ上がって行く。
入口すぐ奥の枝にテープがあり、何となく踏み跡がある。
踏み跡はすぐに不明瞭となるが、とにかく上へ向えば問題は無い。

←L字道標の左手奥から
   最初の登り
 

出発から10分程、標高750m地点で、両側が赤土の崩壊地へ出た。
崩壊地の傾斜は緩く、危険は無い。

赤土の裸地の最後は、尾根上の木を避けるように、右側へ少しトラバースして、細い尾根に乗った。
 

←ここから、モミの大木が多い普通の尾根となった。

すぐに、短い急登を経て、標高830mで本尾根に乗った。
 

←標高830m地点、逆方向の写真。

逆方向の場合、ここで右方向へ下って行く。
あまり目立たないが、赤いテープがあった。
 

ここからは、自然林の気持ちの良い尾根となる。
朝日に照らされた木々が美しい。
 

←平坦な尾根となり、標高922mを通過。

標高975m地点は、登りの場合は、あまり意識しないで通過してしまいそうだ。
下りの場合は、ブナの大木から少し右手へ行く感じ。
 

前方右手崩壊地の上に大きなブナが見えて来る。
細い尾根を進み、2本ブナの上へ上がった。

←標高1080m地点の2本ブナ。
   逆方向の写真

逆方向の場合は、右側の細い尾根へ向けて下る。
 

しばらく行くと、右手に崩壊地が見えてきた。
平坦になった、崩壊地上の細い稜線を進んで行く。

最後は、尾根上の木々を避けるような感じで、左に巻いて進んだ後、再度、尾根に乗る。
すぐに、前方に看板が見えて、行者岳に出た。
 

←行者岳
   左の看板の所へ出た。

富士山,塔ノ岳が真っ青な空を背景に見えてきた。
海側は、少しかすんでいた。
ここからは一般登山道を塔ノ岳へ向かう。




快晴の中、青い空のコントラストが美しい。
快調に登り、行者岳から1時間で塔ノ岳へ到着した。
 
新大日への登り
 
富士山と塔ノ岳
 
塔ノ岳 山頂
 
塔ノ岳 山頂
 

休憩の後、政次郎ノ頭へ向けて、登って来た道を下る。

書策小屋のあたり、登って来た時はカチカチだった道が、融けてグチャグチャになっていた。
塔ノ岳から40分程で、政次郎ノ頭に到着した。
ここから一般登山道から左へ曲がって、尾根を下って行く。

←境沢へ向けて下りだす。
   薄い踏み跡が出たり消えたりしている。
 

←小尾根を右に別けるとすぐ、右手に1枚岩が見える。
   岩場の向こう側が右に別けた小尾根
 

どんどん勾配がきつくなる尾根を注意しながら下った。
後半で、小尾根を左に別けて、更に急坂を下る。
下の方から沢の音が聞こえてくると、前方下方向に傾斜がゆるくなった鞍部が見えてきた。

←超急な尾根を下る。
 

鞍部に降り立ち、前方に小ピークが立ちふさがったところで、左側の斜面を沢に向けて下降した。
少し踏み跡らしきものに乗って下り、前回登った地点より少し奥に降り立った。
二条ノ滝の落ち口から、約30m上流側の地点だ。

←降り立った、沢のところ。
 

←二条ノ滝の落ち口

滝の落ち口を覗いた後、しばし休憩。
 

二条ノ滝の上部で休憩した後。
  一般登山道に出て、境沢に沿った道を行く。

←二条ノ滝の上部から左岸をよじ登り、
   一般登山道へ出た。
   ○印の木の向こうが一般登山道。
   道標の裏に出る。


ここから沢沿いの登山道を下る。
二条ノ滝から25分で、札掛3.0KmのL字道標に到着。
朝、行者岳へ向った出発点に戻った。
 
ここで、散乱していた紙のゴミ拾い。
 ↓散乱していた紙のゴミ



←ゴミ拾い完了。

橋を渡り、林道を札掛へ向う。
札掛の駐車場には、12時丁度に到着した。
短いが充実した山行だった。
 

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