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塩水橋 | : | 06:40 | ( 420m) | |
キュウハ沢出合 | : | 07:30 | ( 690m) | |
ゴルジュ | : | 08:09 | ||
日高経路入口 | : | 08:33/08:46 | ( 840m) | 日高経路へ |
三角ノ頭(寿岳) | : | 10:39/10:53 | (1,331m) | |
日高 | : | 11:42 | (1,461m) | 一般登山道と合流 |
竜ヶ馬場 | : | 12:05/12:12 | (1,480m) | |
丹沢山 | : | 12:40/12:55 | (1,567m) | |
円山木ノ頭 | : | 14:20/14:25 | (1,360m) | 弁天尾根へ |
ワサビ沢出合 | : | 15:28/15:37 | ( 710m) | |
塩水橋 | : | 16:15 | ( 420m) | |
[行動時間] | : | 9時間35分 | [単独] [車] |
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大日沢のゴルジュ |
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三角ノ頭, 長尾尾根, 大山(竜ヶ馬場から) |
久しぶりの山行は、雪の丹沢山を歩きたくなった。 登りは、キュウハ沢出合から初めての日高経路で三角ノ頭へ。 丹沢山から塩水橋への下りは、本間ノ頭南東尾根まで行きたかったのだが、途中で力つきて、弁天尾根を下った。 日高経路から三角ノ頭、そして日高までのラッセルで力を使いすぎた。 丹沢山からは、両足の太腿がケイレンぎみで、ヘロヘロ状態。 とても本間ノ頭まで行けないとあきらめた。 しかし、弁天尾根の下りは快調。 静かな銀世界を独り占めの感じで歩いた。 天気はいまいちだったが、久しぶりの雪景色を楽しむ事ができた。 |
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塩水橋に車を停めて、6時40分に出発した。 ←おなじみのゲート ここまでの林道に雪は無かったが、本谷林道に入ると、所どころに雪があった。 |
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出発から50分でキュウハ沢出合。 さらに進んで、すぐに本谷林道の終点に到着した。 沢に降りて、雪をかぶった河原を歩いて行くと、堰堤が見えて来た。 凍結した岩に注意しながら右岸に渡る。 堰堤手前で左岸に渡り、右側の急な岩場に取り付いた。 堰堤に這い上がる最後の所、雪が無い時は簡単に上がれた様な気がするが、手掛り・足掛りが良く判らない。 何とか、雪にまみれながらよじ登った。 |
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大岩を乗り越える地点。 青いロープは使う事が出来たが、もう1本の紅白ロープは、雪の下で凍っていて使えない。 大岩の途中からズルズルと下降して、右岸に渡った。 ←右岸に渡って、大岩を振り返る。 雪の斜面を慎重に登り、二つ目の堰堤の上へたどり着く事が出来た。 やはり、なかなか手強かった。 |
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三角沢出合から右岸へ渡り、ゴルジェを見に行く。 ←ゴルジュ 写真を撮って左岸に渡り、斜面を強引に上がって作業道へ向かった。 ↓作業道へ向かう途中から大日沢を振り返る。 ![]() |
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左岸の作業道に乗って、左下に石積堰堤を見て更に進む。 2回目の段丘が終わるところが、日高経路の分岐点だ。 オバケ沢出合へは、ここで右岸に渡るが、そのまま左岸の作業道を進んだ。 作業道は、大きくジグザグと登って行く。 大きなジグザグに飽きた頃、雪に埋もれた階段もあらわれたが、この登りも大変だった。 ←雪に埋もれた階段 |
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やがて、なだらかな尾根となり、作業道が雪で判らなくなったが、かまわず尾根を登って行った。 1280mで右手からの三角尾根からの作業道と合流した。 三角ノ頭へ向けての最後の登りとなったが、ここからの登りが大変だった。 積雪は40cm程度、吹き溜まりでは、膝まで雪に埋もれながら登って行った。 ←そして、何とか山頂へ到着した。 標識の近くの木をベンチにして休憩した。 |
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少し進むと、もう一つの標識。 ここが最高地点かもしれない。 |
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鞍部へ向けて下って行くと、左手の視界が開けて雄大な景色が広がっていた。 ←鞍部から、長尾尾根の向こうに大山 かすんでいるが海も見えた。 |
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日高へ向けて登って行く。 かなり疲れてきた。 一般登山道へ出れば楽になる・・と念じながら登っていった。 |
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日高に到着。 倒木の横を通って一般登山道へ出た。 ←日高の朽ちかけた標識。 三角ノ頭から日高の一般登山道に合流するまで、無雪期は30分だったが、今日は約50分かかった。 |
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前方に竜ヶ馬場、雪の中の登山道。 |
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←日高から約50分で丹沢山に到着した。 ![]() 新しい、「登山安全祈願」の塔。 みやま山荘さんのHPによると、 「修行僧の方が立てられた物です」 との事。 |
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丹沢山で腹ごしらえの後、12時40分に出発。 この時は、本間ノ頭へ向かうつもりだったが・・ 美しい雪景色が続くが、そのうちに足に違和感。 太腿にケイレンの気配が来た。 最初は右足、そして左足。交互に足がつる気配。 何度も休憩して、足を休めた。 丹沢山から84分かかって円山木ノ頭に到着した。 無雪期には56分で歩いたのだが、かなり時間を要した。 前方に見える無名ノ頭を越えて、本間ノ頭に登る根性は無かった。 日没も心配になり、ここから弁天尾根を下る事とした。 |
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円山木ノ頭の山頂標識の裏から下降を開始。 雪の斜面を気持ちよく下る。 炭焼釜跡まで下り、進路を右へ変える。 最近登ったらしい足跡が一つあった。 美しい雪景色、静けさが心地よい。 足の違和感も無くなり、順調にくだった。 |
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足元から発生する小さな雪玉が、雪の上にすじを作って、コロコロと転がって行く。 なんとも面白い。 何枚も写真を撮ったが、左の一枚だけがまともに撮れていた。 |
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二重尾根を過ぎて、サルノコシカケのチェックポイント。 進路を少し左に変えて、すぐに大木の間を通過する。 ←大木の間を通過。 |
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足の違和感も無くなり、快調に下った。 しかし、弁天杉は今日はパス。 そのまま鹿柵を越えて、ワサビ沢へと向かった。 ←ワサビ沢へ下る。 円山木ノ頭から63分でワサビ沢へ到着した。 |
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16時15分、塩水橋の駐車ポイントへ戻って来た。 疲れたが、久しぶりの雪の中、充実の山行だった。 |