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塩水橋〜弁天杉〜弁天尾根〜円山木ノ頭〜堂平〜塩水橋
<2006年10月21日(土)>  NO.139
塩水橋 : 06:35 (  420m) 駐車
堂平登山口 : 07:15 (  700m) 林道から分岐
鹿柵 : 07:27 扉あり
弁天杉 : 07:42/07:55
鹿柵 : 08:24 穴を抜け、ここから自然林
サルノコシカケ  : 08:35 (1,000m)
二重尾根 : 08:52/09:00 (1,100m)
1,250m地点 : 09:23/09:40 (1,250m) 下り注意点
炭焼釜跡 : 09:45 ここから直登した
円山木ノ頭 : 09:53 (1,360m) 一般登山道と合流
太礼ノ頭 : 10:16 (1,352m)
堂平下降点 : 10:20 (1,325m)
堂平 : 10:40 (1,200m)
ブナ林入口 : 10:58/11:06 (1,080m) 一般登山道と合流
無人雨量局 : 11:26 (  890m) ここから林道
堂平登山口 : 12:00 (  700m) ワサビ沢
塩水橋 : 12:40 (  420m)
  [行動時間] : 6時間05分 [単独]        [車]

[コースマップ]:塩水橋からのコース全体図



弁天尾根の美しいブナ林


今週も、膝のケガのリハビリ山行。
塩水橋からの手ごろなコースとして、弁天尾根を登り、堂平へ下った。
昨年の12月は、円山木ノ頭から下って、弁天杉と初めて対面した。今日は、2度目の対面となる。
天気が良くて、足の調子が良ければ丹沢山までとも思ったが、足は快調だったものの、稜線上はガスと霧雨。
丹沢山へは行かず、手前から堂平へ下った。
足は一週間前に比べて目に見えて良くなっていた。もう心配しなくて良さそうである。



[関連ページ]:
<NO.069 2004-10- 2 塩水橋〜堂平〜ブナ林〜稜線〜丹沢山〜塔ノ岳〜長尾尾根〜塩水橋>
<NO.073 2004-11- 3 堂平〜丹沢山〜蛭ケ岳>
<NO.095 2005- 6- 5 新緑の堂平>
<NO.109 2005-11-18 塩水橋〜長尾尾根〜塔ノ岳〜丹沢山(宿泊)〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜堂平>
<NO.112 2005-12-10 三角ノ頭(寿岳)〜丹沢山〜円山木ノ頭〜弁天尾根(弁天杉)〜ワサビ沢>
<NO.166 2007- 5-20 塩水橋〜新緑の堂平〜稜線〜円山木ノ頭〜弁天尾根>
<NO.182 2008- 2- 2 塩水橋〜日高経路〜三角ノ頭(寿岳)〜丹沢山〜円山木ノ頭〜弁天尾根〜ワサビ沢出合>

<NO.183 2008- 2-16 塩水橋〜堂平〜天王寺尾根合流〜丹沢山〜本間ノ頭〜本間ノ頭南東尾根〜塩水橋>


    
6時30分に塩水橋に到着。
既に沢山の車が停まっていた。
直線部分に2台分のスペースが残っていたので、
ここに縦列駐車した。

ゲートを越えて、塩水林道を歩く。
二人の男性が先行していたが、途中で追い越した。

←これから向かう弁天杉
   (塩水林道より)
 

塩水林道を歩き、40分で堂平登山口(林道から分岐)に到着した。

小さい橋を渡った後、道なりに進んでワサビ沢に出たところで、堂平への登山道は左へ入って登っていく。

弁天杉へは、そのまま沢沿いに少し進んで、ワサビ沢を渡る。
 

1年前には無かった、2本丸太の橋があった。
橋が無くとも、渡渉は可能な水量だった。
丸太橋を渡った正面に弁天杉への取り付が見える。
 

←取り付き
   取り付きも、昨年より明瞭になっていた。

はっきりした作業道を登っていく。
途中一箇所だけ、踏み跡が分かれるところがある。
薄い踏み跡へ直進しないで、左へ曲がって登っていく。
 

取り付きから7分で鹿柵に到着。
作業中らしく、ヘルメットや梯子が置かれていた。
弁天杉の分岐点を探すが、みつからない。
直進して、NO.30の黄色い杭を超えて、左折点まで行ってしまった。
戻って、分岐点を探す。
枝の伐採と作業道の整備で、分岐点が塞がれていた。

←作業中の枝で塞がれた分岐点
   NO.29の黄色い杭は、枝の下にあった。


少し時間をロスしたが、弁天杉に到着。
2回目の対面である。
 





元の作業道へ戻り、弁天尾根の登山を再開。
最初の鹿柵からの作業道が、左へ曲がり、次に右へ曲がるところで、前方に鹿柵が見える。
ここから作業道から離れて、鹿柵に沿うように尾根を強引に登っていく。

←伐採された杉,檜の枝が散乱している。
   歩き難いが、強引に行く。

もう一度作業道と合流し、次に作業道が右へ行くところで、
再度、作業道と別れて散乱した枝の尾根を強引に登る。
(とにかく、左手に鹿柵を見ながら尾根を登れば、
 間違う事は無い。)
 

尾根が細くなり、鹿柵に沿った道となった後に、前方を塞ぐ鹿柵が見えてきた。
一年前と同じく、しっかり大穴が開いていた。

←正面に鹿柵。
   穴をくぐって進む。
 

この鹿柵の穴を抜けると、まわりの景色が一変して自然林となる。
鹿柵から6分ほどで、杉とモミの大木の間を通過する。

←杉とモミの大木

左側に浅い谷が現れてくる。
登りの場合、あまり右側へ行き過ぎずに、浅い谷の頂点にあるサルノコシカケを目印に登る。
(とにかく、上へ向かえば問題は無いが・・)
 

杉とモミの大木から5分で、左手にサルノコシカケの折れた木が見えてきた。
浅い谷の頂点のあたりにある。

下りの場合は、このサルノコシカケを目指して下り、ここから左側の尾根へ下る。
 

←上側から見たサルノコシカケ

一年前は座る事が出来た、一番下のサルノコシカケが無くなっていた。

ここから、薄い踏み跡が左手へ巻くように続いている。
テープもあった。
踏み跡は消えてしまうが気にする事は無い、とにかく上へと急坂を登る。
 

ここからも急登が続くが、まわりのすばらしい景色に疲れも和らぐ。
標高1,150mあたりで、少し平坦となり、草地に薄い踏み跡も見えてきた。
登るにつれて、ガスが濃くなり、幻想的な雰囲気となってきた。
 

標高1,250m、下りの場合は、右(西)の尾根を行き過ぎずに、東南東へ方向を修正する地点に到着した。
炭焼釜跡へは、もう少しの地点である。

今日のピークは、円山木ノ頭と決めて、ここで、ビールを開けて休憩した。

 





←炭焼釜跡

休憩地点から5分で炭焼釜跡に到着。
昨年、マシラさんと遭遇したところだ。
昨年は、トラバース道から下ってきたが、
今日は、ここから円山木ノ頭へ直登した。
急坂だが、ヤブは無く、問題無く行けた。
 

弁天杉から2時間で円山木ノ頭に到着。

円山木ノ頭から一般登山道に合流して、
丹沢山方面へ向かう。

ガスに包まれて展望なし。
霧雨まで降ってきた。
 

円山木ノ頭から25分で太礼ノ頭へ。
太礼ノ頭から4分下って、堂平への降下点に到着した。

立ち入り禁止の看板に、「すいません」と謝り、
下降を開始した。

←堂平下降点の木道
   ここを左に入る。
 

堂平はガスの中。
道に迷はないように、慎重に行く。
幻想的というには濃過ぎるガスとなってしまった。
突然前方でエンジンの起動音。モノレールが動きだした。
ガスの中で、堂平を整備する作業が行われていた。
一般登山者が入りこんでいる事を申し訳なく思いつつ、挨拶をして通りすぎる。
しばらく進んで、明瞭な踏み跡にのり、下りに入った。

丹沢山へ向かう一般登山道からの分岐点に到着。
ここにある、立ち入り禁止の看板も新しくなっているような気がする。
塩水林道方向の、すぐ先のベンチで休憩。
ここからは、霧雨も止んで快調に下山した。

 

11時30分、塩水林道の終点手前に降り立つ。

←丹沢山への登山口
   道路の反対側に無人雨量局がある。
 

無人雨量局からは、林道を歩く事とした。
この林道からの景色もなかなか良い。

最初の橋の両側に、木々に隠れて滝が見える。
今日は、そのまま行き過ぎる事としたが、そのうちに近くまで行ってみたい。
 
ピカピカに磨かれたようなカーブミラー。
車両通行止めの林道のカーブミラーはみなこんな感じ。
排気ガスの汚さを改めて思い知る。

林道を塩水橋に向けて下る。
もう足も大丈夫。完治まで1ケ月かかった。
来週からは、足を気にせずコースを選べそうだ。

弁天尾根の美しい黄葉を見る事が出来たし、足のケガの完治にも自信が持てた、 良い山行だった。
 

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