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塩水橋 | : | 06:35 | ( 420m) | 駐車 |
堂平登山口 | : | 07:15 | ( 700m) | 林道から分岐 |
鹿柵 | : | 07:27 | 扉あり | |
弁天杉 | : | 07:42/07:55 | ||
鹿柵 | : | 08:24 | 穴を抜け、ここから自然林 | |
サルノコシカケ | : | 08:35 | (1,000m) | |
二重尾根 | : | 08:52/09:00 | (1,100m) | |
1,250m地点 | : | 09:23/09:40 | (1,250m) | 下り注意点 |
炭焼釜跡 | : | 09:45 | ここから直登した | |
円山木ノ頭 | : | 09:53 | (1,360m) | 一般登山道と合流 |
太礼ノ頭 | : | 10:16 | (1,352m) | |
堂平下降点 | : | 10:20 | (1,325m) | |
堂平 | : | 10:40 | (1,200m) | |
ブナ林入口 | : | 10:58/11:06 | (1,080m) | 一般登山道と合流 |
無人雨量局 | : | 11:26 | ( 890m) | ここから林道 |
堂平登山口 | : | 12:00 | ( 700m) | ワサビ沢 |
塩水橋 | : | 12:40 | ( 420m) | |
[行動時間] | : | 6時間05分 | [単独] [車] |
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弁天尾根の美しいブナ林 |
今週も、膝のケガのリハビリ山行。 塩水橋からの手ごろなコースとして、弁天尾根を登り、堂平へ下った。 昨年の12月は、円山木ノ頭から下って、弁天杉と初めて対面した。今日は、2度目の対面となる。 天気が良くて、足の調子が良ければ丹沢山までとも思ったが、足は快調だったものの、稜線上はガスと霧雨。 丹沢山へは行かず、手前から堂平へ下った。 足は一週間前に比べて目に見えて良くなっていた。もう心配しなくて良さそうである。 |
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6時30分に塩水橋に到着。 既に沢山の車が停まっていた。 直線部分に2台分のスペースが残っていたので、 ここに縦列駐車した。 ゲートを越えて、塩水林道を歩く。 二人の男性が先行していたが、途中で追い越した。 ←これから向かう弁天杉 (塩水林道より) |
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塩水林道を歩き、40分で堂平登山口(林道から分岐)に到着した。 小さい橋を渡った後、道なりに進んでワサビ沢に出たところで、堂平への登山道は左へ入って登っていく。 弁天杉へは、そのまま沢沿いに少し進んで、ワサビ沢を渡る。 |
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1年前には無かった、2本丸太の橋があった。 橋が無くとも、渡渉は可能な水量だった。 丸太橋を渡った正面に弁天杉への取り付が見える。 |
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←取り付き 取り付きも、昨年より明瞭になっていた。 はっきりした作業道を登っていく。 途中一箇所だけ、踏み跡が分かれるところがある。 薄い踏み跡へ直進しないで、左へ曲がって登っていく。 |
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取り付きから7分で鹿柵に到着。 作業中らしく、ヘルメットや梯子が置かれていた。 弁天杉の分岐点を探すが、みつからない。 直進して、NO.30の黄色い杭を超えて、左折点まで行ってしまった。 戻って、分岐点を探す。 枝の伐採と作業道の整備で、分岐点が塞がれていた。 ←作業中の枝で塞がれた分岐点 NO.29の黄色い杭は、枝の下にあった。 少し時間をロスしたが、弁天杉に到着。 2回目の対面である。 |
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元の作業道へ戻り、弁天尾根の登山を再開。 最初の鹿柵からの作業道が、左へ曲がり、次に右へ曲がるところで、前方に鹿柵が見える。 ここから作業道から離れて、鹿柵に沿うように尾根を強引に登っていく。 ←伐採された杉,檜の枝が散乱している。 歩き難いが、強引に行く。 もう一度作業道と合流し、次に作業道が右へ行くところで、 再度、作業道と別れて散乱した枝の尾根を強引に登る。 (とにかく、左手に鹿柵を見ながら尾根を登れば、 間違う事は無い。) |
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尾根が細くなり、鹿柵に沿った道となった後に、前方を塞ぐ鹿柵が見えてきた。 一年前と同じく、しっかり大穴が開いていた。 ←正面に鹿柵。 穴をくぐって進む。 |
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この鹿柵の穴を抜けると、まわりの景色が一変して自然林となる。 鹿柵から6分ほどで、杉とモミの大木の間を通過する。 ←杉とモミの大木 左側に浅い谷が現れてくる。 登りの場合、あまり右側へ行き過ぎずに、浅い谷の頂点にあるサルノコシカケを目印に登る。 (とにかく、上へ向かえば問題は無いが・・) |
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杉とモミの大木から5分で、左手にサルノコシカケの折れた木が見えてきた。 浅い谷の頂点のあたりにある。 下りの場合は、このサルノコシカケを目指して下り、ここから左側の尾根へ下る。 |
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←上側から見たサルノコシカケ 一年前は座る事が出来た、一番下のサルノコシカケが無くなっていた。 ここから、薄い踏み跡が左手へ巻くように続いている。 テープもあった。 踏み跡は消えてしまうが気にする事は無い、とにかく上へと急坂を登る。 |
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ここからも急登が続くが、まわりのすばらしい景色に疲れも和らぐ。 標高1,150mあたりで、少し平坦となり、草地に薄い踏み跡も見えてきた。 登るにつれて、ガスが濃くなり、幻想的な雰囲気となってきた。 |
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標高1,250m、下りの場合は、右(西)の尾根を行き過ぎずに、東南東へ方向を修正する地点に到着した。 炭焼釜跡へは、もう少しの地点である。 今日のピークは、円山木ノ頭と決めて、ここで、ビールを開けて休憩した。 |
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←炭焼釜跡 休憩地点から5分で炭焼釜跡に到着。 昨年、マシラさんと遭遇したところだ。 昨年は、トラバース道から下ってきたが、 今日は、ここから円山木ノ頭へ直登した。 急坂だが、ヤブは無く、問題無く行けた。 |
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弁天杉から2時間で円山木ノ頭に到着。 円山木ノ頭から一般登山道に合流して、 丹沢山方面へ向かう。 ガスに包まれて展望なし。 霧雨まで降ってきた。 |
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円山木ノ頭から25分で太礼ノ頭へ。 太礼ノ頭から4分下って、堂平への降下点に到着した。 立ち入り禁止の看板に、「すいません」と謝り、 下降を開始した。 ←堂平下降点の木道 ここを左に入る。 |
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堂平はガスの中。 道に迷はないように、慎重に行く。 幻想的というには濃過ぎるガスとなってしまった。 突然前方でエンジンの起動音。モノレールが動きだした。 ガスの中で、堂平を整備する作業が行われていた。 一般登山者が入りこんでいる事を申し訳なく思いつつ、挨拶をして通りすぎる。 しばらく進んで、明瞭な踏み跡にのり、下りに入った。 丹沢山へ向かう一般登山道からの分岐点に到着。 ここにある、立ち入り禁止の看板も新しくなっているような気がする。 塩水林道方向の、すぐ先のベンチで休憩。 ここからは、霧雨も止んで快調に下山した。 |
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11時30分、塩水林道の終点手前に降り立つ。 ←丹沢山への登山口 道路の反対側に無人雨量局がある。 |
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無人雨量局からは、林道を歩く事とした。 この林道からの景色もなかなか良い。 最初の橋の両側に、木々に隠れて滝が見える。 今日は、そのまま行き過ぎる事としたが、そのうちに近くまで行ってみたい。 |
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ピカピカに磨かれたようなカーブミラー。 車両通行止めの林道のカーブミラーはみなこんな感じ。 排気ガスの汚さを改めて思い知る。 林道を塩水橋に向けて下る。 もう足も大丈夫。完治まで1ケ月かかった。 来週からは、足を気にせずコースを選べそうだ。 弁天尾根の美しい黄葉を見る事が出来たし、足のケガの完治にも自信が持てた、 良い山行だった。 |