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塩水橋〜三角ノ頭(寿岳)〜丹沢山〜円山木ノ頭〜弁天尾根(弁天杉)〜塩水橋
<2005年 12月 10日(土)>  NO.112
塩水橋 : 06:26 (  420m)
キュウハ沢出合 : 07:11 (  680m) ここから登山道
三角ノ頭 : 08:29/0845 (1,331m)
日高 : 09:13 (1,461m)
竜ヶ馬場 : 09:29/09:43
丹沢山 : 10:02/10:18 (1,567m)
円山木ノ頭 : 11:12/11:15 (1,360m) 弁天尾根を下る
サルのこしかけ   : 11:49 (1,000m)
鹿柵 : 11:57
弁天杉 : 12:16/12:35
ワサビ沢 : 12:49 (  700m)
塩水橋 : 13:24 (  420m)
   [行動時間]  : 6時間58分 [単独]        [車]

[コースマップ]:塩水橋からのコース全体図



弁天杉


本谷林道のキュウハ沢出合から三角ノ頭(寿岳)に登り、日高から丹沢山を経て、
円山木ノ頭から弁天尾根で塩水林道に下りた。
今まで遠くから眺めていた弁天杉にも逢う事ができた。
キュウハ沢出合から三角ノ頭、頂上近くまでは明瞭な登山道。
山頂近くで少し道が不明瞭となるが、迷うようなところは無い。
弁天尾根の下りは、途中で二重尾根の中間に入れば、後は問題ない。

円山木ノ頭から少し下った炭焼釜跡で、ウエストポーチ一つの男性と遭遇した。
お先に・・と言って、風のように去っていかれた。
その時は気がつかなかったが、あれがマシラか仙人かのマシラさんだった。
風のように去っていかれた様は、まさに仙人だった。



[関連ページ]:
<NO.113 2005-12-17 塩水橋〜本間ノ頭〜丹沢山〜三角ノ頭(寿岳)へ>
<NO.139 2006-10-21 塩水橋〜弁天杉〜弁天尾根〜円山木ノ頭〜堂平へ>
<NO.166 2007- 5-20 塩水橋〜新緑の堂平〜稜線〜円山木ノ頭〜弁天尾根>
<NO.177 2007-11-24 塩水橋〜大日沢〜新大日〜塔ノ岳〜日高〜オバケ沢〜キュウハ沢出合〜塩水橋>

<NO.178 2007-12- 1 塩水橋〜四町四反沢出合〜竜ヶ馬場東尾根〜塔ノ岳〜木ノ又北東尾根〜オバケ沢出合>
<NO.182 2008- 2- 2 塩水橋〜日高経路〜三角ノ頭(寿岳)〜丹沢山〜円山木ノ頭〜弁天尾根〜ワサビ沢出合>
<NO.183 2008- 2-16 塩水橋〜堂平〜天王寺尾根合流〜丹沢山〜本間ノ頭〜本間ノ頭南東尾根〜塩水橋>



    
6時19分に塩水橋へ到着、既に6〜7台の車があり、数組が出発の準備をしていた。

本谷吊橋を越えて、初めて本谷林道の奥へ入った。
塩水林道に比べて落石が多い。

出発から45分。思ったより早くキュウハ沢出合いに到着。
標識後ろの段丘の右奥から作業道路をジグザグに登っていく。

←キュウハ沢出合
   右側に小さな標識が見える。
 

尾根らしい道になった後は、作業道をショートカットするように道を選びながら登る。
しっかりしたジグザグ道でまったく問題なし。
 

途中、前方に先行する人影を見てびっくり。
お父さんと子供二人が登っていた。
GPSチェック中のところを、挨拶して追い抜く。
急登であるが、たしかに疲れを感じさせない道である。
 

1,000mあたりから雪道となった。
 

頂上を感じさせるあたりから、道は大きく左に巻いた。
道なりに大きく左に巻いた後、更に左へ巻く道と直登するような分岐点があり、この直登路に入った。
途中から作業道が戻り、時々この道に戻るような形で、山頂に到着した。
 

山頂にある道標
 

山頂の展望はなく、崩壊地側へ少し進んだところで休憩した。
長尾尾根の向こうに輝く海が見える。
塔の岳からの稜線、反対側には竜ヶ馬場がきれいに見える。

←新大日から塔ノ岳方面
 

崩壊地からは稜線をたどる形で進んでいく。
崩壊地を越えたあたりから、急な登りとなる。
樹木を避けて、右の崩壊地をトラバースするところへ入ってしまったが、問題なさそうなのでトラバースして左へ廻り込み稜線上の道に戻った。
 

最後は急な登りの後に、稜線の一般登山道へ飛び出した。
竜ヶ馬場へ向けて、大きく下る手前のピークだった。
 

富士山,蛭ヶ岳,檜洞丸方面の景色を楽しみながら、竜ヶ馬場へ向う。
 

快晴の竜ヶ馬場。
少しかすんでいるものの大島も見えた。
先ずは、三角ノ頭を越えた事に持ってきたビールで一人乾杯。
 

ところどころ固まった雪に注意しながら、丹沢山へ向かう。
踏み固められた雪がところどころあり、中途半端な歩きにくい状態。

←丹沢山に到着。
 

丹沢山からの北側の下りは、一転して雪が多くなり歩きやすい。

ザクザクと気持ちよく雪を踏み込みながら下っていく。
吹き溜まり部分には結構な雪があった。

太礼ノ頭は楽勝で越えて、苦しい階段の後に、円山木ノ頭へ到着。
 

円山木ノ頭から鞍部手前まで一般登山道を少し下る。

ここで、団体さんと遭遇。
宮ケ瀬から登ってきたのか・・?
すれ違った後、木の枝の赤いテープ部分から右へ入る。

←細い枝にテープあり

(円山木ノ頭からダイレクトに下っても行けるようだが、少し宮ヶ瀬側に下って、巻いて戻るコースをとった。)
 

雪の為に踏み跡は不明だが、目指す方向は明確であり問題なし。
トラバースして、尾根らしくなったところを下っていくと、炭焼釜跡があった。

ここに、ウエストポーチ一つの男性がいた。
お先にと言って、風のように下っていった。

←炭焼釜跡
 

最初は南に向かい、1250m地点では、自然なかたちで東南東へ修正。

その後、二重尾根を確認して谷を下る。
踏み跡はないが、ほぼ尾根を下る形であまり問題なし。
 

サルのこしかけを確認して座ってみる。
ここから道がなくなっている感じだが、少し左へおりる感じで下る。

←短い幹にサルのこしかけがある。
 

すぐに2本の大木を通過して鹿柵に到着した。
鹿柵を越えると、檜林となる。
右手の鹿柵に沿うように下ると、作業路が合流してきた。
登りだと、間違えやすい部分か。
・・・作業路を登り、鹿柵が見えたところで、
   鹿柵にそって道を外れて、登っていく感じ。
 

NO.29の杭を確認して弁天杉へ下っていく。
5分ほどで、弁天杉に到着した。
暗い檜林の中に、いきなり、ぶっとい幹を発見。

←弁天杉に到着
 

林道から何度も見てきたが、やっと、弁天杉に逢う事が出来た。
 

休憩の後、来た道を戻り、鹿柵を越えて、ワサビ平の取り付きに到着した。
 

弁天杉を眺めながら林道を下り、塩水橋の駐車場へ到着した。

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