2007年へ戻る 「丹沢・道志」へ戻る |
塩水橋 | : | 06:05 | ( 420m) | |
キュウハ沢出合 | : | 06:51 | ( 720m) | |
戦闘機慰霊碑 | : | 07:11 | ( 770m) | |
四町四反沢出合 | : | 07:39/07:50 | ( 800m) | 尾根取り付き |
1,090m地点 | : | 08:27/08:42 | (1,090m) | |
竜ヶ馬場 | : | 09:47/09:55 | (1,504m) | |
塔ノ岳 | : | 10:29/10:47 | (1,491m) | |
木ノ又小屋 | : | 11:05 | (1,396m) | 北東尾根へ |
オバケ沢出合 | : | 12:05/12:13 | ( 880m) | |
日高経路合流点 | : | 12:22 | ( 840m) | |
ゴルジュ | : | 12:46 | ( 760m) | |
第二堰堤 上 | : | 12:50/13:00 | ( 760m) | 沢ルートを下る |
キュウハ沢出合 | : | 13:23 | ( 720m) | |
塩水橋 | : | 14:08 | ( 420m) | |
[行動時間] | : | 8時間03分 | [単独] [車] |
![]() |
竜ヶ馬場東尾根 1,350m 笹原の景色に変った所 |
先週に続いて、塩水橋から本谷林道をキュウハ沢出合に入った。 今日の課題は、以下の三つ。 @戦闘機エンジンの慰霊碑から四町四反沢出合へ。 A四町四反沢出合から竜ヶ馬場へ向う東尾根を登る。 B木ノ又小屋から北東尾根をオバケ沢出合へ下る。 竜ヶ馬場東尾根は、1,100mから1,350mまでの巾の広い単調な尾根の急登がきつかった。 1,350mから笹原になると、竜ヶ馬場まで良い雰囲気となる。 竜ヶ馬場というと、青空のイメージがある。 青空をバックにして緑の笹原へ登って行くのをイメージしていたのだが、残念ながら今日はガスの中だった。 木ノ又北東尾根は、途中に細尾根があるものの、後半は、ゆったりとした良い尾根だった。 楽勝と思ったら、最後にオバケ沢へ降りる箇所が崩れやすい岩の超急坂で苦労した。 今日は、熊鈴を二つ付けて歩いた。 ザックの後ろに一つ。 そして、体の正面の手に届くところにもう一つ。 見通しのきかない所では、鈴を手で振って鳴らし、「人の存在に気が付いてね!」と注意して歩いた。 |
![]() |
6時5分、未だ薄暗い塩水橋を出発して、キュウハ沢出合に向った。 紅葉の本谷林道を快調に進み、50分ほどでキュウハ沢出合に到着した。 ←キュウハ沢出合 先週は、更に林道の終点まで進んだが、今日は、左写真の右側に入って、三角尾根に取り付いた。 明瞭な踏み跡が、尾根を上がって行く。 すぐに分岐点。 ジグザグと左へ上がって行く道と別れて、直進する踏み跡に入った。 すぐ下に第二堰堤が見える。 そして、踏み跡は自然に下降して、第二堰堤の上に立つ事が出来た。 |
![]() |
←第二堰堤の上に降り立って、 上流の第三堰堤を見る。 第三堰堤は、右側(左岸)から割と簡単にクリアーできた。 |
![]() |
次は、第四堰堤だ。 第四堰堤は、少し手強い。 右側(左岸)の岩をへつって堰堤に近づく。 そして、左写真のステップを使って、堰堤の上へ上がった。 ←堰堤右側のステップ。 ハシゴの要領で登る。 ↓拡大写真 ![]() |
![]() |
第四堰堤に上がり、次の第五堰堤に近づいて行くと、堰堤手前の右側(左岸)に 戦闘機エンジンの慰霊碑があった。 以前から気になっていた場所に、やっと来る事ができた。 第五堰堤も右側(左岸)からクリアーして堰堤上に上がった。 そして、ゴルジュが見えてきた。(下写真@) 適当な場所で左側(右岸)に渡る。 いける所までいき、滝(4m)の写真を撮った。(写真A) |
![]() |
![]() |
@ゴルジュ |
Aゴルジュの先、最初の滝 4m |
![]() |
少し上へ上がって見ると、最初の滝の向こうに次の滝、そして、キュウハ沢が左へカーブして行くのが見えた。 ←少し登って、キュウハ沢の奥を見る。 強引に左の尾根へも登れそうだったが、安全策をとって、沢を渡ったあたりまで戻る。 踏み跡は判らないが、とにかく、左の尾根に上がれば良いだろう。 適当に急斜面に取り付いて、登っていった。 一段上がって人心地すると、曖昧な踏み跡があった。 植林帯を適当にジグザグと登って行く。 そして、頂点を越えて下って行くと、前方下に沢が見えて来た。 急な斜面を下って、四町四反沢に降り立つ。 |
![]() |
←正面から左方向が、四町四反沢。 右手がキュウハ沢 下写真@:降りて来た方向の写真。 四町四反沢は、低い石積堰堤でキュウハ沢に合流していた。 石積堰堤の下に降りて、キュウハ沢の上流側を見ると、キュウハ大滝(10m)が見えた。(下写真A) |
![]() |
![]() |
@降りて来た方向。手前は四町四反沢 |
A大滝(キュウハ沢の上流側) |
![]() |
休憩の後、尾根に取り付いた。 急な斜面だが、割と簡単に尾根に乗る事が出来た。 ←良い尾根に乗った。 右下からキュウハ沢の水音を聞きながら登って行く。 |
![]() |
←白い布、初めての目印。 平坦な尾根となった標高1,080m地点に、白い布の目印があった。 このコースで見た目印は、この白い布が2ケ所にあったのみだった。 |
![]() |
←急登となる前、標高1,090m地点で休憩。 ザックの右に見えているのは、100円ショップで買った、携帯座布団。 |
![]() |
1,100mで少し右へ方向を変えて、きつい登りが始まる。 1,200mで左手にガレ、広くなった尾根の急登が更に続く。 ←広い尾根の急登 1,100m〜1,350mまで続く。 |
![]() |
←標高 1,350m(トップと同じ写真) 急尾根が終わり、景色が変った。 笹原の尾根になった。 朝は良い天気だったのだが、登るにつれて、 雲が多くなった。 少しガスも出てきた。 |
![]() |
竜ヶ馬場が近づき、良い雰囲気の尾根となった。 真っ青な空と竜ヶ馬場をイメージして出発したのだが・・ 曇っているのが残念だ。 笹原をどんどん登って行く。 所々に踏み跡があるが曖昧だ。 とにかく登って行くと、一般登山道へ出た。 竜ヶ馬場の休憩場へ出る事をイメージしていたので、一瞬、意外な感じがしたが、 考えて見れば当然だ。 GPSに竜ヶ馬場の頂点をインプットして登って来た。 休憩場は、少し南(左)へ下ったところにある。 途中で、左方向へ向う踏み跡があったような気もする。 |
![]() |
一般登山道を南へ下り、休憩場に到着した。 ←ここへ出てくる事をイメージしていたのだが・・ もう少し、きちんと考えておくべきだった。 休憩の後、塔ノ岳へ向った。 日高へ向う登山道。 天気が悪くても良い雰囲気だ。(下写真@) 塔ノ岳山頂は真っ白けだった。(下写真A) |
![]() |
![]() |
@日高へ向う登山道 |
A塔ノ岳山頂は真っ白け |
![]() |
塔ノ岳から20分ほどで、木ノ又小屋に到着した。 小屋の正面で、登山道から外れて北へ入った。 右手から鹿柵があらわれて、鹿柵に沿って進む。 すぐに鹿柵が無くなり、少し右より(北東)に方向を変えて、本格的な尾根の下降が始まった。 |
![]() |
←最初は、歩き易い尾根だった。 |
![]() |
←そして、細い急尾根の下りとなった。 (逆方向、坂を仰ぎ見る) |
![]() |
←後半は、又、落ち葉の良い尾根となった。 危険なところも、迷うような所も無い。 楽勝と思ったのだが・・・ |
![]() |
←下にオバケ沢出合が見えて来た。 ここからが、大変だった。 崩れ易い岩の急尾根を下っていく。 手がかりとなる木々も頼りない。 慎重に下り、なんとかオバケ沢出合に降り立った。 |
![]() |
←降り立った所で、正面を撮影。 左手、オバケ沢上流側 正面、大日沢下流側 写真の左上に、白い袋の目印 |
![]() |
ここからは、先週、通ったルートだ。 右岸(右側)の段丘を進み、日高経路の尾根が合流する地点で左岸の段丘に上がった。 以後、作業道を進み、三角沢合流点から三角沢沿いに、大日沢の河原へ下った。 右岸に渡った後、引き返して、ゴルジュを見に行く。 ←ゴルジュ |
![]() |
ゴルジュから三角沢出合に戻り、10mほど進むと左上に木橋が見えた。 先週は、ここから左手に登って三角尾根へ合流したが、今日は、堰堤を越えて沢沿いに下る事とした。 第二堰堤の上で休憩して、堰堤下の景色を眺める。 そして、堰堤が無い頃は、ここからゴルジュまで、どんな景色だったのかと思いをはせる。 第二堰堤を左側から下って行く。 更に左岸を進んで行くと、大岩地点が見えてきた。 ←正面、右屈折点に大岩。 下った所で右岸へ。 |
![]() |
左岸に渡り返して、大岩を越える。 ←大岩に2本のロープが見える。 (下に拡大写真) |
![]() |
←大岩のロープ拡大。 上流側に紅白のロープ。 下流側に青いロープ。 ここでドジッても、下半身を濡らす程度で、大したケガにはならないだろうが、やっぱり濡れるのは嫌だ。 ロープに届くかな?・・と思ったが、 余裕でロープを掴む事が出来た。 |
![]() |
最後の難関は、第一堰堤の下降。 先週、登った時は、楽勝の感じだったが・・ 下るほうが、おっかない。 ←岩の斜面の谷のようなところを下った。 第一堰堤を下ると、すぐに林道の終点に出る。 更に数分でキュウハ沢出合に到着した。 一周コースの完成に満足。 |
![]() |
紅葉の本谷林道を塩水橋に向う。 ←本谷橋(逆方向、上流側の写真) 塩水橋に到着して、車で自宅へ向う。 途中、宮ヶ瀬湖周辺の紅葉が美しい。 今がピークから終盤の感じか・・ しまった、ゴジラの背尾根、宮ヶ瀬尾根の紅葉のタイミング逸してしまった。 ・・と、その時は、思った。 <翌日へ続く> |