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塩水橋 | : | 06:45 | ( 420m) | |
キュウハ沢出合 | : | 07:35 | ( 690m) | |
日高経路分岐 | : | 08:33 | ( 840m) | |
オバケ沢出合 | : | 08:44 | ( 880m) | 大日沢へ |
1,000m地点 | : | 09:17/09:35 | (1,000m) | 紅葉を眺め休憩 |
大日沢 F1 下 | : | 09:55 | (1,100m) | |
大日沢 F4 上 | : | 10:21 | (1,170m) | 左手の尾根へ |
新大日 | : | 10:47/10:54 | (1,340m) | |
塔ノ岳 | : | 11:27 | (1,491m) | |
日高 | : | 11:53/12:14 | (1,461m) | あせびの丸ピークで休憩 |
オバケ沢 | : | 12:52/12:57 | (1,100m) | |
オバケ沢 F2 下 | : | 13:39 | ( 960m) | |
オバケ沢出合 | : | 14:12/14:20 | ( 880m) | 大日沢と合流 |
日高経路分岐 | : | 14:26 | ( 840m) | |
三角沢出合 | : | 14:45 | ( 765m) | 作業道へ |
三角尾根合流 | : | 14:57 | ( 830m) | |
キュウハ沢出合 | : | 15:15 | ( 690m) | |
塩水橋 | : | 16:04 | ( 420m) | |
[行動時間] | : | 9時間19分 | [単独] [車] |
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大日沢 標高 1,000m地点の紅葉 |
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オバケ沢 F2 |
初めて、キュウハ沢出合から、大日沢,オバケ沢に入った。 本谷林道の終点から入り、第一堰堤は簡単にクリアーできたが、その後、HPの資料にあった、お助け 足場(桟道)は無くなっていた。 しかし、水量が少なかった事もあり、右岸(左側)に渡って、なんとかクリアーする事が出来た。 以後、順調に沢を上り詰めて、急登の後に新大日へ到着する事が出来た。 大日沢の標高 1,000mあたりの紅葉が、すばらしく良い雰囲気だった。 下りは、日高からオバケ沢へ。この尾根は、思ったより雰囲気の良い尾根だった。 赤いテープにも助けられて、順調にオバケ沢へ下る事ができた。 以後、慎重に通過する場面が数箇所あったが、さほど苦労する事無く、適当に右岸・左岸を選びながらオバケ沢出合に戻る事が出来た。 丹沢写真館さんの資料に助けられて、初めての大日沢,オバケ沢周回コースを歩く事が出来た。感謝! |
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6時45分に塩水橋を出発して、本谷林道をキュウハ沢出合へと向った。 ←紅葉の良い雰囲気の本谷林道 |
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50分ほどで、キュウハ沢出合に到着した。 三角尾根への取り付きを右に見て、更に林道を進む。 3分ほどで、林道終点となり、大きな堰堤が正面に見えてきた。 ←林道を終えて、最初の堰堤(第一堰堤) この堰堤は、左岸(右側)の岩伝いに登る。 四つん這いで岩を這い上がるが、沢山のホールドが有り、さほど危険では無い。 第一堰堤に上がって更に進むと、だんだんと沢が狭くなってきた。 少し右岸(左側)を進み、行き詰まって、丸太があるところで、左岸(右側)へ。 |
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左岸(右側)を少し行くと、前方に大岩で行き詰まった。 資料では、木の梯子があったところだ。 青いロープを見つけて大岩によじ登る。 すると、大岩の向こう側にも1本のロープがあった。 ←大岩に青いロープがあった。 大岩はクリアーしたが、そこから進めない。(資料では、お助けの足場(桟道)があったところ。) 右側へ高巻きもできそうだが、取り付きがかなり急だ。 ここは、大岩の下へ降りて、飛び石で右岸(左側)へ渡ってクリアーした。 |
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左岸(右側)へ戻って進んで行くと、前方に第二堰堤が見えて来た。 ←第二堰堤 ここは、右側へ大きく高巻いて、堰堤に上がった。 |
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←第二堰堤の上から上流側を見る。 この向こうにゴルジュと石積堰堤がある。 すぐに、右上に木の橋が見えた。 ここから、三角尾根へ合流する経路だ。 ゴルジュの見物は帰りにと決めて、 三角沢との合流点から右上の作業道を目指して登った。 そして、崩れた作業道に乗って、上流側へと向った。 |
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←石積堰堤を左下に見て作業道を行く。 |
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最初は、所々で崩れていたが、すぐに良い作業道となった。 左写真のような作業道が続く。 しばらく行くと、最初の段丘に出た。(下写真@) 段丘を抜けると、又、斜面の作業道となった。 そして、2回目の段丘に出た。(下写真A) 2回目の段丘が終ると、作業道は更に続いているが、ここから日高経路で三角ノ頭へ登る道となるようだ。 2回目の段丘が終ったところで、作業道から河原に下った。 |
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@最初の段丘 |
A二回目の段丘 |
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作業道から河原へ降りる。 ←河原へ降りた地点から上流側を見る。 右岸(左側)へ渡り、段丘に上がって進んで行く。 壊れた炭焼釜の跡を見て、日高経路分岐から10分ほどで、オバケ沢出合に到着した。 |
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オバケ沢出合(左側:大日沢,正面:木ノ又小屋への尾根,右側:オバケ沢) | |
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二つの沢の中間、木ノ又小屋へ向う尾根の取り付きの木に、白いビニール袋が二つかかっていた。 右側のオバケ沢に水の流れがあるが、左側の大日沢は伏流水となっていた。 ←水流の無い大日沢を上流へと進んで行く。 ゴーロの河原が続くが、しばらく行くと左岸の段丘にきれいな紅葉が見えて来た。(下写真@) 標高1,000mあたりの紅葉のきれいな場所で休憩とした。 左岸の上方に朝日で輝く自然林が見えたので、右側の段丘を少し散策して写真を撮った。(下写真A) 誰もいない山中で、一人、美しい自然の光景を眺めている。 なんとなく不思議な感じがした。 |
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@右岸の段丘に紅葉が見えてきた |
A左岸を少し上がって撮影 |
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1,000mの休憩地点を出発すると、すぐに青いテープを発見。 さらに少し進むと、沢がY字に分岐していた。 初めての明瞭な分岐、地形図とGPSで確認して、右方向(西)へ進む。 ←すぐにV字状の谷となり、 正面に大岩が見えてきた。 このあたりは簡単にクリアーして行く。 |
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←ついに F1 が見えて来た。 標高 1,100m。 5段15mの滝との事。 ここは、事前に大変そうだ・・と覚悟していた為か、 思ったより、簡単にクリアーできた。 |
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←すぐに、F2 3段、10mほどの滝。 ここは、右高巻きを選ばず、正面から向って行った。 中間の2ヶ所の小さな滝壷には水が溜まっていた。 2段目までは簡単にクリアーできたが、最後がきつかった。 少し、右側へ巻き加減で、最後は滝の正面に戻ってクリアーした。 |
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←F3 ここは、正面から難なくクリアー |
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←F4 上部 ここも難なくクリアーして、F4の上部に立った。 標高 1,170m、左側の尾根に取り付く地点だ。 写真正面の岩を右側に回りこみ、その上の尾根に取り付いた。 |
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←急な細尾根を登って行く。 木が折れない事を確かめながら体重をかけて登って行く。 思っていた以上に、急な細尾根が続く。 やがて左側からの尾根が近づいて来た。 左側に長尾尾根,右側に塔ノ岳へ向う稜線の気配が見えて来た。 広い尾根となり、傾斜が少し緩んだ。(下写真@) しかし、ここからも長く感じた。 そして、新大日に到着。 塩水橋から3時間45分だった。 |
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@上方に新大日の気配 |
大日小屋が営業中だった |
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新大日で休憩の後、塔ノ岳へ向う。 ここからは、さすがに登山者が多い。 今までの静寂がウソのようだった。 ←塔ノ岳 上空は青空だが、山々には雲がかかっていた。 富士山の山頂部が、雲の中からかろうじて頭を出していた。 風が強くて冷たいので、早々に日高へ向った。 |
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日高から一般登山道と別れて、倒木の横を三角ノ頭方面へ向う。 一般登山道から20mほど直進した後、右側すぐ下の広場を目指して下った。 「あせびの丸ピーク」だ。(下写真@) ←樹木が途切れた場所から、 三角ノ頭がきれいに見えた。 休憩の後、いよいよオバケ沢に向けての下降を開始する。 「あせびの丸ピーク」の奥、木に赤テープを目印に下降を開始する。(下写真A) |
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@あせびの丸ピーク(赤○:下降点) |
A下降点の赤テープ(左写真の赤○部) |
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最初は、少しジグザグと下る。 何となく、踏み跡があるような無いような感じ。 すぐに、次の赤いテープが前方に見えた。 以後、適度な間隔で赤テープがあった。 すぐに良い尾根となった。 ←思っていたより良い尾根だった。 左手に三角ノ頭と崩壊地を見て、順調に下って行く。 迷うような所も無い。 後半は、けっこう急な下りとなった。登りはきつそうだ。 やがて、段丘のような広い尾根となり(下写真@)、その向こうにオバケ沢があった。 |
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@段丘の向こうにオバケ沢 |
オバケ沢に下って、振り返る |
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12時57分、オバケ沢の下りを開始した。 最初は、どこでも歩ける感じの河原を適当に下って行く。 沢が左へ曲がり、更に右へ鋭角に曲がった地点から谷が狭まり、良い感じの沢になった。 右岸・左岸を適当に選んで進んで行く。 ←右岸絶壁の最初の難所 ここは、左側の大岩の上を通ってクリアーした。 |
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←ここも、左側を慎重に通過 沢の下降を開始して45分ほどでF2に到着。(トップの写真) そして、F1(下の写真@)、石積堰堤、滑滝(下の写真A)と続く。 すべて、左側をクリアーして行く。 |
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@ F1 |
A 滑滝 |
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沢の下降を開始して、1時間15分で大日沢との合流点に到着した。 ここからは、今朝、登って来たルートだ。 一安心して休憩した。 日高経路合流点から左岸の作業道を進み、三角沢との合流点で、右下の河原へ下った。 そして、上流側へと向かい、ゴルジュを撮影した。 ←大日沢のゴルジュ |
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ゴルジュを見た後、三角沢との合流点へ戻る。 三角沢合流点を少し過ぎた所で、左上に見える木橋へ登った。 ←三角尾根合流点へ向う木橋 そして、木橋のところからジグザグと登って行くと、三角尾根に合流した。 あとは、良い尾根道を下り、15時15分にキュウハ沢出合に到着した。 |
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キュウハ沢出合から本谷林道を塩水橋へ向けて歩く。 初めてのルートを歩く事が出来た充実感とともに、紅葉の林道を気持ち良く歩いた。 ←良い雰囲気の旧 瀬戸橋 (新しい橋が出来て閉鎖されている) 塩水橋はもうすぐそこだ。 16時少し過ぎに塩水橋に到着し、 9時間19分の工程を終えた。 やったー・・の満足感で疲労が心地よかった。 |