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伝道〜雷滝〜早戸大滝〜瀬戸沢ノ頭〜丹沢山〜本間ノ頭〜観光センター
<2007年 4月 29日(日)>  NO.163
魚止橋 : 06:47 (  610m) 少し先のカーブに駐車
伝道 : 07:00 (  680m)
雷平 : 07:37 (  800m)
雷滝 : 07:56 (  900m) 雷平へ戻る
雷平 : 08:12 (  800m)
早戸大滝(滝壷) : 08:50 (  950m)
早戸大滝(落ち口) : 09:06/09:22 (1,000m)
尾根合流点 : 09:47 (1,170m) ここから平坦
瀬戸沢ノ頭 : 10:16 (1,375m)
丹沢山 : 10:47/11:07 (1,567m)
瀬戸沢ノ頭 : 11:32 (1,375m)
太礼ノ頭 : 11:43 (1,352m)
円山木ノ頭 : 12:03 (1,360m)
無名ノ頭 : 12:20 (1,350m)
本間ノ頭 : 12:34/12:41 (1,345m) 北へ向う
丹沢観光センター : 13:49 (  600m)
魚止橋 : 14:02 (  610m)
  [行動時間] : 7時間15分 [単独]        [車]

[コースマップ]: 早戸川周辺コース全体図      早戸大滝と瀬戸沢ノ頭北尾根ルート図



早戸大滝(上部)


GWの二日目は快晴の天気予報。
どこへ行くか、少し迷ったが、帰りの渋滞も考慮して東丹沢とした。
早戸大滝から瀬戸沢ノ頭へ登り、本間ノ頭から丹沢観光センターへ下るコースを選んだ。
本間ノ頭から観光センターへの下りは、初めてのコース。
滑り台の急坂は、ロープが整備されていて、問題無く下る事が出来た。
キラキラの日差しと澄んだ空気。気持ちの良い山行だった。



[関連ページ]: <NO.127 2006- 4- 9 魚止橋〜雷平〜早戸大滝〜大滝新道〜蛭ヶ岳〜市原新道〜雷滝>
[関連ページ]: <NO.130 2006- 5- 3 魚止橋〜雷平〜雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳〜鬼ヶ岩〜白馬尾根〜雷平>
[関連ページ]: <NO.144 2006-11-18 雷滝〜中ノ沢出合〜水晶ノ沢尾根〜蛭ヶ岳〜白馬尾根〜早戸大滝へ>
[関連ページ]: <NO.147 2006-12-16 瀬戸沢ノ頭北尾根〜瀬戸沢ノ頭〜丹沢山〜無名ノ頭〜観光センターへ>



魚止橋の少し先、榛ノ木丸取り付きのヒアピンカーブ部に車を停めた。

←伝道へ向けて、新緑の気持ちの良い道を行く。

造林小屋を超えて、水平道。
キラキラの日差しと澄んだ空気が気持ち良い。
足取り軽く進んでいく。
 
魚止橋を出発して13分で伝道に到着
 
造林小屋を過ぎて、気持ちの良い水平道を行く
 

←補修された木橋を渡る。
   (逆方向の写真)

快調に水平道を歩き、一本目の木橋のある河原へ下った。
先行していた一人の男性が、あたりを探索している様子。
何かな?と思ったら、木橋が流されていた。

ここは、流された橋の少し下流側で、岩と岩の間をジャンプ。
何とか、一発でクリアーする事が出来た。

2本目の木橋は健在。
順調に進み、魚止橋を出発して約70分で雷滝に到着した。
 
流されていた1本目の橋
 
2本目の橋は健在
 

←青空をバックに雷滝

滝の上まで行ってみようかとも思ったが、上まで行くと、
その先へ行きたくなる。
今日は、早戸大滝と決めて、ここから戻る事とした。

雷滝から戻ろうとしたら、数名の沢登りの若者とすれ違った。
 

雷平まで戻って、原小屋沢を渡る。

←雷平で、原小屋沢の上流側
 

大滝沢を早戸大滝へ向けて上って行く。
テープやケルンが沢山あり、ルートに悩む事無く進んで行ける。
 

本谷沢出合で、大滝沢の右岸(左側)に渡る。
木の根っこの急な坂を、ロープに助けられて登る。
下を見るとおっかないが、慎重に行動すれば危険は無い。
滝の右岸(左側)の細尾根に上がり、少し進んだところで、尾根から右側へ滝壷に向けて下って行く。

赤土の崩壊地(短い)を越えると、大滝の滝壷に到着する。
すべる石に注意しながら、左岸に渡って濡れた滑りやすい斜面を滝壷の奥へ進む。
見上げると、早戸大滝の全貌を見る事が出来る。

←カメラのパノラマ機能を使った合成写真

雄大な滝をしばらく眺めた後、慎重に来た道を戻る。
濡れた石を渡るあたり、ドジれば濡れるだけで、危険は無い。
赤土の短い崩壊地は、下段の滝へスッパと切れ落ちているが、ここも慎重に行けば問題無い。

細尾根に戻った後、尾根から左側に外れて上って行く。
ここは、沢山のロープがある。
最後は、左手にロープが張られた細い経路をトラバースして、落ち口に到着した。
 
←早戸大滝の落ち口

落ち口と、その向こうの景色を眺めながら休憩。
さすがに今日はハイカーが多い。
落ち口に到着した時、二人のハイカーが出発するところだった。  落ち口から下を眺めると、二人ハイカーが上って来るのが見えた。

先に出発したハイカーは、大滝沢の上流へ向かっていった。
すごいなあ・・と思っていたら、しばらくして戻ってきて、大滝新道の取り付きを尋ねられた。
一度しか行った事が無いのに、何でも知っているような口ぶりで答える。
バリルートを教えてあげる事が出来て、チョット自己満足。
 

休憩の後、瀬戸沢ノ頭へ向かう。
落ち口へ下った所を登り返し、瀬戸沢ノ頭への急登を開始した。
木を掴んで登っていくが、ここの木はしっかりしている。
割りと安心して体重をかける事が出来る。
 

←滝の落ち口を出発して15分程で、前方に大岩。

さほど問題なく、右側からクリアー。
更に進むと、傾斜が緩くなり、アセビの斜面となった。
赤いテープが増えてくる。
 

1,170mで尾根合流点に到着した。
標高差約200m,25分の急登だった。

←1,170m尾根合流点
   大滝への入口を振り返る。
   新しい目印があった。
   どなたかの寄付か?忘れ物か?

2006年12月16日(NO.147)は、写真の右方向から登って来た。
 

瀬戸沢ノ頭北尾根に乗ると、平坦な尾根となった。
なだらかな、1,235mピークを越えて進んでいく。

←鞍部へ下る手前の崩壊地から
   白馬尾根の草地と蛭ヶ岳

鞍部を過ぎると、瀬戸沢ノ頭へ向けて急登が始まる。
最後は、左方向へトラバースして、鹿柵に突き当たったら、鹿柵に沿って右方向へ。
鹿柵が切れた所で、左折して鹿柵の間を登ると、ベンチの所へ飛び出した。
 
瀬戸沢ノ頭への急登
 
ベンチの所で一般登山道に合流
 

←瀬戸沢ノ頭から、丹沢山へ向かう。

昨日の平地での雷雨、このあたりでは、霰(あられ)が降ったのか?
登山道に少し、昨日のなごりの白い物が残っていた。

30分程で、丹沢山山頂に到着。
富士山を期待して丹沢山まで来たのだが・・・
富士山の山頂だけが、真っ白に輝いていたが、その下は、薄雲に隠れていた。

さすがに、GWの登山日和、沢山のハイカーがいた。
 
丹沢山からの富士山
 
丹沢山 山頂
 

丹沢山の山頂で休憩後、11時7分、本間ノ頭へ向けて出発した。
山頂からすぐ、塩水橋方面の一般登山道分岐、下の方から沢山のハイカーが登って来るのが見えた。
しかし、宮ヶ瀬方面の登山道に入ると、静かな山道となった。
新緑には少し早いが、気持ちの良い尾根。
快調に、丹沢三峰を越えていく。

途中、白い犬に出合った。
その時は気が付かなかったが、家へ帰って、「俺の山紀行」さんのHPにある写真を見直す。
ひょっとしたら、この犬は「シチミ隊長」では??(違うかも)
 

1時間30分程で、本間ノ頭に到着した。

一般登山道から分かれて、北側に向かう。
すぐに、二重尾根の複雑な尾根となるが、テープが沢山あるし、 適当に進んでも道を誤る事は無い。

←最初は、曖昧な尾根。
 

尾根が狭くなり、右側崩壊地となる。
木の根っこが邪魔な細い尾根を下ると、栂立尾根への分岐点に到着した。

←栂立尾根分岐の標識。
   栂立尾根へは直進する。

標識に従い左方向へ向かうと、なだらかな広い尾根となった。
曖昧な尾根だが、薄い踏み跡とテープを辿って下って行く。
しばらく、広い尾根が続くが、だんだんと尾根の形が明瞭になっていった。
 
曖昧な広い尾根
 
なだらかな気持ちの良い尾根が続く
 

標高1,000mで右側に鹿柵があらわれた。
すぐに、鹿柵から少し左へ離れたところに、最初のロープの急斜面があった。

←最初の急斜面
 

更に下ると、右手鹿柵に沿った急斜面があらわれた。
ロープがしっかりあり、さほど問題無く下っていく。
 
標高825m、尾根の前方がロープで通せんぼしてあり、踏み跡が左へ曲がっていた。
左へ曲がって、急な斜面を下っていく。
ここにも沢山のロープがあった。
すぐに、下方に沢が見えて来た。
 

沢を渡り、すぐ先で左へ上がる踏み跡に乗る。
 

再び、自然林の気持ちのよい道となった。
炭焼釜の跡があった。
 

やがて、植林帯となり、杉林の中を下って行く。

←こんなテープもあった。

やがて、右の枯沢を越えて下って行くと、観光センターの取水設備があった。
小さな沢を越えて、導水管に沿って下っていくと、丹沢観光センターの横に出た。

 

←丹沢観光センター

今は営業していないが、設備が綺麗に維持されているような感じだ。

林道を魚止橋へ向かう。
新緑が美しい。
最高の天気に恵まれ、良い山行だった。
 

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