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魚止橋 | : | 06:53 | ( 610m) | ヘアピンカーブ手前に駐車 |
伝道 | : | 07:06 | ( 680m) | |
造林小屋 | : | 07:18 | ( 760m) | |
下降点 | : | 08:24 | ( 765m) | 水平道から早戸川へ |
取り付き | : | 07:26/07:33 | ( 750m) | 太礼沢, 瀬戸沢出合 |
1056mピーク | : | 08:11/08:20 | (1,056m) | 最後の鹿柵の外 |
大滝分岐 | : | 08:41 | (1,170m) | |
1230m尾根 | : | 08:53/09:08 | (1,230m) | 下りの手前、右手崩壊地で休憩 |
瀬戸沢ノ頭 | : | 09:26 | (1,375m) | ここから一般登山道 |
丹沢山 | : | 09:52/10:15 | (1,567m) | |
瀬戸沢ノ頭 | : | 10:35 | (1,375m) | |
太礼ノ頭 | : | 10:44 | (1,352m) | |
円山木ノ頭 | : | 11:02 | (1,360m) | |
無名ノ頭 | : | 11:19/11:25 | (1,350m) | 北の尾根に入る |
NO.140赤帽標識 | : | 11:40 | (1,245m) | 「水源の森林」標識 |
鹿柵鞍部 | : | 12:25 | ( 890m) | |
杉の樹林帯(780m) | : | 12:37 | ( 780m) | 作業道不明瞭 |
林道 | : | 13:01 | ( 600m) | 丹沢観光センター手前 |
魚止橋 | : | 13:15 | ( 610m) | |
[行動時間] | : | 6時間22分 | [単独] [車] |
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瀬戸沢ノ頭北尾根の1230m地点から、蛭ヶ岳, 白馬尾根, 大滝新道 |
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無名ノ頭北西尾根から、蛭ヶ岳, 姫次, 榛ノ木丸 |
早戸川から丹沢山,丹沢三峰へ向けてのコース。 瀬戸沢ノ頭北尾根から登り、無名ノ頭北西尾根を下った。 瀬戸沢ノ頭北尾根、前半は、植林地のしっかりした仕事道。後半も明瞭な良い道だった。 無名ノ頭北西尾根も思ったより良いコースだったが、最後に林道へ降りる手前から道が不明瞭。 予定より右側(東側)の丹沢観光センター近くに出てしまった。 しかし危険な所は無く、さほど問題なく林道に出た。 蛭ヶ岳方面、市原新道,白馬尾根,大滝新道の眺め、榛ノ木丸方面の展望がすばらしい。 お気に入りのコースの一つとなった。 (参考HP:「ようこそ! 山へ!!」さん) |
[関連ページ]: <NO.163 2007- 4-29 雷滝〜早戸大滝〜瀬戸沢ノ頭〜丹沢山〜本間ノ頭〜観光センター> |
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早戸川国際マス釣り場のすぐ先、通行注意の木製の柵が置かれている。 通行注意の柵を移動し、元の位置に戻してから林道を先へ進む。 この先に鉄製のゲートがあるが、最近は開いたままとなっている。 いつ閉鎖されるか判らないが、このまま、開いたままとしておいてほしいものだ。 魚止橋の少し先、ヒアピンカーブの手前に駐車した。 6時53分、伝道に向けて出発した。 |
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造林小屋から水平道に入ったところで、カモシカが前方を横切って、右上へ走って行く。 カメラを慌てて出したが間に合わなかった。 ←造林小屋からの水平道 冬枯れの落ち葉の道 造林小屋から6分で早戸川への下降点に到着。 短いが急な坂を下った後、道なりで右方向へ進み、 河原へ出た。 正面に太礼沢と瀬戸沢、そして立派な橋が見えた。 |
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左、太礼沢。 右、瀬戸沢 |
瀬戸沢の右(左岸)への橋 |
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しっかりした橋を渡り、取り付きの木の梯子を登って作業道に入った。 明瞭な作業道をジグザグと登って行く。 ←取り付きからの明瞭な作業道 |
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8分程で尾根に乗り、植林地の中の平坦な細い尾根道となった。 ←植林地の中の平坦な細い尾根道 平坦な道は5分程で、火の用心の看板があるところから、又、急な登りとなった。 7分程の登りで、前方に最初の鹿柵が見えて来た。 正面の扉から鹿柵の中に入り、作業道を更に登っていく。 |
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最初の鹿柵 |
鹿柵の中の植林地を行く |
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3回鹿柵の扉を通過し、最後の4回目の鹿柵が前方に見えて来た。 ここには扉は無く、20m程鹿柵に沿って左へ進むと、扉があった。 ←最後の鹿柵 前方、20m程先に扉。 鹿柵の右向こうは、1056mピーク。 そのまま鹿柵に沿って進んでも、更に30m程進めば、 壊れた部分から出る事が出来る。 しかし、ここは扉を出て、崩壊地からの展望を楽しむべきだ。 |
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扉の向こうは、右手がすぐに崩壊地となっている。 その崩壊地の上が1056mピークだった。 ←扉を出た右が、1056mピーク。 鹿柵の扉を出て、崩壊地の上を右へ回り込んで行くと、市原新道,白馬尾根、手前の大滝新道の雄大な眺めが目に飛び込んできた。 しばし、迫力の景色を眺める。 |
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←後方に市原新道 手前が白馬尾根 崩壊地から一段上がった1056mピークは、木々と鹿柵に囲まれた狭い空間。 ここで休憩と思っていたが、崩壊地からの展望を楽しんだ後に出発した。 |
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左側の鹿柵に沿って、細い尾根を30m程ゆるく下ると、前方に急尾根が立ちふさがる。 鹿柵はここで終わっていて、植林地と作業道ともお別れである。 前方の急登に取り付き、アセビの中をグイグイと登って行く。 大岩を超えると、傾斜が緩らぐが、アセビが更に多くなった。 コースを選びながら進んでいく。 左手の樹林越しに太礼ノ頭,円山木ノ頭が見てきた。 ←この岩を超えると傾斜が緩らぎ、アセビの迷路へ。 |
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←アセビの迷路を行く。 注意しないとアセビの枝で行く手をふさがれる。 尾根は少し広くなるが、アセビを避けつつ、尾根の中央を外さないように意識すれば、 さほど問題は無い。 |
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1056mピークから20分で、やたらテープが多い地点に 到着した。 大滝分岐である。 大滝へ下る方向の先にも、赤いテープが続いているのが見えた。 ←大滝方面への下り方向 確認だけして、瀬戸沢ノ頭へ向う。 |
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1200mを超えて、テープが多い平坦になった尾根を行く。 1210m地点で左手にピンク色のスズランテープの通せんぼがあった。 逆方向の場合、右方向へ行かない為の注意だ。 ←ピンクのスズランテープの通せんぼ 逆方向の写真 ゆるやかな、気持ちの良い尾根を進んでいく。 1235mのピークを超えて、尾根が細くなる。 急坂を下る手前の右手崩壊地で、蛭ヶ岳方面の眺望を楽しみながら休憩した。 |
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休憩後、急坂を下って鞍部へ出る。 アセビの尾根から、一転して冬枯れの木々の景色となり、 ブナが多くなる。 ←急な最後の坂を瀬戸沢ノ頭へ向けて登っていく。 急登の後、道は左方向へトラバースして前方に鹿柵が見えてきた。 鹿柵に突き当たったところで、右へ方向を転じて、鹿柵に沿って進む。 鹿柵沿いに直角に左へ曲がって、すぐに、稜線の一般登山道へ飛び出した。 |
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←鹿柵と鹿柵の間へ出た。 目の前にベンチと丹沢山へ1.2Kmの道標があった。 そのまま、一般登山道を丹沢山へ向う。 冬枯れのブナが良い雰囲気だ。 |
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瀬戸沢ノ頭から30分で丹沢山に到着した。 今日で、10回目の丹沢山だった。 富士山は残念ながら雲の中だった。 休憩中にガスも出てきた。 朝は快晴だったが、天気予報は晴れ後曇り。 だんだん雲が多くなって来た。 休憩の後、来た道を戻り、無名ノ頭へ向った。 |
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太礼ノ頭,円山木ノ頭を超えて、1時間ちょっとで無名ノ頭に到着した。 休憩の後、いよいよ北側の道に入る。 倒木とアセビで北西尾根の入口は隠れているが、右側から回り込むと、赤いテープがしっかりあった。 ←壊れた標識の後ろが、北西尾根の入口。 |
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尾根は明瞭だが、踏み跡は無い。 最初は、アセビが多い、歩きにくい道だ。 |
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左手崩壊地の木々が無いところから、榛ノ木丸方面の雄大な景色が見える。 ←左右に羽根を広げたような榛ノ木丸 右に小尾根を分けて、少し急な坂を下った先にカヤトと白柱が見えてきた。 無名ノ頭を出発して15分、水源の森林 NO.140の赤い帽子の白柱に到着した。 以後、右下の赤杭にNOが続いていて、時々、白柱がセットである。 ここからは、歩き易い良い道となる。 |
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左手カヤト、正面に赤帽子の白柱 |
NO.140の白柱と右下の赤杭 |
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しばらくすると、植生調査用保護柵(?)が所々にある。 NO.150付近で右へ小尾根が分岐しているが、そのまま直進する感じで、すぐにNO.151の杭があった。 NO.156から緩く右へカーブして行く。 ←気持ちの良い自然林の中、ふかふかの落ち葉を踏んで、 気持ちよく下っていく。 最初の白柱(NO.140)から20分、標高1100mで、尾根から左へ曲がる仕事道があった。 仕事道は尾根から左へ少し下った後、右への巻き道となって、左手カヤトを水平に進んで尾根に戻る。 仕事道に入らず、尾根を直進しても同じところにでる。 以後、仕事道は、尾根をジグザグと下っていく。 |
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標高1065m NO.163の杭で、道が左右に分かれる。 右側の赤テープが紛らわしいが、左へ入ると、ほぼ直進方向に作業道が続いていた。 NO.173で標高1000mを切って、仕事道を進むと、900mあたりで左手崩壊地となる。 ←作業道の階段を下る。 崩壊地を避けるように切られた作業道を下っていくと、右手に鹿柵があらわれて、細い尾根の鞍部となった。 |
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細い尾根の鞍部に、右手鹿柵に入る扉があった。 鹿柵に入らず、右手の鹿柵に沿って進むと、前方の小ピークに上がる。 ←鞍部と前方に小ピーク ここに、通せんぼするように枝が置かれていた。 少し疑問を持ったが、そのまま進むと、明瞭な作業道が出てきた。 小ピークにあった、枝の通せんぼの意味は不明? しかし、枝を越えて直進で正解だったと思う。 |
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しばらく進むと、杉林の広い植林地となり、道が曖昧となった。
更に進むと、道はまった無くなった。 払われた枝で見失ったか? ←杉林の中、曖昧な踏み跡。 そのまま尾根を強引に下っていくと、右手に丹沢観光センターの建物が見えてきた。 予定の下降点より右へ行き過ぎている。 しかし、所々に、道の痕跡があり、古びたテープもある。 道の痕跡を追って下ると、丹沢観光センターの手前、本間沢の堰堤が見えて来た。 そのまま下り、堰堤の脇を通って林道へ出た。 |
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堰堤の脇へ下った |
林道に出たところ |
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かなり丹沢観光センター寄りに降りてしまったが、この取り付きにも古いテープがあった。 もう使われていない古い作業道かもしれない。 魚止橋方面へ林道を進み、降りる予定だった取り付きを確認した。どこで間違えたか・・・? おそらく、780m地点の広い植林地で、尾根から左方向へ下る作業道を見落としたのだろう。 いつか、ここから登って確認しよう。 良い宿題が出来た。 ←下る予定だった地点。 丹沢観光センターからもう少し魚止橋側 瀬戸沢ノ頭北尾根、無名ノ頭北西尾根、二つのルートを辿る事が出来た。 蛭ヶ岳から榛ノ木丸方面の雄大な景色も見ることが出来た。 思った以上に良いコースだった。 |