2006年へ戻る    「丹沢・道志」へ戻る

魚止橋〜早戸大滝〜大滝新道〜蛭ヶ岳〜市原新道〜雷滝〜魚止橋
<2006年 4月 9日(日)>  NO.127
魚止橋 : 06:20 (  600m) 橋の手前カーブに駐車
伝道 : 06:30 (  680m)
雷平 : 07:25 (  800m)
早戸大滝 : 07:55/8:25 (  860m) 滝上から大滝新道へ
1550m稜線   : 09:38 (1,550m)
ベンチ : 0948/10:05 (1,500m) 不動ノ峰の少し先
蛭ヶ岳 : 10:53 (1,670m) 犬小屋の脇から下る
蛭平1352m : 11:59 (1,352m)
中ノ沢出合 : 12:50 (  900m)
雷滝 : 13:10/13:20 (  800m)
伝道 : 13:57 (  680m)
魚止橋 : 14:06 (  600m)
[行動時間] : 7時間46分 [単独]      [車]

[コースマップ]:早戸川周辺コース全体図



大滝新道のブナと蛭ヶ岳


初めての早戸川。
早戸大滝から大滝新道で蛭ヶ岳へ登った。
市原新道を下り、中ノ沢出合へ出た後、雷滝を見てきた。
 (正確には、今回のコースは市原新道では無く、旧道のようである。)
川の水量が少ないのか? 渡渉には全く問題なかった。
赤テープが適度にあり、迷うような部分もほとんど無かった。
大滝新道の取り付きは、四つんばいで登る急斜面。下りのほうが大変かもしれない。



[関連ページ]:<NO.130 2006- 5- 3 雷滝〜市原新道〜蛭ヶ岳〜白馬尾根へ>
[関連ページ]:<NO.144 2006-11-18 雷滝〜中ノ沢出合〜水晶ノ沢尾根〜蛭ヶ岳〜白馬尾根〜早戸大滝へ>
[関連ページ]:<NO.163 2007- 4-29 雷滝〜早戸大滝〜瀬戸沢ノ頭〜丹沢山〜本間ノ頭〜観光センター>


    
丹沢マス釣場、朝早いのに、すでにかなりの車が停まっていた。
林道のゲート閉鎖も覚悟していたが、ゲートは開いていた。
落石の多い道を更に奥へ進む。
閉鎖された丹沢観光センターを過ぎて、すぐに魚止橋。
ここから舗装がなくなり、ダートとなる。
更に行けそうだったが、魚止橋手前に車を停めた。
 (伝道まで車で入る事は可能。帰る時は、3台の車と自転車が止まっていた。)

←伝道

看板の上から右上へ上っていく。
結構きつい登りを鹿柵に沿って進み、造林小屋に到着。
 

←造林小屋

造林小屋からは、ほぼ水平な登山道となる。
 

造林小屋からの水平な登山道
 

水平道途中の注意箇所
足下の早戸川、結構、高度感あり。
 

やばそうな桟道を3ケ所くらい通る。 
早戸川がかなり下の方に見える。
 
下り勾配となった後、ロープがある急な下りとなり河原へ降りる。
ここに、丸太の橋があった。
今日は水量が少ないのか? 
丸太橋なしでも渡渉できる感じだったが、丸太の橋を慎重に渡った。

←最初の丸太橋
   写真奥(右岸)へ渡る。
 
右岸(左側)の道がしばらく続く。
テープが沢山あり、踏み跡も明瞭。
赤テープに導かれて、再度、河原へ降りる。
そこに、2本丸太の橋があった。

←二本目の丸太橋
   渡った後、左岸から振り返る。

慎重に渡り、左岸(右側へ)。
橋を渡った後、正面の急坂をロープで上がる。
 

段丘をしばらく行った後に、キケンと書いた岩を回り込む。

少し行くと、雷平に到着した。
 


雷平の房桜
 
河原に降りた後、原小屋沢を渡って、大滝沢の左岸(右側)に上がる。

←大滝沢側へ渡る橋

すぐ右上に、白馬尾根への赤テープがあった。
今日は、直進する。
ここから何度か渡渉を繰り返す。
最初は、テキストを確認しながら進んだが、そのうちテキストとの対応が判らなくなる。
しかし、赤テープは適度にあり、問題は無く進めた。
しばらく行くと、左手から大滝沢が合流。
以外と小さい感じであり、これかな?と疑問を持つ。
本谷沢を渡り、左岸(右側)を少し行ったら、前方に大滝が見えた。
 
右岸(左側)に赤テープを確認して、少し戻って渡渉する。
赤テープの先には、急な坂にロープがあった。
急な坂を登っていくと、右側へ降りる巻き道があった。
最後の巻き道で2段目の滝壷へと向かったが、手前で大きく崩落しており、2mくらいではあるが赤土の斜面が剥き出しとなっていた。
慎重に崩落地をトラバース。
更に下の滝の落ち口を慎重に渡って滝壷へ到着した。

←滝壷から早戸大滝を見上げる。
 

前の大岩に隠れていた滝が、豪快に見えた。
近くに鳥の巣があるのか、
鳥の泣き声がさかんに聞こえる。
 
豪快な滝を見た後、来た巻き道を慎重に戻る。
尾根上の急坂を登って行ったが、正解は、尾根の左を巻くようであり、途中で、左手からのロープと合流した。
急登の後は、急な斜面を右へトラバースする。
右下が大きく切れ込んだ細い道となるが、古いロープ,真新しいロープがにぎやかにある。
トラバースの終点で、段を乗り越えると、「大滝新道」と書かれた皿があり、滝上の河原が見えた。
そのまま真っ直ぐ登っていくと、瀬戸沢の頭へ向かう。その方向にも赤テープがあった。
右手の河原に下りて滝の落ち口を見るが、恐ろしくてあまり前へは出られない。

←早戸大滝の落ち口
 
休憩の後、落ち口から10mほど上流の右手にロープを確認。
ここに皿は無かった。(見落とし?)

←ザレの左へ短いロープ。
 ザレの右へ長いロープがある。

右側へ向かう長いロープをつかみ、急坂を登る。
ロープが無ければずり落ちる急な坂である。
ロープが終わっても急坂は続き、四つんばいになって登っていく。
下るのは、恐ろしいいような勾配である。
右側から尾根が合流して、やっと立って歩ける感じとなるが、更に急坂は続き、大岩の間を登っていく。
 
標高1200m地点に「休ケイ」の文字が薄れて、「大滝新道」と書かれた皿があった。
 
←1200mを過ぎると、ブナの木が多くなり
 普通の尾根らしくなってきた。
 

更に登ると、1300mあたりから、;低い笹原となりブナの木が増えて良い感じとなってきた。
振り返ると、右に丹沢三峰,左手に蛭ヶ岳と、白馬尾根の草地が良く見える。

←低い笹原と、良い感じのブナの林が続く。
 

勾配がゆるやかになった後、笹原の広いピークとなり、一般登山道へ到着した。

←一般登山道へ合流(1,550m)
 

一般登山道を蛭ヶ岳へと向かう。
雲は無く、富士山と南アルプスの山並みが見渡せるが、残念ながらかすんでいる。
不動ノ峰を越えたベンチで休憩。

←ベンチ(不動ノ峰の少し先)から富士山
 

←蛭ヶ岳山頂からの富士山。

蛭ヶ岳山頂は、数組の先客がいた。
男性二人のGrは、市原新道を上がり、白馬尾根を下るとの事。
 
山頂北側の犬小屋脇から下降を開始。

←急な坂を下っていくと、ブナの大木が増えてきて良い雰囲気となった。

赤テープがあり、踏み跡も明瞭。
道は少し左方向へと下っていき、右側の水晶尾根と分かれていく。
水晶尾根と分かれた頃、少し平坦となり、左手に鹿柵があらわれた。
鹿柵に沿ってしばらく行くと尾根が少し狭くなり、右側崩壊地を通過する。
 
更に進むと、又、尾根が広くなり、1352m地点らしき平坦地となる。

←蛭平(1,352m)のブナ
 気持ちよいところである。

踏み跡は右側へ向い、赤テープもある。
明瞭な分岐点は無く、自然に右側へ向う感じ。
 
しばらく行くと、鹿柵があり、扉に赤いテープがあった。
しかし、鹿柵に入らずに、沿って行く方向にも、赤いテープがあった。
(鹿柵に入らないで進むと、本来の市原新道のようである。)
鹿柵の中の道は、ほぼ水平道であり、逆に少し登っているようにも見える。
すこし疑問を持ちながら、鹿柵の中に入り水平道を行くと、大きくジグザグする下りの道となった。
檜林の作業道である為か、登山道としては、勾配の緩い長いジグザグだった。
何回ものジグザグの後、出口の扉に到着。

←鹿柵を出て振り返る。
 
鹿柵を出ると、一変してザレた、踏み跡の薄い急な道となる。
赤テープに従い、何回かのジグザグの後に、中ノ沢の河原に到着した。
良くみるとテープはあるが、登りの場合は、判り難い取り付きである。

←下流側から見た取り付き
 白いテープが見える。
 

中ノ沢の右岸を下り、原小屋沢に到着した。

←中ノ沢出合(中ノ沢上流側)
 

原小屋沢の左岸に渡った後、上流側へ向う。
右岸(左側)へ渡った後に、雷滝に到着した。

このページのトップへ           2006年へ戻る           「丹沢・道志」へ戻る