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小菅(橋立) | : | 08:20 | ( 640m) | バス終点 |
「やまめ道」看板 | : | 08:40 | ( 770m) | 林道から左へ |
橋 | : | 08:46 | ( 750m) | |
ロープ小屋 | : | 09:19 | ( 900m) | |
1,169m | : | 09:50/09:55 | (1,169m) | |
狩場山 | : | 10:42/10:57 | (1,376m) | 一般登山道へ |
雄滝分岐 | : | 11:48 | (1,360m) | 壊れた道標 |
榧ノ尾山 | : | 12:06/12:16 | (1,430m) | カヤノオヤマ |
王蝶山 | : | 13:10 | (1,720m) | 左を巻いた |
石丸峠 | : | 14:12 | (1,920m) | |
林道交差 | : | 14:44 | (1,690m) | |
林道交差 | : | 14:57 | (1,580m) | |
上日川峠 | : | 15:32/15:38 | (1,600m) | ロッジ長兵衛 |
登山口 | : | 16:15 | (1,120m) | |
千石茶屋 | : | 16:19 | (1,100m) | |
ゲート | : | 16:30 | (1,020m) | 冬季閉鎖中 |
裂石 | : | 16:44 | ( 950m) | バス停 |
[行動時間] | : | 8時間24分 | [単独] [電車・バス] |
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左手:雁ヶ腹摺山 右手:大菩薩から湯ノ沢峠への稜線 |
久しぶりの奥多摩方面。 小菅から狩場山へ登り、牛ノ寝通りから大菩薩へのコースを計画した。 小菅林道から狩場山へ、ほぼ真南に登るルートを想定していたのだが、「やまめ道」の看板は思っていたより手前に有ったので、計画を変更して、1,169mを経由する北東尾根から狩場山へ登った。 (小菅バス停の大きな看板のルートが、「やまめ道」看板からのルートと思っていたのだが・・・?) 今日登った以外の小菅林道から牛ノ寝通りへ至るルートも、新緑の頃にでも探索してみたい。 牛ノ寝通りから石丸峠への雪道がきつかったが、雪の山行を満喫できた。 |
[関連ページ]:<NO.097 2005-6-18 塩山〜大菩薩〜牛ノ寝通り〜小菅> [関連ページ]:<NO.098 2005-6-26 小菅〜雄滝〜牛ノ寝通〜大菩薩峠〜小菅へ> [関連ページ]:<NO.099 2005-7-16 小菅〜白糸の滝〜雄滝〜周辺散策へ> [関連ページ]:<NO.167 2007-5-26 白糸の滝〜雄滝〜大菩薩峠〜荷渡し場〜牛ノ寝通り〜ショナメ〜やまめ道> |
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久しぶりの奥多摩駅に7時17分に到着した。 7時30分発の小菅行きバスは、7人の男性登山客を乗せて出発した。 終点の橋立でバスを降りたのは、私ともう一人の男性の 二人だった。 身支度をして、小菅林道を奥へ向う。 ←小菅林道 最初はきれいな舗装道路 しばらく行くと、ダートとなる。 |
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右上後方へ分岐する林道を見て、更に林道を直進すると、左側のにぎやかな看板の中に「やまめ道」の看板があった。 バス停から20分、想定していたより近すぎる・・と思ったが、ここから小菅川の方へ下った。 ←「やまめ道」の看板 |
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小菅川が近づくと、作業道から外れて川へ降りる踏み跡があるが、川を渡る橋は見当たらなかった。 棚倉沢が合流しているのが見えるので、明らかに、想定していた取り付きとは異なる。 作業道を更に上流側へ進むと、立派な橋があった。 右側の幅の広い橋は通行止めとなっており、並んだ左側の橋を渡った。 橋の向こうにも、明瞭な作業道があった。 登るルートを北東尾根と決めて、作業道を進む。 |
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対岸の広い段丘のような所にさしかかると、更に上流へ向う道と、左へ登って行く道に分岐する。 左へ向えば、北東尾根の先端と判断して、アイゼンを付けて斜面に取り付いた。 ←左上、尾根先端へ向う作業道 思った通り、北東尾根の先端に出て、下の方に棚倉沢が見えた。 しかし、作業道は尾根の先端を巻いて、更に棚倉沢の上流へと向っている。 尾根へ上がる踏み跡は無かったが、北東尾根ルートを地図で再確認した後、ここから尾根に取り付いた。 |
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尾根上をしばらく行くと、すぐに右側から立派な作業道が合流してきた。 どうも、最初の分岐を直進すれば、この道へ出たようだ。 ←植林帯の明瞭な作業道 これを抜けた後、左へトラバース。 植林帯の中の作業道を行くと、約900m地点で左から尾根が合流してきた。 平坦になったところで、左側の尾根へ向ってトラバースしていく。 |
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←左側の尾根へ向ってトラバース 木橋を越えて、すぐに尾根の先端に出る。 |
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木橋を越えて、尾根の先端に出たところに、作業用ロープウェイの小屋があった。 そういえば、小菅林道の「やまめ道」看板の少し手前に山へ向うワイヤーロープがあった。 作業道は、尾根の先端を巻いて、更に棚倉沢の上流に向って水平に行く。 少し水平道を進んでみたが、どんどん右手の尾根が高くなっていく。 そろそろマズイと判断して、小尾根から右の斜面に取り付き、尾根に向った。 1,169mに向うには、作業用ロープウェイの小屋から尾根に取り付くのが正解のようだ。 ←尾根先端の作業用ロープウェイの小屋 |
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かなり急な斜面だったが、ほどよく固まった雪にアイゼンを効かせて登る。 驚いた事に、雪の中に足跡があった。 明らかに人のものだが、今日のものでは無い。 この1週間に、私と同じルートを通った人がいたようだ。 足跡は不明瞭ながら、狩場山に至るまで、時々現れた。 以後、踏み跡やテープ等の目印は全く無いが、地形図を確認して、尾根を忠実に辿れば問題は無い。 |
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急登して北東尾根に乗った後も、しばらく急な尾根が続く。 やがて広くて平坦な尾根となり、1,169mに到着。 雪の中の雑木林が良い雰囲気だ。 |
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この先尾根は、少し右側へ向っていき、笹がうるさくなって来る。 左側の浅い谷の向こうに、狩場山らしきピークが見える。 ←笹がうるさくなった尾根を行く。 円弧を描くように進み北尾根に乗ると、笹は無くなり、平坦な歩き易い道となった。 すぐに急な登りとなる。 適当にジグ・ザグと道を切って登って行くが、なかなか山頂に到着しない。 最後は、なだらかな広い尾根となり、その先に少し小高いピークが見えてきた。 |
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広い山頂に立派な山頂標識が立っていた。 ここまで、テープやペンキ等の目印らしきものは全く無かったが、山頂から一般登山道までは、黄色のテープがあった。 広い静かな山頂で休憩。 先ずは、今日の最初の目的は達成した。 尚、約900m地点の作業用ロープウェイ小屋から、更に棚倉沢の上流に向う水平道は、ショナメへと続いていると思う。 いつか、ショナメから下って確認したい。 |
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黄色いテープを追って、3分程で一般登山道へ出る。 ← 一般登山道へ出て、狩場山方向を見る。 石丸峠方面へ向う登山道には、鹿さん他の足跡があるが、人の足跡は無い。 |
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8分程で、右手に「巡視道」の標識。 更に進んだ平坦なところに、赤いペンキ。 探索すべきルートが沢山ある。 ←牛ノ寝通りを行く。 狩場山から約50分で雄滝分岐。 |
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←手書きで雄滝と書いてある。 このルートは、2005年6月に登った。(関連ページ NO.098) その時は、マジックの手書きは無かった。 以前は、標識の右側だけが壊れていたが、左側も壊れている。 誰だ!標識をかじるやつは・・・ <2005年の写真> ![]() |
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←雄滝分岐から18分で、 榧ノ尾山に到着した。 榧ノ尾山を過ぎて、いよいよ登りにかかる。 王蝶山への登りがキツイ。 雪は、このあたりで、15cm程度。 右手の奥に王蝶山の標識が見えたが、今日はパスして、そのまま登山道を行く。 左手前方に長峰の尾根が見えて来ると、更にキツイ登りとなった。 雪は更に多くなり、20cmは有にある。 雪に埋もれた足を引き抜くのに疲れる。 とうとう、長峰分岐の手前で、右太腿にケイレンの気配。 すこし休憩し、様子を見ながら登る。 |
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長峰分岐への登山道,鹿の足跡がある |
自分の足跡を振り返る |
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長峰分岐から南側の登山道となって一息つく。 少し雲が多くなってきたのが残念だが、雪をかぶった山々が美しい。 ←小金沢山方面への縦走路と合流 正面が小金沢方面。人のトレースは無い。 左手が登って来た牛ノ寝通り やっと石丸峠へ到着。 榧ノ尾山から石丸峠、マップの標準タイムが100分。 以前、無雪期が75分だったが、今日は116分かかった。 美しい光景が広がるが、風が強くて休憩するどころでない。 ここまでの登りでかなり疲れた。 熊沢山へ登る気力は無く、直接、上日川峠へ向う事とした。 |
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石丸峠、前方は熊沢山 |
上日川峠方向へのトレース |
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石丸峠からは、熊沢山方面,上日川峠方面の両方に人の トレースがあった。 上日川峠方面へは、雪の吹き溜まりとなった登山道に、一人の足跡がきれいに残っていた。(上の写真) ←石丸峠の少し先から 左に小金沢山。右手後方に富士山 |
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樹林帯に入ると風も止み、雪も少なくなって、以後、順調に下った。 ←林道交差点から大菩薩方向を見上げる。 |
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←石丸峠から80分で上日川峠に到着した。 少し休憩の後、登山道を裂石へと向う。 |
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←裂石へ向う登山道 登って来る男性一人ととすれ違った。 今朝バスを降りた後、初めて人と出会った。 |
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←閉鎖された林道ゲートを抜けて、 夕暮れの道をバス停に向う。 途中、バスの時間を少し心配したが、バッチリの時間で裂石に到着した。 丁度16時47分のバスが止まっていたが、店が開いている事を確認して、次の17時10分のバスと決めた。 ビールを注文して、ヤッター・・の満足感に一人乾杯。 ビールとサービスのお新香が美味しかった。 |