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平成の森〜ゴジラの背尾根〜鍋嵐〜能ノ爪〜宮ヶ瀬尾根〜清川トンネル〜平成の森
<2007年 12月 2日(日)>  NO.179
平成の森 : 06:35 (  300m) 村道15号橋
取り付き : 06:50 (  310m) ハタチガ沢橋手前
677mピーク : 07:45 (  677m)
Jピーク : 08:10 (  810m) キャンプ場分岐
鍋嵐 : 08:28 (  817m)
能ノ爪 : 09:00 (  730m) 短杭 NO.147
右へ地点 : 09:05/09:18 (  710m) 短杭 NO.154
岩のピーク : 10:00 (  590m)
617m 三角点 : 10:27 (  617m)
525m 新標識 : 10:47/11:00 (  525m)
尾根から左折点 : 11:16 (  340m)
尾根先端 湖岸 : 11:25 (  290m)
清川トンネル北口 : 16:20 (  320m)
平成の森 : 12:10 (  300m) 村道15号橋
  [行動時間] : 5時間35分 [単独]        [車]

[コースマップ]: ゴジラの背尾根,宮ヶ瀬尾根



ゴジラの背尾根


昨日の山行の帰り、宮ヶ瀬湖周辺できれいな紅葉が見えた。
ゴジラの背尾根,宮ヶ瀬尾根の紅葉、今年は見に行くタイミングを逸してしまった。・・と、その時は思った。
日曜日は買物などの雑事をするつもりでいたのだが、家へ帰るとMさんから思いがけない言葉。
「明日も行くの? 帰ってから買物へ行ってくれればよいけど・・」 そうだ、早く帰って来ればよいのだ。
即断で、日曜日の山行を決めてしまった。
事前調査をする時間も無いので、行った事のあるコースとし、ゴジラの背尾根から鍋嵐に登り、宮ヶ瀬尾根を下る事とした。
今日も、熊鈴を二つ付けて山行にのぞんだ。
 ※2007-12-23 「熊ノ爪」を「能ノ爪」に修正。熊と思い込んでいた。


[関連ページ]:
<NO.151 2007-1-20 宮ヶ瀬尾根〜鍋嵐〜黒岩経路>
<NO.152 2007-2-3 ゴジラの背尾根〜鍋嵐〜唐沢公園橋>



「平成の森」下の車道脇に車を停めて、6時35分に出発。
鍵のかかったフェンスを20mほど右に回り込んでクリアーする。 橋の上には、発電機を持参した二人の釣屋さんがいた。

橋を渡って更に進み、林道の左手に三角錐のようなゴジラの背尾根の破断面が見えてきたら取り付きだ。

←ここで、右手のコンクリート擁壁が
   切れているところへ取り付いた。

かなり急な斜面だ。四つん這いになってなんとか登り切った。 前回は、もう少し奥まで進んで、ハタチガ沢橋のたもとから登った。 そちらの方が、取り付きは登り易いが、登った後のフェンス上の通過に注意が必要だ。
 

5分ほどかかって尾根に乗ると、いきなり、良い雰囲気の尾根が始まった。
急登だが、あまり気にならない。
そうだ、これがゴジラの背尾根だと、前回の記憶を呼び起こしながら、楽しく進んだ。

朝陽に輝く紅葉が美しかった。
 
紅葉の尾根
 
紅葉の尾根
 

迷いようの無い一本道。677mピークを過ぎて少し下った後、上り返してキャンプ場への分岐点、Jピークに到着した。

←Jピーク(キャンプ場への分岐点)

キャンプ場への道を右に別けて、左方向へ下る。
急坂を登り返して、出発から約2時間で鍋嵐に到着した。

「ナベワラシ」の標識、ワ→アに修正したマジックが薄くなり、「ワ」がはっきりしてきていた。
 
鍋嵐への登り
 
山頂標識
 

鍋嵐山頂からは、東方向へ急な斜面を下った後、719mピークを巻かずに、尾根を忠実に「能ノ爪」に向った。

719mピークから南方向にテープのマークがあった。
たぶん、ハタチガ沢へ下るのだろう。

能ノ爪の手前で、数人のハンターとすれ違った。
銃を見て、ドッキリ。
熊も怖いが、ハンターも怖い。
 

鍋嵐から30分で、「能ノ爪」短杭 NO.147へ到着した。

方向を左へ変えて、広く開けた尾根を下って行く。
すぐ先が、「右へ」の赤白杭地点だ。

←写真の正面・奥が、「右へ」地点。

 



右へ地点から、明るく開けたゆったりとした尾根を下って行く。
何の為か解らないが、青いテープが続いていた。

しばらく明るい尾根が続いた後、赤テープの目印に導かれて、細尾根へ入った。
 

急な細い尾根となるが、ここも良い雰囲気だ。
危険なところは無い。

右へカーブする細尾根を進んで鞍部を過ぎ、右側に植林帯と鹿柵があらわれる。
鹿柵に沿って、急坂を登ると植林帯に出た。

ここから、伐採された木の歩き難い道がしばらく続く。
植林帯の597mピークを過ぎて、岩のピークを越えると、又、良い雰囲気の尾根となった。
 

紅葉を眺めながら、尾根を進んで行く。
岩のピークから617mピークまで、けっこうアップダウンが多い。


617m 三角点のピークに登って行くと、人の気配。
ハンターかと思ったら、登山者だった。
挨拶をして更に進む。





525m地点に、例の新しい標識があった。
「土山峠」「清川トンネル」を指しているが、
なんとも中途半端な方向だ。(下写真@)

ここを過ぎると、道が整備されていて、木の階段もあった。(下写真A)
 
@525m地点の新しい標識
 
A整備された階段
 

左の鹿柵に沿って下っていくと、右側が大きく開けた地点から宮ヶ瀬湖がきれいに見えた。
整備された道が続き、道は土山峠方向からも合流して来ていた。
 

整備された道が尾根から外れて左へ曲がる。
11時16分、清川トンネルに向う左折点に到着した。
ここから更に、湖岸へと直進する。
今日は、尾根の延長から湖の最先端を目指した。

入っていくと、しっかりした踏み後があった。

←尾根先端へ向う、しっかりした踏み跡。

そして、11時25分に湖岸に到着した。(下写真@)
 
@宮ヶ瀬尾根の先端
 
湖岸から右手の県道方向
 

尾根左折点に戻り、トンネル方向に向かう。

←整備された道を行くと、
   トンネルが見えてきた。

薄い踏み跡だった斜面の道も、きちんと整備されていた。
トンネルの手前にも、新しい標識があった。
「 ←至 県道64号線 県道70号線 至→ 」
これも、アバウトな標識だ。
長さ653mの清川トンネルに入る。
一直線だが、真中あたりは真っ暗だ。思わず足が速くなる。
そして、トンネルを抜けると、きれいな紅葉が待っていた。
 
清川トンネル 南口
 
宮ヶ瀬湖畔
 

←村道15号橋から宮ヶ瀬湖

急に思い立っての山行だったが、期待とおりの紅葉だった。
きれいな紅葉を眺めながら平成の森へ戻った。
12時10分到着。
よし、家の雑事をこなすには、充分に早い時間だ。

しかし、新しい標識や整備された道は、これからどうなるのだろう? 橋の入口のフェンスは施錠されていて、人も立入りを禁じているように見える。 真っ暗な清川トンネルの通過には、一般のハイカーには少し勇気がいるだろう。
遊歩道として更に整備されるのか?それとも中途半端に予算を使って終るのか?
 

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