2007年へ戻る 「丹沢・道志」へ戻る |
村道15号橋 | : | 06:40 | ( 300m) | |
清川トンネル入口 | : | 06:58 | ( 330m) | 出口まで徒歩8分 |
尾根先端 | : | 07:14 | ( 290m) | 湖面まで行く |
460m | : | 07:35 | ( 460m) | |
525m | : | 07:46 | ( 525m) | |
617m | : | 08:08 | ( 617m) | |
大岩ピーク | : | 08:33 | ( 590m) | 597mピーク手前 |
宮ヶ瀬尾根分岐 | : | 09:23 | ( 740m) | |
鍋嵐 | : | 09:52/09:58 | ( 817m) | |
宮ヶ瀬尾根分岐 | : | 10:22 | ( 740m) | 右を巻いた |
鍋嵐分岐 | : | 10:29 | ( 700m) | 一般登山道へ |
物見峠 | : | 10:38/10:52 | ( 640m) | 黒岩経路へ |
橋崩壊 | : | 11:04 | ||
黒岩1.8km道標 | : | 11:25 | ( 520m) | |
丸淵 | : | 11:45 | 新しい倒木 | |
黒岩 | : | 12:22 | ||
山ノ神社 | : | 12:30/12:50 | ( 370m) | 唐沢川を渡渉した対岸 |
唐沢公園橋 | : | 13:20 | 座間市立清川自然の村 | |
村道15号橋 | : | 13:49 | ( 300m) | |
[行動時間] | : | 7間09分 | [単独] [車] |
![]() |
宮ヶ瀬尾根 597m先の細い尾根 |
![]() |
黒岩経路 丸淵手前の木橋 |
村道15号橋に車を停めて、宮ヶ瀬尾根から鍋嵐へ。 鍋嵐からは、物見峠で黒岩経路に入り、唐沢公園橋を経由して出発点に戻った。 自宅からのアクセスが比較的良いのにもかかわらず、初めて入る山域だ。 宮ヶ瀬尾根から鍋嵐へは、標高は低いが、ヤセ尾根のアップダウンがあり、変化のある楽しいコースだった。 黒岩経路は、崩壊が激しい。真新しい倒木もあった。 しかし、林道がすぐ横を通っている事を忘れて、深山の趣を楽しむ事が出来た。 天気がいまいちで、小雪が舞っていたが、低山を選んだ事が結果オーライだった。 (参考HP:「丹沢写真館」さん,「ようこそ! 丹沢へ!!」さん,「俺の山紀行」さん) |
[関連ページ]: <NO.152 2007-2-3 ゴジラの背尾根〜鍋嵐〜唐沢公園橋> <NO.179 2007-12-2 ゴジラの背尾根〜鍋嵐〜宮ヶ瀬尾根〜清川トンネル> |
![]() |
宮ヶ瀬からヤビツ峠に向う林道に入ると、木製の簡易柵が置かれていて、通行止めとなっていた。 まいった・・・と思ったら、警備員さんが近づいてきて、金沢キャンプ場までは入れると言う。 木製の簡易柵をどけてもらい、林道へ入る事ができた。 帰りに再確認したら、大洞トンネルで工事中。こちらからは、塩水橋まで入れる。 工事期間は、2月28日までとの事だった。 しかし、朝6時過ぎの薄暗い時間帯に、警備員が立っている事に驚く。一晩中立っていたわけでは無いだろう。 一体、何時から立っていたのか?・・とどうでも良い事を考える。 でも、釣り屋さん達は朝が早いから当然かもしれない。 車を停めて、右(塩水橋方向)に少し歩いた後、回り込んで 村道15号橋を渡る。 4人程の釣り人が、橋上にいた。 橋を渡り、左へ曲がって林道を進む。 |
![]() |
ハタチガ沢の橋を渡り、右へ向うハタチガ沢林道を見送り、更に林道を直進する。 ハタチガ沢・・・二十女沢と書くようだ、なんとも気になるネーミングだ。どんな由来があるのだろう。 出発して18分で清川トンネルの入口に到着した。 長さ653m、一直線の立派なトンネルだ。 トンネル名を書いたプレートは無い。 はるか向こうに、出口の明かりがポツンと見える。 何か有効活用する手はないだろうか?・・と暗闇の恐れを振り払うように、どうでも良い事を考えながらトンネルを歩く。 8分程で、トンネルの出口に到着した。 |
![]() |
←トンネル出口を振り返った写真 道路は、トンネルを出たところの狭い広場で終わっている。 地図には周遊道路が記載してあるので注意が必要だ。 写真右側、上に登ってトンネルの上を左へ向うような踏み跡があったが、これは無視して、更に前進する。 |
![]() |
←トンネルを出た先は、こんな感じの道となった。 明瞭な踏み跡があり、危ないところも無い。 しばらく進むと、水源の森林の赤帽杭と看板があり、右上の尾根へ向う明瞭な山道があった。 しかし、湖面を目指して、更に直進。 笹藪の中に薄い踏み跡があった。 やがて、右手が入り江となり、尾根の先端へ出た。 右手入り江の向こうの方が、湖面に大きく突き出している。 そちらに行こうかとも思ったが、湖面に到達した事で満足する事とした。 |
![]() |
![]() |
尾根先端(右写真の○部に立っている) 対岸に県道秦野清川線が見える |
対岸の県道からの写真 (2007-2-3 撮影 <差し替え>) |
![]() |
尾根の先端から、来た道を戻る。 水源の森林の看板のところから、尾根の登りが始まった。 やがて右手に鹿柵が現れ、鹿柵に沿って登って行く。 460mピークの少し手前、「トンネル北口」の白い標識があった。 右手は鹿柵と植林帯だが、左手は自然林が広がっている。 振り返ると、宮ヶ瀬湖の展望が広がる。 |
![]() |
![]() |
トンネル北口への標識 |
大棚沢広場の駐車場が見える |
![]() |
←460mピークあたり。 赤帽杭に、手書きで「宮ヶ瀬トンネル」と書いてある。 525mピークを過ぎると、ヤセ尾根となり、雰囲気が良くなっていく。 |
![]() |
![]() |
平坦なピークの奥に、617mピーク |
617mピークの先、木に食い込んだ古い鹿柵の針金 |
![]() |
617mピークの先、こまかなアップダウンが続く。 辛いアップダウンでは無く、変化が楽しい尾根歩きだった。 ←モミの大木。(逆方向の写真) |
![]() |
左側に鹿柵が現れ、植林帯の暗い感じとなる。 ピークを右に巻くような感じで進むと、ピークらしきところで、鹿柵の切れ目があった。 東側へ鹿柵の間を抜けると、大岩があった。 ←大岩のピーク 展望は無い。 |
![]() |
左手の鹿柵に沿って進み、狭い尾根を進むと、すぐに、植林帯の広い平坦な尾根となった。 597mピークあたりだ。 ←枝や丸太が散乱して歩きにくい。 左手の鹿柵に沿って進んで行く。 右手にハタチガ沢林道方向への尾根を見送ると、前方がアセビで塞がれているような感じとなる。 左手の鹿柵へ入る方向にもテープがある。 しかし、ここは左手鹿柵に忠実に沿って前進する。 落ち葉に滑りながら少し下っていくと、雰囲気の良い細尾根へと変わっていく。 |
![]() |
![]() |
雰囲気の良い細尾根 |
雰囲気の良い細尾根 |
![]() |
やがて、左手から尾根が上がってきて、合流すると平坦な広い尾根となった。 逆方向の場合は、要注意。平坦な尾根を下ってきて、左方向の細尾根へ下る。 ゆったりと広い尾根を登っていくと、前方で右手からの尾根が合流している。 傾斜を増した坂を登ると、短杭NO.154と赤帽杭があった。 ここで、直角に左へ曲がる。 緩やかに左へ・・を想定していたので、直角は以外だった。 ←短杭NO.154で左へ曲がる。 赤帽杭の逆方向側に、「右へ」の文字。 |
![]() |
短杭NO.154で左へ曲がった後、なだらかに登って行き、 740mピークの宮ヶ瀬尾根分岐に到着した。 ←宮ヶ瀬尾根分岐 赤帽杭に何故か「能ノ爪」と書いてある。 短杭は、NO.147. ※旺文社の地図に、「能ノ爪」の地名が記載してあるのを発見。(追記) 2007-12-23「熊ノ爪」を「能ノ爪」に修正。 熊と思い込んでいた。 |
![]() |
宮ヶ瀬尾根分岐から右方向へ鍋嵐に向う。 坂を下ると、雰囲気の良い細尾根となった。 ←宮ヶ瀬尾根分岐から鍋嵐への尾根道 719mは左に巻く。 ピークを一つ越えて、急な登りとなる。 思っていた以上の急登の後、鍋嵐の山頂に到着した。 以前から気になっていた山。 ナベワラシ・・と言う何か響きの良い山名。 ついに、この山の頂きに立つ事が出来た。 |
![]() |
←鍋嵐山頂。 「ナベワラシ」か「ナベアラシ」か? どちらも正解だと思うが・・・ 山頂標識は、マジックで「ワ」が「ア」に修正してあった。 ![]() 北尾根方向に赤テープがある。 南西尾根方向にはマークなし。 雪が降って来たので、早々に下山にかかった。 来た道を戻り、宮ヶ瀬尾根分岐を右に巻き、鍋嵐分岐から物見峠へ向った。 |
![]() |
![]() |
物見峠の道標 |
黒岩方面の注意書き |
![]() |
黒岩方面には、「崩壊で通行できません」の看板。 通行禁止とは書いてないと、勝手な解釈をして、休憩の後に黒岩方向へ下った。 ←坂を下った、最初の橋。 この橋は古びているがまだまとも。 左の写真の橋を渡り、水平な沢沿いの道を進むと、崩壊した橋が見えて来た。 |
![]() |
物見峠を出発して12分。 傾いた橋の先で、登山道は無くなっている。 沢に下りて、5m程進むと、左上に崩壊した橋がもう1本見えて来た。 その橋の先に道らしきものが見えたので、沢の左岸に上がった。 数分で、又、まともな道に戻った。 |
![]() |
何本目かの橋を渡って、右へ回り込んだところで、登山道が無くなっていた。 沢沿いを少し進むと、左手上に登山道らしきものが見えた。 左上へ上がり、ズルズルと崩れる斜面の登山道跡を進んだ。 ここは、無理して登山道跡をトレースしないで、沢沿いを行ったほうが良かったかもしれない。 ここも数分で、檜林の中のまともな道になった。 道は悪いが、沢沿いの良い雰囲気のルートだ。 苔むした岩や景色に、深山の趣がある。 |
![]() |
![]() |
沢と登山道の石積 |
二本の木橋を渡って、丸淵へ |
![]() |
←登山道の右下に丸淵が見えてきた。 ここまで、道は悪いが快調・・と思っていたら! 前方の登山道が完全に塞がれていた。 |
![]() |
←左斜面が崩壊して、木々が登山道を塞いでいた。 右下が丁度、丸淵 突破するか、沢へ下るか・・ 下の丸淵まで、けっこう高度感がある。 思案の後、前方突破と決める。 最初の木は下を潜り、次は上へ登って進んだ。 今日のコースの中で、一番の難関だった。 倒壊したばかりの感じだ。 もしかしたら、先日の爆弾低気圧の強風? |
![]() |
←崩壊地から上を見上げる。 残っている木も、そのうち倒れそうだ。 |
![]() |
←最初の崩壊地をクリアーしてしばらく進むと、 2回目の崩壊地が現れた。 最初の倒木は、斜面の左上へ巻き、次の倒木は斜面下へ下ってクリアーした。ここは、高度感が無く、それほど危険では無かった。 倒木をクリアーしてしばらく進むと、3回目の崩壊地の向こうに逆L字の道標「黒岩0.9km」があった。 ここは、倒木の脇を簡単にクリアー。 道は、左上の方へ進んでいく。 すぐに、L字の道標があり、下の方に見える木橋に向って下っていく。 木橋を渡って、ここから黒岩まで沢の右岸の道となる。 (・・と言う事は、丸淵手前の木橋を渡らず、そのまま右岸を進む選択肢も?・・未確認) |
![]() |
しばらく行くと、道形が曖昧となるが、とにかく右岸を行く。 やがて、物見沢出合で沢が合流する。 更に進むと、白ザレの砂地の河原へ出て、前方に新しそうな白い堰堤が見えて来た。 堰堤の右岸にある金網のフェンスに向って、右上へ一登り。 金網のフェンスに沿って進んで行く。 ←堰堤とフェンス(逆方向の写真) 悪路は終わりかと思いきや、道形の無い落ち葉の斜面や壊れた橋が現れる。しかし、危険な箇所は無い。 鹿柵を2回程越えた後、黒岩の道標に到着した。 |
![]() |
←物見峠から1時間30分で黒岩に到着した。 逆方向の写真 前方が物見峠方向。右下が札掛方向 物見峠と同じ、「通行できない。」の看板があった。 右下、札掛方面は、川に入って渡渉すれば行けるか? (昔は、橋があったとの事。・・・未確認) 進む唐沢方向へは、「メルヘンコース」の白い看板があった。 どこがメルヘンなのか? よく判らなかったが・・ ![]() |
![]() |
黒岩から5分程で、道は唐沢川の河原へ出た。 橋の跡の石積の道があり、道標は川の向こうを指している。 ←橋の無い、対岸を指す道標。 対岸に山ノ神社の祠とベンチが見えた。 ここで、渡渉。 たいした渡渉では無いが、苔の付いた石で足が滑る。 川の中で転ばないよう、慎重に渡った。 |
![]() |
←山ノ神社の祠 変化に富み、楽しかった山歩きも終盤。 山ノ神社にお参りした後、ゆっくりと休憩した。 |
![]() |
山ノ神社からは、良い道となった。 唐沢川の左岸を、鹿柵をくぐり、何度も支流の小沢の橋を渡って行く。 ←唐沢川の左岸を行く。 唐沢のキャンプ場が近づいて来たあたり。 このあたりがメルヘンかな? |
![]() |
山ノ神社から約30分で、清川自然の村のバンガローへ。 登山道は、バンガローを迂回していたようだが、気が付かないで敷地内に立ち入ってしまった。 立入禁止と書かれたゲート脇を、ごめんなさいと言って外に出た。 唐沢川にかかる壊れた吊橋を確認する。 思っていたより小さい橋だった。 強引に渡れるか?・・今日の水量なら渡渉も可能そうだ。 今日は確認のみで、唐沢公園橋を渡って県道へ出た。 ←唐沢公園橋を振り返る。 |
![]() |
![]() 歩くと、車で通過する時には 気が付かなかった新しい発見 がある。 途中の道沿い、左手の山へ少し 入った所に、「清川宝の山」の 立派な石柱があった。 (初めて見たが、色んな所にあるようだ。 オリエンテーリングにも使われている。?) 悲しいかな、投棄されたゴミも沢山見える。 ←雪がちらつく県道を歩き、車を停めた出発点に戻った。 楽しい山歩き,沢沿い歩きだった。 |