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宝鉱山バス停 | : | 08:38 | ( 680m) | 都留市駅発 8時20分 |
北口登山口 | : | 09:07 | ( 900m) | 林道から登山道へ |
初滝・山神様 | : | 09:58/10:10 | (1,190m) | |
七福ノ滝 | : | 10:30 | (1,310m) | |
白竜ノ滝 | : | 10:55 | (1,435m) | |
稜線 | : | 11:42 | (1,740m) | |
三ツ峠(開運山) | : | 11:54/12:13 | (1,785m) | |
御巣鷹山 | : | 12:30 | (1,775m) | |
鉄塔 | : | 13:28 | ||
大幡八丁峠 | : | 13:38 | (1,500m) | |
清八山 | : | 13:54 | (1,593m) | 山頂から少し戻る |
分岐 | : | 14:05 | 御坂(右)方面へ | |
分岐 | : | 14:17 | (1,570m) | 左:八丁山, 右:女坂峠 |
NO.7 鉄塔分岐 | : | 14:41 | (1,440m) | 右へNO.6に向かう |
NO.6 鉄塔分岐 | : | 14:58 | (1,460m) | 左へ急激に下る |
女坂峠 | : | 15:10 | (1,372m) | |
大沢山(女坂山) | : | 15:27/15:37 | (1,460m) | |
奥野稲荷神社 | : | 16:39 | ( 675m) | |
笹子駅 | : | 17:00 | ( 600m) | |
[行動時間] | : | 8時間22分 | [単独] [電車・バス] |
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七福ノ滝 |
このところ、車での山行が多かった、たまには電車でと思い、宝鉱山からの三ツ峠を計画した。 北口登山道・千段の滝からの登りは、急坂が多いが変化があり、おもしろいコースだった。 帰路は、清八山から女坂峠を通って大沢山を経由して笹子へ下った。 大沢山周辺は、立派な道標が整備されていて、もはやバリエーションルートとは呼べない。 しかし、踏み跡が不明瞭な所もあり、下調べ無しで安易に踏み込むのは止めたほうが良い。 三ツ峠からの展望は得られなかったが、千段の滝の登り、初めての女坂峠コース、充実の一日だった。 |
[関連ページ]: <NO.057 2004-4-10 林道登山口〜三ツ峠〜御巣鷹山〜林道登山口へ> [関連ページ]: <NO.103 2005-10-16 三ツ峠駅〜三ツ峠〜清八山〜変電所〜笹子駅> [関連ページ]: <NO.117 2006- 1-15 笹子〜大沢山〜摺鉢峠〜大洞山〜三境〜笹子峠〜笹子雁ガ腹摺山> |
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大月から富士急行線に乗り換えて、都留市駅に到着。 ←都留市駅の駅舎 富士急行線の駅は、駅毎に使われている パステル調の色が異なり、駅名の表示にも、 なんとなく趣がある。 8時20分発の宝鉱山行きのバスに乗った。 バスの乗客は、私一人。 貸切状態のバスは、20分ほどで終点の宝鉱山に到着した。 バス停から林道を奥に向かい、30分ほどで、沢山の看板がある登山口に到着した。 2,3台の車が駐車出来るスペースがあった。 |
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バス停から奥に向かう林道 |
北口登山道の入口 |
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林道から左側の登山道に入って行く。 少し右方向に進み、枯れ沢を2回渡る。 ←緑に包まれた、良い雰囲気の登山道。 |
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←途中で撮影した花 名前が判らない やがて、右側から水の流れる音が聞こえてきた。 「水受けの石」の看板があり、そのすぐ先に「千段の滝始まり」の看板があった。 沢の右岸の岩ゴロを少し歩き、又、登山道が沢から左へ離れていく。 谷のような所を通過して、沢の方へ戻って行くと、前方に山神様の祠が見えてきた。 そして、右奥に初滝が見えた。 |
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山神様 水雲山 |
初滝 |
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山神様からは、又、沢から離れて左手へ行く。 すぐに、鉄の梯子があった。 鉄梯子を登ると、右方向へ岩の縁を巻く細い道。 少し注意が必要な箇所だが、しっかりロープがある。 沢に戻り、滝を見ながら進んで行く。 滑りやすい岩に注意して歩く。 沢の右岸の大岩の上をチェーンに助けられて進む。 |
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チェーンの大岩を越えた後、沢の左岸(右方向)に渡る。 ←左岸に渡る所の上流側。 ここからは、左岸を高巻いていくが、急坂が続く。 所々で、ロープに助けられながら登っていく。 やがて、七福ノ滝の看板。少し沢側へ下って、滝を見る。 何段もの滝が続いている。これをクリアーして行くには、急登が必要なわけだ。 対岸の「大岩戸」を見た後、白竜ノ滝展望地へ。 水流の豪快さは無いが、高さがある。 白竜ノ滝展望地を過ぎると、登山道は沢から離れて右方向へ登って行く。 |
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七福ノ滝(七段あるのか?) |
白竜ノ滝 |
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沢沿いの危なげな急登は終わり、普通の登山道になった。 しかし、急坂は続き、ロープに助けられて登る坂もあった。 1,600mを過ぎると、ユキザサが多くなった。 沢山のユキザサが、太陽の光に向けて葉を広げていた。 ←ユキザザの群落 記帳ノートの箱を過ぎると、登山道は少し左へ向かう。 ユキザサの中を進むと、幅の広い、稜線の登山道へ飛び出した。 左へ曲がり、三ツ峠(開運山)へ向かう。 バス停から3時間16分、三ツ峠(開運山)に到着した。 |
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稜線に出て、三ツ峠(開運山)へ向かう |
三ツ峠(開運山)残念ながら富士山は雲の中 |
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開運山から御巣鷹山に向かった後、清八山へのコースに入る。 ここは、2005年10月16日と同じコースだが、前回は天気が悪くて、女坂峠へのルートを諦め、変電所へ下った。 今日は、女坂峠から大沢山への初めてのルートを目指す。 急な下りだが、太陽の光にキラキラ輝く新緑が気持ち良い。 ←気持ちの良い新緑の中を下る |
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大幡山付近にて |
鉄塔から都留市方面 |
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大幡八丁峠から15分ほどで、清八山へ到着した。 ←清八山から鷹巣山 |
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←清八山からこれから向かう尾根 右端の鉄塔が、NO.7鉄塔か? その奥に、先週登った、黒岳、釈迦ヶ岳。 清八山の山頂標識から来た道を戻る。 ところで、パラボラアンテナは、一体どこに有るのか? 04年版の旺文社の地図にも、しっかりアンテナのマークがあるのだが、・・・ どこにも、アンテナらしきものは無い。 |
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そこでやっと気が付いた。 ←ここに、アンテナが有ったのか・・・ なんか変な区画と思っていたのだが。 ここに、アンテナが有ったとすれば、納得が出来る。 階段を少し下り、分岐点を右手の御坂方面へ入った。 ここの道標は、三ツ峠方面, 清八山方面の記載はあるが、御坂方面には何も書いて無い。 御坂方面への道は、暗いトラバース道の感じだが、アンテナ跡地の下を過ぎて、すぐに稜線に出た。 (写真の区画を直進しても、登山道に出られるようだ。) |
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ネットで調べた目印、三七九の石標を見逃さないように慎重に行く。そろそろ、このあたりか・・と思ったその時、立派な道標が目の前にあらわれた。 ←三七九の石標 ![]() なんとも、ズッコケの感じだ。 御坂方面分岐から12分の地点だった。 |
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立派な道標に従い、右手の女坂峠方面に向かう。 ←最初は、踏み跡明瞭な道 最初は、踏み跡明瞭な道だったが、1,531mピークを過ぎて下りになると、登山道が草木で見えなくなった。 |
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←前方のNO.7鉄塔に向かって下って行く。 ヤブは、それほどひどくないが、足元が見えない下りだ。 木の根っこなどに注意しながら、慎重に下って行った。 |
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←NO.7鉄塔分岐に到着した。 「八丁山」方面から下って来た。 左へ少し行くと、NO.7鉄塔がある。 右へ曲がって、NO.6鉄塔・女坂峠方面へ向かう。 ここからは、鉄塔巡視路だけあって、道がとたんに良くなった。 鉄塔巡視路特有の、黒いプラスチック階段も登場する。 |
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←NO.6鉄塔へ向かう登山道から 本社ヶ丸・清八山方面 |
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NO.6鉄塔分岐に到着した。 左方向「女坂峠」の道標。 直進すると、10mほど先に鉄塔がある。 ←御坂線 6号鉄塔 鉄塔方向へ直進すると、2時間で笹子の記載があった。 たぶん、変電所へ出るのだろう。 ![]() |
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鉄塔から道標へ戻り、女坂峠方面へ下る。 いきなり、急坂の下りがはじまった。 木の枝や根っこにつかまりながら下って行く。 やがて、尾根が細くなり、深い谷が下に見える。 慎重に下って行く。 |
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やがて、キレットに向かって、急激に下る箇所があった。 木の根っこにつかまりながら、慎重に下る。 ここが、唯一のやばそうなところだった。 しかし、慎重に行けば、問題は無い。 ←キレットへの下りを振り返る。 |
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清八山から1時間16分、女坂峠に到着した。 風が通り抜けて気持ち良い。 ここは、ステンレスの道標だった。 ![]() ←女坂峠を大沢山方面へ登ると、すぐに前方に石積みがあらわれた。登山道は、石積みの左端に続いている。 ここに、一体、何が有ったのだろう? |
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一山越えた感じの後、少し平坦な登山道となる。 気持ちの良い道だ。 ←大沢山手前の登山道 割りとあっけない感じで、大沢山の山頂下分岐点(道標有り)に到着した。 左へ10mほど進むと大沢山の山頂、 右方向は笹子への下りだ。 |
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女坂峠を出発して17分で大沢山に到着した。 ←大沢山の山頂標識。 (女坂山)が併記してあった。 残念ながら、富士山は見えない。 ここから、笹子へと下る。 このルートは、2006年1月15日に登った。 勝手知ったるといった感じで快調に下った。 |
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大沢山の山頂から62分で、奥野稲荷神社へ到着した。 懸案だった女坂峠コースをクリアーして、すっきりした感じ。 千段ノ滝の登り、初めての女坂峠コース、充実の一日だった。 あとはビール・・・だが、笹子駅には、大きな問題がある。 この方向から笹子駅を目指すと、ビールを売っている店が無いのだ。 時間に余裕があったので、笹子駅を通り過ぎて、笹子酒造でビールを購入し、17時32分の立川行きに乗った。 気持ち良くビールを飲んで、あとは爆睡、しっかり一駅乗り越してしまった。 |