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大沢山〜ボッコノ頭〜摺鉢峠〜大洞山〜三境〜笹子峠〜笹子雁ガ腹摺山
<2006年 1月 15日(日)>  NO.117
笹子駅 : 07:34 (  600m)
奥野稲荷神社 : 07:54 (  675m)
213号鉄塔 : 08:31 (  935m)
大沢山 : 09:37/9:54 (1,460m)
三ツ星山 : 10:27 (1,450m)
摺鉢峠 : 11:02 (1,291m)
大洞山 : 11:09 (1,403m)
三境 : 11:33 (1,411m) カヤノキビラノ頭
石標 : 11:59/12:21 (1,395m)
笹子峠 : 12:42 (1,100m)
209号鉄塔 : 13:11 (1,250m)
笹子雁ガ腹摺山 : 13:24/13:47 (1,350m)
登山道入口 : 14:31 (  600m)
笹子駅 : 15:10 (  600m)
[行動時間]  : 6時間05分 [単独]      [電車]


大沢山から笹子峠を経て笹子雁ガ腹摺山に至る周回コースを計画した。
季節はずれの高温と昨日の雨で雪は完全に消えていた。
踏み跡は明瞭で、大沢山には新しい道標もあった。
途中、お坊山付近の尾根が明瞭に見えた。
トクモリから笹子トンネル入口付近への尾根やお坊山東峰から真南への尾根も登ってみたい。



[関連ページ]:<NO.169 2007- 6-23 都留市駅〜宝鉱山〜三ツ峠〜清八山〜大沢山〜笹子駅>


    
7時33分笹子駅着、いつもの中央線。
笹子で下車した登山客は、私一人のようだった。
この駅は、寸前で国道と交差するので、何度きても方向感覚が狂う。
確認して、笹子トンネル方面へ向かう。 
薄氷があるものの、路面の凍結は無く、湿った感じ。
20号の途中、小さい橋を渡ったところで左に入る。
小さな神社の脇を通って、奥野稲荷神社へ向かう。

←奥野稲荷神社
 

←神社脇の登山口
   中央の木に道標が見える。

奥野稲荷神社の右脇から登山道へ入る。
いきなりの急登がはじまる。
JRの52号鉄塔で少し緩やかな登りとなるが、更に急な坂を登っていく。道は明瞭。
 
標高880mあたりで平坦となり、ゆるやかなアップダウンとなる。これから向かう、213号鉄塔と明瞭な三角形の大沢山が見える。
ゆるやかなアップ・ダウンの後に、213号鉄塔に到着。
左手下の変電所から、ブーンといううなり音が聞こえる。
1,059m地点で平坦な道となる、ヤブは無いが、小枝が少しうるさい。
右へカーブするような形で、大沢山への尾根が見えて、再び急な登りとなる。
1200mで伐採地となり、左手の展望が開ける。
女坂峠方面と鉄塔が見える。
本社ケ丸が黒い壁のように見える。
ここから更に急登。
なかなか女坂峠方面の尾根との距離が縮まらない。
 

きつい登りの後に、平坦になったと思ったら、
女坂峠への分岐。
その数m先が大沢山の頂上だった。
女坂峠方面分岐には、
真新しい立派な道標があった。

←大沢山手前の新しい道標
 

大沢山からの富士山

新雪の富士山が、ドーンと座っていた。
 

大沢山頂上にも、「山梨県産木材使用」の
例の真新しい標識あがあり、ベンチもあった。

←山頂の新しい標識
 

休憩の後に下りへ。
南アルプスが明瞭に見える。
これから向かう1450m峰から右へ回り、笹子雁ガ腹摺山へのルートが明瞭に見える。
細い尾根に、イワカガミの群落が見られる。

大沢山からの下り
 

1397mを通過して、1450mに到着。
「ボッコの頭」の真新しい標識があった。
手書きの古い「三星山」の標識もあり。

←ボッコの頭の新しい道標

北側へ下っていくと、初めて、ガチガチに凍った道となり、少し雪も残っていた。
 

左下に堰堤と小屋が見える鞍部を通過。
左下へは、強引に下っていけそう。
少し登って、1355m。
ここからの尾根の展望が美しかった。
少しアップダウンの後に摺鉢峠へ到着。
 

岩の間の急登の後、小ピークから左に回りこみ、少し登って、大洞山の頂上へ。
 

←大洞山山頂
   ここにも新しい標識があった。
 

平坦な頂上からゆるやかなアップダウンの後に、三境(カヤノキビラノ頭)に到着。

←三境(カヤノキビラノ頭)

新しい道標に従い、右の尾根へ。
左側の崩壊が激しい細尾根を下る。
道なり・・の感じで、細い尾根のアップダウン。
下りですべり、おしりにべっとりと泥がついた。
右手に歩いてきた大沢山からのルートが見える。
石標のあるピークにはベンチもある。ここで昼食。
左へ向かい、しばらくして中尾根ノ頭。
これから向かう、鉄塔と笹子雁ガ腹摺山が見える。
 

←笹子峠

ジグザグの急な下りの後に、笹子峠に到着。
ここにも、真新しい立派な道標があった。
正面の急な坂をトラロープを使って登り返し、古い道標部へあがった。
ここからは、プラスチックの階段がある登山道となった。
道なりのかたちで、鉄塔巡視路を行く。
小さい鉄塔の後、巻き道が続く。
209鉄塔から急坂を登り、笹子雁ガ腹摺山へ到着。
 

雲が多くなったものの、南アルプス,
はるかに中央アルプス,八ヶ岳,金峰方面がよくみえた。

←笹子雁ガ腹摺山より
 

←笹子雁ガ腹摺山

大菩薩方面の雪は完全に消えているように見える。
大沢山からの歩いてきたルートを目で追いながら、持ってきたビールで乾杯。

米沢山から大鹿峠へ回る時間もあったが、雲が多くなってきたので、笹子駅へ下る事とした。
 

←落ち葉でフカフカの急坂を下り、
   笹子駅へ向かう。

国道20号へ出た後、コンビニでビールを買い、少し時間調整しながら笹子駅へ向かった。

朝入った道からの山並みを眺め、

    一周して来たんだ・・・の思い。

笹ダンゴをみやげにして、15時35分の中央線に乗った。

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