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丹沢観光センター | : | 06:47 | ( 590m) | |
魚止橋,取り付き | : | 06:55 | ( 620m) | 少し先のヘアピンカーブ |
979m | : | 07:44 | ( 979m) | |
1292m | : | 08:24 | (1,292m) | |
榛ノ木丸 | : | 08:31/08:50 | (1,312m) | |
掘割 | : | 09:08 | (1,320m) | カサギ沢へ下る |
カヤノ沢出合 | : | 10:00 | (1,205m) | |
F5,F4 | : | 10:14 | (1,185m) | 戻る |
カヤノ沢出合 | : | 10:25/10:35 | (1,205m) | 尾根へ |
1380m | : | 11:10 | (1,380m) | 広場のようなピーク |
姫次 | : | 11:25/11:40 | (1,420m) | 東海自然歩道へ |
黍殻避難小屋 | : | 12:05 | (1,220m) | |
大平分岐 | : | 12:11 | (1,200m) | |
大平 雨量局 | : | 12:50 | ( 700m) | |
山火事注意標識 | : | 12:57 | ( 690m) | 「山火事から自然を守ろう」 |
早戸川 | : | 13:16 | ( 500m) | 徒渉 |
早戸川林道 | : | 13:35 | ( 530m) | |
丹沢観光センター | : | 13:47 | ( 590m) | |
[行動時間] | : | 7時間00分 | [単独] [車] |
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榛ノ木丸からの下り、崩壊地から 黍殻山〜焼山方面, 手前が大平への尾根、その奥にガタクリ峰 |
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カヤノ沢出合(左:カヤノ沢,中央:姫次への尾根,右:カサギ沢) |
早戸川周辺コース。 1292m経由で榛ノ木丸へ上り、大平から早戸川を徒渉して戻る、周回コースを計画した。 榛ノ木丸からは、掘割からカサギ沢へ降り、カヤノ沢出合まで下った後に、尾根を姫次に向かった。 良い天気に恵まれ、新緑の美しい景色を楽しむ事が出来た。 1292mからの榛ノ木丸、明瞭な尾根で迷うような所は無い。 大平からの早戸川徒渉、大平から早戸川へ下る道は踏み跡明瞭で危険な所も無い。 サンダルに履き替えて徒渉したが、水は冷たく、渡りきる頃は痛いほどだった。 |
[関連ページ]: <NO.145 2006-12- 2 伝道〜檜林作業道〜榛ノ木丸〜姫次〜蛭ヶ岳〜市原新道> [関連ページ]: <NO.160 2007- 4-14 姫次〜原小屋平〜ガータゴヤ滝〜カサギ沢出合〜姫次〜黍殻山> |
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昨日の強風で塵が吹き飛ばされたのか、空が青く澄み切っていた。 キラキラ輝く新緑と、見事な藤の花を見ながら早戸川林道を走る。 6時47分、丹沢観光センターに車を停めて、魚止橋へ向けて出発した。 魚止橋を渡り、右へ曲がった後の直線道路、突き当たりのヘアピンカーブが、今日の取り付きだ。 ←榛ノ木丸(1292m経由)の取り付き 最初は、細い尾根の急登。木に掴まりながら登って行く。 8分程で植林帯となり、まともな尾根になった。 |
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最初の急尾根 |
取り付きから8分で植林帯 |
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植林帯の曖昧な踏み跡を登って行く。 取り付きから15分、左からの立派な水平作業道と交差。 直進する踏み跡があったので、そのまま尾根を直進した。 更に2分程で、右手に植生保護柵があらわれた。 取り付きから23分、標高810mで右から水平道が上がって来た。 先ほど交差した作業道だ。 ここからは、この作業道に乗って左方向へ。 作業道は、大きくジグ・ザグと登って行く。 |
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←新緑の中の作業道 やがて道は左方向へ進み、一つ左の尾根に移った後、又、大きなジグザグとなった。 ジグザグの直進部が長すぎて、ムダに歩いているような感じだが、しばらくは、新緑を楽しみユッタリと歩いた。 ユッタリ歩きに少し飽きて、925m,巣箱のある所で、作業道と分かれて尾根を直登した。 数回、作業道と交差して、最後は作業道と合流して、979mへ。 |
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←979mから尾根が細くなった。 作業道は、尾根の右下を尾根に付かず離れず上がって行く。 尾根を登って行くと、時々、上がってきた作業道に乗り、また別れるといった事を繰り返す。 1292mの手前で、しっかりした木の階段。 この階段を登り切ると、作業道は右方向へ向かう感じがしたので、尾根のピークを目指して直登した。 1292mは左手のアセビの中。 少し中へ入ってみたが、標識も何も無かった。 |
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1292m手前の階段 |
1292mアセビの中のピーク |
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緩く下ると、左手の視界が開けて、蛭ヶ岳が良く見えた。 ここからは、広い平坦な尾根となる。 ←木々の芽吹きの中の平坦な道を行く。 やがて白い看板のところで、 造林小屋からの尾根と合流した。 榛ノ木丸の山頂標識は、 白い看板の少し先の木々の中にある。 |
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←榛ノ木丸、山頂標識。 休憩の後、急な坂を下る。 すぐに右手に崩壊地。 二つ目の右手崩壊地から、黍殻山から焼山方面、大平へ下る尾根とその向こうにガタクリ峰、新緑の山々がきれいに見えた。 1320mピークを越えて、榛ノ木丸山頂から25分程で掘割に到着した。 それにしても、不思議な掘割だ。 自然に出来たとは思えない。 作ったとしたら目的は何だろう? ここから、左下のカサギ沢へ降りる。 |
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崩壊地と焼山方面 |
掘割 |
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前回は、掘割から真っ直ぐにザレた急斜面を下ったが、 今日は、左方向へ斜めに下った。 ←下に枯れた沢が見えて来た。 写真正面、沢が左へ曲がったところで、水流があらわれる。 |
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←カサギ沢の源頭部 苔むした沢を下って行く。 コース取りに悩む事なく、自然にルートを選んで下って行ける。 カヤノ沢出合までは、危険な所も無い。 |
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掘割から46分、カヤノ沢出合に到着。 ←カヤノ沢出合 右手:カサギ沢, 左手:カヤノ沢。 正面が登る予定の姫次への尾根。 ここから、姫次への尾根を登る予定だが、 少し下って滝を見に行く。 |
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←カヤノ沢出合からすぐ。 F5 5m滝 左岸の斜面を巻きながら、更に沢の下流へ向かった。 |
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左岸の斜面から高巻き、細尾根を下ったところに、 F4 7m滝。 ←F4 7m滝 帰ってから調べたら、「CS滝」の名があった。 勢いで、ここまで来てしまったが、 かなりヤバイルートだ。 これ以上は、事前調査不足。 今日は、ここで引き返す事とした。 |
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左岸の高巻から、F5の滝壷に降りて、右岸に渡ってカヤノ沢出合に戻った。 休憩の後、沢の中間尾根に取り付いた。 取り付きを含めて姫次まで、赤テープ等の目印は一切無かった。 ←少し登った所で下を振り返る。 右手:カヤノ沢, 左手:カサギ沢。 |
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木々を掴まりながらの急な登りが続く。 1300mで右からの尾根と合流すると、傾斜が少しやわらぐ。 アセビの尾根となり、狭い木々の間をルートを選びながら登って行く。 1340mで右からの尾根と合流。 傾斜がやわらぐが、アセビの歩き難い尾根が未だ少し続く。 |
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やがて、急に・・と言う感じで、広い尾根となり、新緑の景色に変わった。 1380mピークは、広場と言った感じ。 曖昧な広い尾根を、なだらかに、右へ回り込んで行く。 |
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←フキがあらわれ、前方にカラマツ。 姫次に近づいた気配。 前回、原小屋沢のカサギ沢出合から登った尾根が、左からゆるやかに合流すると、カラマツの向こうに 姫次のベンチが見えた。 カヤノ沢出合を出発して、50分程で姫次に到着した。 朝は澄み切った青空だったが、少し霞んで来たようだ。 |
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姫次 |
少し霞んだ富士山 |
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休憩の後、東海自然歩道を黍殻山方面へ向かう。 ←登山道のマメザクラ(フジザクラ) 新緑の気持ち良い道を歩く。 まるで、高速道路のような道だ。 黍殻避難小屋の広い原っぱを抜けて、 大平分岐へと向かった。 |
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新緑の東海自然歩道 |
黍殻避難小屋 |
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←大平分岐 姫次から31分、大平分岐へ到着した。 ここから右へ曲がり、大平へ向う。 大平から早戸川を徒渉する、初めてのルートに入る。 最初は、両側が植林帯の暗い道。 しばらくすると、右手が明るい自然林になった。 更に下って、又、植林帯の下りとなる。 しかっりした木の階段が続いていた。 植林帯の中の休憩場を過ぎて、ジグザグと下ると、 大平へ到着した。 途中の道標にローマ字でoodairaの記載があった。 恥ずかしながら、これまでオオヒラと思っていた。 |
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右手自然林の休憩場 |
植林帯の中、しっかりした木の階段 |
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下って行くと、赤い鳥居があり、その右手の広場の向こうに雨量局の建物があった。 ←雨量局 右に雨量局の建物を見て、左方向に広い道があった。 その道を下って行くと、奥野林道へ出た。 右へ鋭角に曲がって、奥野林道を奥へ進む。 すぐに、道路の左脇に「山火事から自然を守ろう」の標識が見えてきた。 標識の右脇から、明瞭な踏み跡に入って行く。 |
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右側の正面奥が雨量局, 鋭角に曲がって左へ行く |
標識の右脇に踏み跡 |
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最初は、明瞭な踏み跡をゆったりと下っていく。 尾根が細くなり、両側のブッシュが少しうるさい所があったが、すぐに、明瞭な尾根道となった。 ←早戸川へ下る尾根 雨量局の設備らしい、 コンクリートの柱が続いている。 尾根の先端で、明瞭な踏み跡に乗って右へ曲がる。 左下に早戸川が見えて、上流側へ進んでいくと、小さい沢に突き当たった。 |
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踏み跡は、この沢に突き当たって終わる。 左へ曲がり、沢を下れば、すぐに河原に出る。 河原に降りて、上流側に100m程歩くと、赤ペンキで○を書いた大岩があった。 対岸の岩には、早戸林道へ上がる方向に赤い矢印があった。 サンダルに履き替えて、赤○大岩の上流側を徒渉した。 水に入った時、気持ちいいな・・と一瞬思ったが。 すぐに、冷たさに変わった。水の圧力も結構ある。 最後は、冷たい・・と叫びながら渡り切った。 |
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上流側、100m先に大岩 <近づいた写真>→ |
大岩の赤ペンキ |
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赤○大岩の上流側を徒渉 |
徒渉した先の岩に赤矢印 |
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←早戸川林道に出たところ。 良く見ると、「大平へ」の朽ちた古い道標もあった。 |
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早戸川林道を丹沢観光センターへ向かう。 新緑が気持ち良い。 ←正面、不動ノ峰あたりか 丹沢観光センターに13時47分に到着した。 未だ早い時間だが、充実の山行だった。 1292m経由の榛ノ木丸と、大平への周回コースを完了。 メインコースは、ほぼ歩いた感じだが、サブコースの宿題がどんどん増えて行く。 |