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魚止橋の先 | : | 06:38 | ( 640m) | 駐車 |
伝道 | : | 07:00 | ( 680m) | |
鹿柵 | : | 07:05 | 鹿柵へ入る、檜林へ | |
稜線(鹿柵) | : | 07:35 | ( 990m) | 造林小屋からのルートと合流 |
鹿柵を出る | : | 07:57 | (1,155m) | 二つ目の鹿柵を出る |
榛ノ木丸 | : | 08:17/08:37 | (1,312m) | |
掘割(深い溝) | : | 08:57/09:10 | (1,305m) | カサギ沢源頭部へ下って戻った |
一般登山道 | : | 09:24 | (1,400m) | 東海自然歩道 |
姫次 | : | 09:31/09:35 | (1,420m) | |
蛭ヶ岳 | : | 10:44/11:20 | (1,670m) | 犬小屋脇を下って、市原新道へ |
蛭平 | : | 11:47 | (1,352m) | |
雷滝(落ち口) | : | 12:25 | ||
雷滝 | : | 12:38/12:50 | ( 890m) | |
伝道 | : | 13:05 | ( 680m) | 伊勢沢ノ頭取り付き確認 |
魚止橋の手前 | : | 14:05 | ( 640m) | |
[行動時間] | : | 7時間27分 | [単独] [車] |
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市川新道への下りから、榛ノ木丸(手前の尾根(矢印)が今日登ったコース) |
前回に続いて、早戸川から蛭ヶ岳へ。 ここは、お気に入りの場所なのだが・・・・ 夏はヒルが怖い。厳冬期は凍結が怖い。軟弱者の私が来る季節は限られてしまう。 今回は、初めての榛ノ木丸を、伝道から檜林のジグザグルートで登った。 蛭ヶ岳からは、市原新道で雷滝へ下った。(参考HP:丹沢写真館さん) 富士山に少し雲がかかっていたが快晴。 丹沢の山々を眺め、新たなコースへの思いが更に募った山行となった。 |
[関連ページ]: <NO.165 2007- 5-12 魚止橋〜1292m〜榛ノ木丸〜カサギ沢〜カヤノ沢出合〜姫次〜大平> |
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魚止橋の先、林道がヘアピンカーブする手前に駐車した。 ヘアピンカーブの所にある、1292mピークを経由するコースの取り付きを確認した後、伝道に向けて出発した。 いつか、1292mピークコースも登ってみたいが、今日は、 伝道からの尾根を登る事とした。 林道を20分程歩いて、伝道に到着。 無理をすれば、ここまで車で入れる。 帰る時は、車が1台停まっていた。 登山道に入り、伝道沢を渡り、涸沢を登っていくと、 正面に鹿柵がある。 伝道から5分で鹿柵の入口に到着した。 ←いつもは、手前を左に曲がる鹿柵。(大滝方面) 初めて、鹿柵の中へ入った。 |
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鹿柵に入ってすぐ、涸沢を右側に渡る所に、左へ造林小屋方面に向かう道がある。 造林小屋への道を左に別けて、涸沢から右手段丘に上がると、伝道沢を渡った所からの小尾根ルートと合流する。 右手の鹿柵と、その向こうの伝道沢に沿って登っていく。 10分程で、左手の小さな涸沢を越えて、斜面を登って行く 道があった。 白いテープがある。 最初の部分は頼りない感じだが、すぐに、立派な作業道となった。 あまりに良すぎるような整備された道を、ジグザグと登っていく。 ←整備された綺麗な作業道 |
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←作業道の階段部分 前方に稜線の気配を感じると、道が少し悪くなるが、 踏み跡は明瞭だ。 伝道から約40分で、造林小屋からの尾根ルートに 合流した。 |
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←造林小屋からの尾根との合流点 登って来た方向を振り返る。 テープが沢山あり、マジックでルートが書いてあった。 ![]() ![]() |
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ここから、右に曲がって、左手の鹿柵に沿って登って行く。 ←左手の鹿柵に沿って登る。 すぐに、鹿柵が倒れている箇所があり、そこで鹿柵が無くなる感じ。 倒れた鹿柵を越えて、少し左方向に進む。 しばらく行くと、左手に次の鹿柵が見えてきた。 下りの場合、この地点が少し注意が必要か。 ここからしばらくは、左手の鹿柵に沿って進む。 途中、ゲートが2箇所ほどあるが、ゲートに入らず、 そのまま、鹿柵に沿って進む。 |
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左手の木々の間から、蛭ヶ岳と、白馬尾根, 市原新道が見える。 稜線に乗ってから約25分で、左手の鹿柵が直角に右へ折れて、前方を塞ぐ。 ここで、鹿柵の左へ出た。 ←鹿柵を左へ出る 扉は壊れて無い。 |
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鹿柵を抜けると雰囲気が変わり、アセビの木々の尾根となった。 |
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鹿柵を出て8分で、白い「鳥屋造林組合」の看板があった。 以後、時々、この看板が登場する。 看板にある矢印の意味は判らない。 気にしないほうが良さそうだ。 更に3分で、左側崩壊地。 蛭ヶ岳と市原新道が見える。 ←蛭ヶ岳・市川新道 |
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鹿柵を出てから20分で、榛ノ木丸の山頂に到着した。 右方向から、1,290mピークからの尾根が合流している。 尾根合流点に、神奈川県水源協定林の白い看板があった。 山頂標識は、左手(西)へ少し行ったところにあった。 山頂標識のところは薄暗いので、少し戻って、尾根合流点で休憩した。 榛ノ木丸から急な坂を下ると、右手崩壊地に到着した。 前方に、崩壊地上の細い尾根、左手に小尾根がある。 テープに従い、前方の崩壊地の細い尾根を進む。 ここから、緩いアップダウンの細い尾根が続く。 1,320mピークは、どこか判らず通過。 榛ノ木丸を出発して20分で、掘割に到着した。 |
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登山道(尾根)を深い溝が横切っている。 不思議な溝だ。 ザックを置いて探索へ。 ←左右方向の登山道(尾根)を横切る、深い溝。 写真の手前側へ慎重に下った。 |
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岩がボロボロ崩れるが、すぐ下に涸沢が見えており、さほど危険は無い。 ←下った所から振り返る。 戻る時は、少し右側の岩が無い所を登った。 降り立ったところは、カサギ沢の源頭部。 苔むした岩はあるが、水は無かった。 しかし、沢の音が聞こえる。 50mほど涸沢を下っていくと、カサギ沢の源流があった。 |
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降りた所は、涸沢 |
50m程下流に、カサギ沢の清流 |
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掘割に戻り、姫次へ向う。 尾根がだんだん広くなるが、適度に赤テープがあり、 難なく進んでいく。 逆方向の場合、左へ行かないように注意が必要。 (「鳥屋造林組合」看板の矢印が左へ向いていて、 まぎらわしい。) しばらくすると、熊笹の尾根となり、踏み跡が明瞭に なってきた。 ←合流点の手前 熊笹と明瞭な踏み跡 |
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踏み跡に乗って進むと、前方から熊鈴の音が聞こえて来た。 一般登山道を姫次へ向かう一組のカップルに、合流点のところで出会った。 今日初めて出会う登山者だ。 相手も、変な方向から熊鈴の音が聞こえてきて驚いたかもしれない。 ←東海自然歩道(一般登山道)との合流点。 一般登山道側から榛ノ木丸方面の写真 (榛ノ木丸への入口) |
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気持ちの良い道を進み、姫次に到着。 快晴だが、富士山の山頂部分のみ、雲がかかっていた。 真冬の透き通るような空気と異なり、少しモヤっぽい。 ←姫次からの富士山 |
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小休憩の後、蛭ヶ岳へ向う。 今日は、地蔵平へは行かず、一般登山道を進む。 この道は、もう何度目だろうか・・勝手知ったる道だ。 霜柱が美しい。 ←霜柱を踏みしめ、崩壊地を上がる。 |
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←崩壊地からの展望。 檜洞丸の後ろに富士山 |
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姫次から1時間10分で蛭ヶ岳に到着。 5組程の登山者が休憩していた。 持ってきたビールを開けて、榛ノ木丸から初めてのコースで蛭ヶ岳へ登れた事に、 一人乾杯した。 ←富士山の頂上部分だけに雲がある。 |
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下りは、市原新道へ。 犬小屋の脇から下り始めると、榛ノ木丸と登って来たコースが良く見える。 ←山荘から少し下った地点から。 榛ノ木丸と今日登って来た手前の尾根が良く見えた。 |
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右手に視線を転じると、白馬尾根の向こうに、丹沢三峰から 早戸川側への何本もの尾根が見えた。 次は、瀬戸沢ノ頭へ向う尾根を登るか・・ 登って来たコースの復習と、次のコースの予習を十分にしてから、急な下りへ向けて出発した。 下りだして、前回登った水晶ノ沢尾根との分岐を確認。 水晶ノ沢へは、右手の広いブナ林に踏み込んで行く感じだが、コース取りは出来そうだ。 以後、3回目の市原新道を快調に下った。 約1時間で鹿柵の終点、お皿の道標に到着した。 ここから、急な下りで、雷滝の落ち口へ向う。 |
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市川新道から外れて、たよりなさげな白いロープのところから、滝の上部に向う。 ←市川新道から外れる箇所を 振り返った写真。 |
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←雷滝の上部 池のような感じ |
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写真を撮った後、滝を横から眺めながら急な坂を下る。 ←豪快な雷滝 休憩の後、12時50分、伝道に向けて出発した。 途中、伊勢沢ノ頭へ向う取り付きを探したが、気が付かないまま、造林小屋まで行ってしまった。 引き返して、再度、慎重に道を探すと・・・あった。 帰り道方向だと判り難い。 河原へ降りて、取り付きの立派な橋を確認した。 初めての榛ノ木丸ルートに満足、更にいろんなルートに思いが募る山行だった。 |