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宮ヶ瀬(三叉路)〜高畑山〜丹沢三峰〜丹沢山〜塔ノ岳〜鍋割山〜二俣〜大倉
<2007年 1月 8日(日)>  NO.149
三叉路バス停 : 07:45 (  310m) 本厚木発6時55分
御殿森ノ頭 : 08:17 (  580m) 右を巻いた
高畑山 : 08:47 (  766m)
金冷シ : 09:10 (  850m)
本間ノ頭 : 10:24 (1,345m) 三峰−東峰
円山木ノ頭 : 10:52 (1,360m) 三峰−中峰
太礼ノ頭 : 11:14 (1,352m) 三峰−西峰
丹沢山 : 12:12/12:29 (1,567m)
竜ヶ馬場 : 12:52/13:00 (1,504m)
塔ノ岳 : 13:38 (1,491m)
金冷シ : 13:52/14:02 (1,370m) 大倉尾根分岐
鍋割山 : 14:46/14:52 (1,273m)
後沢乗越 : 15:34 (  800m)
二俣 : 16:14 (  500m)
大倉バス停 : 17:18 (  290m)
  [行動時間] : 9時間33分 [単独]        [電車・バス]


金冷しから鍋割山へ向う登山道より蛭ヶ岳方面


2007年最初の山行。
丹沢ロングコース、宮ヶ瀬から丹沢三峰,丹沢山,塔ノ岳を経て、鍋割山から二俣へ下るコースを選んだ。
丁度1年前、2006年の初山行は、青根から蛭ヶ岳を経て丹沢山へと廻った。
時間が許せば鍋割山へ廻りたかったので、丹沢山以降は1年前と同じコースとなった。
朝は快晴だったが、午後から風が強くなり、稜線上では突風が吹いていた。
昨日の雨(平地)で、稜線上の雪景色を期待していたのだが、思ったより雪は少なかった。
富士山方面に雪雲があったが、太平洋側は晴れ渡り美しい展望を見る事が出来た。
ロングコースを歩き、充実した山行だったが、後半は少し膝にきた。少し歳を感じる初山行となった。



[関連ページ]: <NO.078 2004-12-11 大倉〜塔ノ岳〜丹沢山〜丹沢三峰〜宮ヶ瀬>
[関連ページ]: <NO.155 2007-2-24 金沢橋〜栂立ノ頭〜本間ノ頭〜高畑山〜宮ヶ瀬>



本厚木駅、6時55分発のバスで宮ヶ瀬へ向う。

三叉路のバス停で下車して、丹沢三峰へ向ったのは、私を含めて単独男性3人と女性2人組の計5人だった。

ヤビツ峠へ向う林道を少し進み、右手の道標から登山道に入った。
入口には、ヒル注意の丁寧な説明があった。
 

←快晴で、この時は風も無く、気持ち良い道を登っていく。
   前方に先行する男性が見える。


標高550m地点で、鹿柵の尾根に出る。
鹿柵に沿った右手方向に、木の枝で通せんぼがあったが、これが宮ヶ瀬へ直接下るルートか?(未確認)

御殿森ノ頭への登り口に気が付かず、右を巻いてしまった。

登山口から1時間程で、高畑山に到着した。
 
高畑山山頂の展望台
 
展望台から宮ヶ瀬方面
 

高畑山から下った鞍部が、青字治橋分岐。
ここで、「俺の山紀行」M−Kさんが下られた、鉄塔巡視路の入口を確認した。


金冷シから本間ノ頭へ向う登山道、少し危なげな登山道となるが、しっかり整備されている。
 

 

 

本間ノ頭の手前、標高1,100mを過ぎて、やっと登山道に雪が出てきた。
思ったより雪が少ない。
雪の上は歩き易いが、時々、みぞれがそのまま凍ったような所があった。
アイゼンを付けるほどでもなく、中途半端な状態だ。
 

登山口から2時間40分で本間ノ頭に到着した。
 

本間ノ頭を過ぎると、だんだん風が強くなる。
天気予報とおりであり、予測していた風だったが・・
特に鞍部では、右手(北側)から猛烈な風が吹き、体が押されるのを感じる。

葉を落とした木々の間から見える、少し雪化粧した山々の眺めに助けられながら、丹沢三峰のアップダウンを進んで行った。
 

←瀬戸沢ノ頭のベンチ
   風でツララが曲がっていた。


どこか風の無いところで休憩と思っていたが、丹沢山の手前まで来てしまった。
山頂の風を嫌い、どこかで休憩と思っていたら、丁度、堂平方面の展望が開けた所があったので、山頂手前で休憩した。
 

←丹沢山山頂
   右端に、みやま山荘

丹沢山頂は、少し雪雲がかかり雪もちらついていた。
早々に、塔ノ岳へと向う。
 

丹沢山までの雪道は、アイゼン無しで全く問題なかったが、ここから凍った登山道となった。
昨日の踏み跡が、登山靴の形で凍っている。
雪があったほうが歩き易いが、丁度、中途半端な状態だ。
アイゼンを着けるか迷ったが、木道に雪は無く、そのままアイゼン無しで行った。

竜ヶ馬場で太平洋側の展望を楽しむ。
大島は見えなかったが、新宿,江ノ島は良く見えた。

日高の手前で、みやま山荘の小屋番見習いさんとすれ違った。

丹沢山から1時間程で、塔ノ岳に到着。
山頂は風が強く、早々に鍋割山へ向けた出発した。
 
塔ノ岳山頂、右後方に蛭ヶ岳
 
塔ノ岳山頂
 

金冷シから鍋割山への道に入ると良い雰囲気の登山道になる。 右手に蛭ヶ岳を見ながらの、お気に入りの道だ。


鍋割山に近づくと、又、風が強くなり、鍋割山山頂は突風の中だった。
山頂から少し下った窪地で小休憩。
この後、後沢乗越まで、強風の中の下山となった。
 
鍋割山山頂
 
登山道から富士山方面
 

後沢乗越で谷側に入り、風が止んで人心地つく。
疲れた足に少し違和感があったが、風も無くなり順調に下った。

←ミズヒ沢
   滝の見物は時間の都合でおあずけ。
 

16時14分、二俣に到着した。
未だ充分に明るい。

←二俣の手前で、林道を振り返る。

 

風が強くなった林道を進み、17時に大倉分岐へ到着した。
ここまでライト不用で歩けたが、大倉分岐で左の山道に入ると、真っ暗になった。
ライトを点けて、暗い山道を進む。
車道に出ると、畑の向こう側にキラキラ輝く町の明かりが美しかった。

←畑の向こうに渋沢方面の明かり。

17時18分、大倉バス停に到着。
食堂に入り、生ビールを注文。 旨いビールだった。

17時48分発のバスは、貸切状態。
乗客は私一人で渋沢駅へ向った。
 

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