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笹子駅 | : | 07:35 | ( 600m) | |
NO.9,10白柱 | : | 07:51 | ( 645m) | 林道から山道へ |
NO.9,10分岐白柱 | : | 07:58 | 左の沢を渡る | |
木に赤矢印 | : | 08:01 | 巡視路?・・赤矢印から登った | |
鉄塔(NO.10) | : | 08:32/08:37 | ( 815m) | |
NO.10,11分岐白柱 | : | 08:39 | 尾根を直進 | |
1,050m地点 | : | 09:10 | (1,050m) | 右へ曲がる |
1,109m地点 | : | 09:18/09:35 | (1,109m) | 大岩手前で休憩 |
お坊山東峰 | : | 10:17/10:37 | (1,420m) | |
お坊山 | : | 10:48/10:55 | (1,420m) | |
米沢山 | : | 11:28 | (1,357m) | 北尾根へ下る |
1,211mピーク | : | 11:58 | (1,211m) | |
平坦地 | : | 12:00 | (1,170m) | |
鉄塔(207号) | : | 12:10 | (1,075m) | |
林道 | : | 12:40 | ( 700m) | |
道の駅 | : | 12:45 | ||
甲斐大和駅 | : | 13:03 | ( 630m) | |
[行動時間] | : | 5時間28分 | [単独] [電車] |
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南アルプスと米沢山北尾根 |
週間天気予報は雨だったが、曇り後晴れの予報に変った。 今週も丹沢へ行こうかと考えていたが、車が使えないので、中央線沿線に変更。 お坊山東峰へ南尾根ルートで登り、米沢山から北尾根を下った。 お坊山南尾根は、最初の取り付き点からの鉄塔巡視路が判らず、急な斜面を強引に登った。 米沢山北尾根は、207号鉄塔の手前に下るまでが、急で滑りやすいものの、ルートは明瞭で さほど危険な所も無い。 鉄塔以降は、穏やかな良い道ではあるが、落ち葉でルートが不明瞭だった。 どちらも良いルートであり、いつか逆ルートも計画したい。 |
[関連ページ]: <NO.115 2005-12-29 入道山〜棚洞山〜お坊山東峰〜米沢山〜笹子雁ガ腹摺山〜北尾根> [関連ページ]: <NO.142 2006-11-5 笹子〜トクモリ南尾根〜米沢山〜笹子雁ガ腹摺山〜鉄塔尾根〜甲斐大和> |
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八王子発 6:35分 いつもの中央線で笹子へ向かう。 7時35分、笹子駅から、国道20号を甲斐大和方面へ向けて出発した。 すぐに、天野工業の建物が道路の反対側に見えてきた。 天野工業の前で、右に曲がり、日向橋を渡った。 ←日向橋 国道から右に折れて、橋を渡る。 |
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橋を渡り、道なりに右へカーブしていくと、Y字分岐があった。 草が多い左の道に入って、すぐに高速道路の下を潜った。 道は左に曲がり、高速道路に沿うかたちとなる。 高速道路に、「トンネルまで1km」の標識があった。 ←左側フェンスの向こうは、中央高速道路。 |
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しばらくすると、少し下る感じで橋が見えてきた。 橋の手前に、「←NO.9,10」の白柱があり、そこを右に折れて、沢沿いの山道に入った。 ←「←NO.9,10」の最初の白柱 ここから山道に入る。 沢の左岸(右側)の山道を更に進むと、最初の白柱から 7分で、次の白柱があった。 「←NO.10 →NO. 9 」分岐の白柱。 NO.9 方向は、右手の山に登って行く。 NO.10 は、左手の沢を指している。 ここで、左に曲がり、沢を渡った。 |
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沢を渡った所で、踏み跡が無くなるが、少し踏み入った右手前方の木に赤ペンキの矢印があった。 赤矢印は、左方向or前方を指しているが、あたりに道らしきものは無い。 前方は、急なザレぽっい斜面だ。 <左方向or前方を指す赤矢印> ![]() |
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右方向は、少し道らしい感じがしたので、赤ペンキ矢印から右方向へ進んでみた。 すぐに、明瞭な踏み跡となったが、沢沿いに進み、左手へ登っていく様子が無い。 鉄塔巡視路なのか? 沢沿いの作業道なのか? 堰堤まで進み、そこから引き返した。 赤ペンキ矢印まで戻って、再度あたりを見回すが、道らしきものは無い。 意を決して、正面の急な斜面に取り付いた。 ←取り付いた急斜面。 足場が悪く、写真がブレている。 |
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急な斜面をジグザグと適当にコースを選び上って行く。 途中、古い石積の跡があったが、道らしきものは無い。 左上方向が明るいので、徐々に左手へ登っていくと、高速道路のコンクリート壁面の上に出た。 このあたりから、少し、踏み跡らしきものも出てきて、前方に鉄塔が見えた。 ←高速道路のコンクリート壁面の少し上から 下を見下ろす。 |
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鉄塔手前で、しっかりした鉄塔巡視路が右側から上がってきていた。 最後は、黒いプラスチック階段で、NO.10鉄塔に到着した。 最初に進んだ、沢沿いの道を更に進むべきだったのか・・・不明である。 ←黒いプラスチック階段の向こうに鉄塔。 階段手前、右方向から鉄塔巡視路。 |
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鉄塔から、やっと、まともな山歩きとなり、落ち葉の尾根を登って行く。 鉄塔から3分程で、「NO.11, NO.10」分岐の白い柱があった。 NO.11方向は、尾根を左に巻いて行くが、ここは、前方の尾根へ直進した。 ←NO.10は、戻る方向。 NO.11は、左へ巻いて行く。 ここは、尾根を直進した。 |
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雑木林の中、濡れた落ち葉に足を滑らせながら、急な坂を登って行く。 しばらくすると、尾根の右側が植林地となり、自然林との境を進む感じとなった。 急登の後、左の尾根に乗る感じで、1,050m地点で右へ曲がる。 テープ等の目印は無いが、下りの場合は、左手の植林地に沿っていけば、自然に左へ降りて行く感じだ。 ←右側植林地との境を行く。 前方左手から尾根が合わさる気配。 |
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少し平坦な尾根となった後、尾根に岩が多くなり、右手の植林地が終わった。 岩の多い尾根の急登が始まる前に、1,109m地点で休憩した。 休憩の後、時々、大岩が出てくる尾根を急登する。 大岩を巻いて登る。危険な地点は無い。 ←この大岩の手前で休憩。 この後、尾根が広くなっていく。 1,200mを越えたあたりから、尾根が少し広くなる。 広い尾根の急登が続く。 下りの場合は少しコース取りが難しいかもしれないが、 コンパスで真南を確認して下れば問題ない。 右側からの南東尾根が見えて来る。 |
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最後は、少し右方向へ進んで、東峰に飛び出した。 飛び出した所は、東峰の新しい標識の真後ろだった。 下りの場合は、最初に南南西へ向かい、すぐに左へ方向を修正して、真南へ下る感じ。 ←東峰の標識。 この後ろへ出た。(赤テープ有り) |
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午後から晴れの天気予報だが、東峰はガスの中だった。 休憩の後、大鹿峠への分岐点へ向う。 大菩薩から大谷ヶ丸方面の展望地にベンチがあるが、雲に隠れて展望なし。 しかし、上空にきれいな青空が広がって来た。 お坊山まで来ると、南アルプス方面の雲が流れて、白い山々が見えてきた。 昨日の雨で洗われた綺麗な空を背景に、美しい眺めだった。 雲が切れて、富士山も見えてきた。 下の方から美しい景色に対する歓声が聞こえてきて、5名程のグループとすれ違った。 |
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お坊山西峰から富士山 |
お坊山西峰から南アルプス方面 |
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トクモリを越えて、米沢山に11時28分に到着。 3人の男性がが休憩していた。 休憩している登山者の脇を通って、北側の尾根へ入る。 ←米沢山の山頂、北尾根の入口。 (カメラを構えた自分の影が写っていた。) |
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最初は、明瞭な歩き易い道だが、しばらくすると細い尾根の急な下りとなる。 濡れた木の根っこで滑らないよう、慎重に下った。 左手に、笹子雁ガ腹摺山北尾根の208号鉄塔から伸びるケーブルと、これから向かう207号鉄塔が見える。 ヤセ尾根の左崩落地から、少し登り返して、1,211mピーク。 ここから、又、急な坂を下り、1,170mで平坦な地点に出た。 |
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1,170mで平坦な地点に出ると、登山道の雰囲気が一変する。 これまでの、滑りやすい急な細尾根と変り、雑木林の中の フカフカの落ち葉の上を緩やかに歩いていく。 すぐに、正面に植林地が見えてきて、赤テープがあった。 ←平坦な雑木林の正面に植林地。 地形図では、このあたりで尾根が3方向に分かれる。 鉄塔に向う一番左の尾根へは、道なりの感じで左へ 折れていく。 なだらかに、少し左へ円弧を描くように下り、平坦地へ降りてから10分で、巨大な207号鉄塔に到着した。 |
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![]() 笹子雁ガ腹摺山と北尾根の208号鉄塔 (逆光で上手く撮れなかった) |
巨大な207号鉄塔 |
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鉄塔の真下を下って行くと、明瞭な道があった。 ここからは、鉄塔巡視路となり、ゆるやかに落ち葉の中を下って行く。 鉄塔から下り初めてすぐ、一人で登って来る年配の女性に出合って驚いた。 色んな鉄塔まで登るのが趣味。今日の予定は鉄塔までと聞いて、なるほどと納得した。 しばらく行くと、白いポリ袋(?)を巻きつけたような木と、赤いテープがあった。 ここは、尾根を真っ直ぐに行きすぎず、マークの所から、右へ折れるように下る。 ←白いポリ袋(?)が巻きついた木 |
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大きな周期のジグザグの下りとなったが、落ち葉で踏み跡が不明瞭だ。 時々ある赤テープに助けられて下っていく。 時々、ルートが不明瞭になるが、とにかく下れば、さほど問題はなさそうだ。 ←曖昧な踏み跡を下る。 浅い谷のようなところを下って行くと、下のほうに白いガードレールが見えた。 そのまま浅い谷を下ってもよさそうだったが、左へ回り込む踏み跡に従って進むと、 207号,208号の白柱の立つ林道へ出た。 |
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←林道に立つ白柱 208号方面は、林道を更に奥へ進むと取り付きがある。 鉄塔を経由して笹子雁ガ腹摺山へ向う北尾根の道だ。 林道到着が12時40分。 時刻表を見ると、13時07分に八王子行きがあった。 急ぐか、それとも道の駅でゆっくりするか・・・微妙な時間。 意を決して、甲斐大和駅への道を急ぐ。 駅前のコンビニでビールを買って、中央線に飛び乗った。 登りも下りも、おもしろいルートだった。 後半は、南アルプス,富士山も見る事が出来て、短い工程だったが充実の山行だった。 |