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笹子駅〜トクモリ南尾根〜米沢山〜笹子雁ヶ腹摺山〜鉄塔尾根〜甲斐大和駅
<2006年 11月 5日(日)>  NO.142
笹子駅 : 07:36 (  600m)
笹子トンネル入口 : 08:14 (  710m) 取り付き
最初の鉄塔 : 08:33 (  840m) NO.2鉄塔
936mピーク : 08:47 (  936m)
岩場 : 08:52 (  920m)
1,050m分岐点 : 09:12/09:24 (1,050m) 下りの場合要注意
トクモリ : 10:09 (1,400m) ここから一般登山道
米沢山 : 10:30 (1,357m)
笹子雁ヶ腹摺山 : 11:28/12:00 (1,358m)
209号鉄塔 : 12:10 (1,250m) ここから稜線を行く
小路沢の頭 : 12:21 (1,280m)
鉄塔(下降点) : 12:37 (1,180m) JRの鉄塔,ここから鉄塔尾根
最後の鉄塔 : 13:38 (  800m)
国宝山養真寺 : 13:48 (  700m) 登山口
甲斐大和駅 : 14:08 (  630m)
  [行動時間] : 6時間32分 [単独]        [電車]

[コースマップ]:笹子〜甲斐大和周辺コース全体図



モミジのグラディエーション(笹子雁ヶ腹摺山にて)


晴れの天気予報に、連日の山行。 晴れてはいたが薄雲があり、遠方はかすんでいた。
久しぶりの中央線沿線。 トクモリ南尾根から登り、笹子雁ヶ腹摺山を経て、鉄塔尾根を甲斐大和へ下った。
トクモリ南尾根,鉄塔尾根、どちらも、なかなか良いコースだった。
トクモリ南尾根は、取り付きから尾根に乗るまで、作業道が少し錯綜しているが、尾根の乗って最初の鉄塔まで上がれば、あとは、とにかく上を目指すのみ。 間違えるようなところは無い。
但し、下りの場合は、標高1200mあたりまでが、かなり急な下りであり、尾根筋を見極めるのが大変そう。
下りの場合、1,050m地点で、直進しないで左へ折れる。 私しとしては、あまり下りに使いたくないルートだ。
鉄塔尾根、踏み跡明瞭でアップダウンも無い、とても良いコースだった。ちなみに鉄塔は10本あった。
美しい紅葉を眺めながら、気持ちよい道を下る事が出来た。
いつか、鉄塔尾根を登るコースも計画してみたい。



[関連ページ]: <NO.115 2005-12-29 入道山〜棚洞山〜お坊山東峰〜米沢山〜笹子雁ガ腹摺山〜北尾根>
[関連ページ]: <NO.146 2006-12-10 お坊山南尾根〜お坊山東峰〜米沢山〜北尾根〜甲斐大和>



7時36分に笹子駅を出発。
国道20号を笹子トンネルに向けて歩く。
40分程で、トンネルの入口に到着した。

←トンネル少し手前のゲート。
   正面手前の山に、これから向かう
   2本の鉄塔が見える

トンネルの直前に右へ曲がって変電所に向かう、 しっかりした舗装道路があった。
右の道に入って、すぐに橋を渡った。

橋を渡ったすぐ右斜面に、上へ向かう踏み跡があるとの事だったが、倒木が多くて見つからなかった。
 

そのまま舗装道路を奥へ進み、左手の変電所へ渡る橋の所まできた。
右手に壊れかけたような木の梯子と、NO.15と書かれた白い標柱があった。

←木の梯子と白い標柱。
   ここから登る。

白い標柱に、「←左へ」の記載があったが、道のようなものは無い。
真っ直ぐに3mほど斜面を登ると、そこに水平な作業道があり、そこから左へ向かった。
 

すぐに、直進する作業道と、右へ折れて登って行く道とに分かれる。
この先も、水平な作業道と何度も分岐するが、とにかく上へ向かう道を探して登って行く。

←植林帯を登って行く。

しばらくして、右側へ大きくトラバースする。
橋の右手から上がって来る道と合流した後、最後も右へ回り込むように登って行くと、鉄塔巡視路の黒いプラスチックの階段があり、尾根に乗った。
 

尾根に乗るとすぐ、前方に鉄塔が見えてきて、正しいルートである事を教えてくれた。
取り付きから19分で最初の鉄塔に到着した。
あとは、ひたすら尾根を登って行けば、間違う事は無い。
鉄塔を越えて、更にプラスチックの階段を登っていくと、
最初の鉄塔から5分後、右手の林の中に2本目の鉄塔が見えた。
このあたりから、はっきりした尾根らしくなっていく。

←936mピークの手前。
   気持ちの良い自然林となる。

最初の鉄塔から15分ほどで、936mピークに到着した。
 

木々に囲まれたピークを越えて、少し下って行く。

←下った鞍部の前面に、岩場が待ち受けていた。

左にトラバース道があるようだが、かまわず正面突破で行く。 掴まる事が出きる木が沢山ある。
体重をかけて、折れない事を確認しながら登る。
思ったより長く続き、通過に3分程かかったが、
さほど問題無く登れた。
登りきった平地に、左への巻き道があり、テープがあった。

この後、危険なところは無く、気持ちの良い尾根を登って行く。
 
7
   

標高1,000mを過ぎると、急な登りとなる。
登りきったところが、標高1,050m地点。
左からの尾根に乗るかたちとなる。
取り付きから約1時間。ここから頂上まで約50分。

下りの場合、ここを直進しないで左へ曲がる。
テープ等は無いので、注意が必要。

←下山方向の写真。
   斜め左へ曲がって下る。


ここで休憩した後、更に紅葉の尾根を登って行く。
急な登りもあるが、美しい尾根だった。
 
   

終盤は、更に急登が続く。
落ち葉に隠れてか、踏み跡は全くない。
直登するのは辛く、ジグザグにコースをとって登っていく。
ここを下る場合は、急すぎて尾根筋を見極めるのが大変そうだ。

←葉の落ちた樹林の向こうに頂上が見えた。

取り付きから2時間程で、トクモリのピークに到着した。
ここで、お坊山から米沢山の一般登山道と交わる。
何の変哲も無い、緩やかなピークだ。
赤いテープが一つあった。

右へ行くと、すぐにお坊山だが、大菩薩方面の展望は霞んでいたので、左へ曲がって米沢山へ向かった。
 


一般登山道を米沢山へ向かう。
稜線上の木々は、既に葉っぱを落としていた。
 


米沢山を越えて、次の大きなピークの展望地。
登山道から数メートル東に進むと展望が広がる。

←展望地から米沢山,お坊山方面
 

トクモリから1時間50分、笹子雁ヶ腹摺山へ到着した。

丁度、団体さんがいて、頂上は満員。
幸い、すぐに団体さんが出発して、静かな頂上を独り占めできた。

晴れてはいるが、薄雲があり遠方は霞んでいた。
 

12時に笹子峠方向へ下降を開始。
10分で巨大な209号鉄塔に到着した。
ここから少し登ったところで、笹子峠へ向かう左巻き道と、
稜線上を行く道に分岐する。

←前方の木のあたりが、巻き道との分岐。
   今日は、真っ直ぐ稜線上を行く。

地図にヤブあり・・・と記載があったが、
気持ちの良い自然林の登山道だった。

小路沢ノ頭から気持ちの良い道を下り、
JRの鉄塔に到着した。
 

←最初の鉄塔から、これから進む尾根の入口。
   電線の方向に進むから明瞭だ。


踏み跡明瞭で、良い道だった。 紅葉が美しい。
下り口を含めて、3本目の鉄塔のところは、鉄塔の先で
右へ上がるような道に入っていく。
次の鉄塔まで、右へ円弧で巻くような形となっている。

アップダウンも無く、危険なところも無い。
歩き易い良い道だ。

標高1,000mあたりで、白い標柱があり、尾根の直進と、
右への巻き道へ分岐していた。
尾根直進は、71号へ。 右への巻き道は、70号への記載。
尾根を直進したが、右の巻き道はどこへ行くのか?
70号だと、一つ前の鉄塔では??(疑問)
 
   
   
22
標高850mで前方に枝のとうせんぼがあり、道は左へ鋭角に曲がっていた。
下りで注意するところは、ここ一箇所だった。

←前方にとうせんぼの枝
   道は、左へ鋭角に曲がる。
 

←最後の鉄塔(10本目)

<10本のJR鉄塔>
 @ 12:37  1,180m NO.未確認 下り口
 A 12:46  1,170m NO.未確認
 B 12:52  1,105m NO.未確認
 C 13:04  1,040m NO.未確認
 D 13:06  1,025m NO.未確認
 E 13:19    950m NO.71
 F 13:22    925m NO.72
 G 13:26    910m NO.73
 H 13:30    860m NO.74
 I 13:38    800m NO.75 最後の鉄塔



最後の鉄塔を過ぎて、若干左方向へ下って行く。
直ぐに、分岐があった。
登りの場合は、直進しないで、右へ曲がるが・・・
(直進しても鉄塔へ行けるかもしれない?)
 

樹林を抜けて、両側ススキのコンクリートの道となった。
すぐに、民家が見えて、国宝山養真寺のところへ出た。

←出てきた所を振り返る。

登りの場合、甲斐大和駅から来て、右手に日陰バス停が見えたら、 次の路地を左へ上がっていく。
左手に国宝山養真寺を見て、道路と交差して、真っ直ぐに山の方へ向かっていく。

良い道だった。このルートからの登りも計画してみたい。

丁度、14時12分発の立川行きがあったので、ここから車道を急ぎ、コンビニでビールを買って、 中央線に飛び乗った。
 

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