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北穂高岳
<2006年 7月 29日(土)〜31日(月)>  NO.135
大正池 : 09:20 (1,500m)
河童橋 : 10:35/11:08 (1,500m)
明神 : 12:05/12:40
徳沢 : 13:44/14:00
横尾 : 14:56 (1,620m)
  [行動時間] : 5時間36分 横尾山荘 宿泊
横尾 : 05:20 (1,620m)
本谷橋 : 06:25/06:34 (1,800m)
涸沢 : 08:23/09:38 (2,260m)
北穂高岳 : 12:50 (3,106m)
  [行動時間] : 7時間30分 北穂高岳山荘 宿泊
北穂高岳 : 06:00 (3,106m)
涸沢 : 08:56/09:45 (2,260m)
本谷橋 : 10:45/10:53 (1,800m)
横尾 : 11:45/12:14 (1,620m)
徳沢 : 13:15/13:41 (1,620m)
明神 : 14:27/14:34
バスターミナル : 15:25 (1,500m)
  [行動時間] : 9時間25分 [同行者]:Mさん        [車・バス]


涸沢から北穂高岳
 
キレットと槍ヶ岳


初めての穂高。涸沢から南稜経由で北穂高岳を目指した。
梅雨明けが遅れて微妙な天気予報に一喜一憂。
最悪は涸沢止まりも覚悟して出発したが、結果的には梅雨明け初日の最高の天気に恵まれた。
涸沢小屋からの最初の登り、大岩手前で左折するまでが雪渓歩き。
登りはアイゼン無しで行ったが、下りはアイゼンが無いと恐ろしい。
今年は特に残雪が多いのかもしれないが、軽アイゼンは必携だった。
北穂高岳手前の雪渓のトラバースは、しっかりステップが切ってあり、さほど問題なく通過できた。
絶好の天気に恵まれて北穂高岳を登る事が出来た。大満足の銀婚記念の山行きとなった。



[関連ページ]: <NO.102 2005-9-30 紅葉の涸沢>


     沢渡に車を停めて、シャトルバスで上高地に入る。
今回は途中の大正池で下車して、北穂高へ向けて
山行を開始した。
天気は小雨、傘をさして河童橋へ向けて出発。

河童橋からは、右岸の自然散策路で明神へ向かう
つもりだったが、大雨の為通行止め。
橋が流されていた。
しかたなく、車道を明神へと向かった。
途中で雨が止み、明神岳のバックに青空が広がった。
期待したが、又、雨となり夜まで降り続いた。
 


←横尾の手前。
   仮設の橋
   樹林の中が川となっていた。

今年の梅雨は、長野県でも大きな被害が出ている。
上高地でも登山道が崩壊しているところが、
数箇所あった。
 


横尾に到着

横尾山荘は、快適な宿だった。
お風呂があり、部屋も2段ベットで快適なスペースがあった。
少し良くなるような天気予報に期待。
 


3時に目が醒めて、3時半に小屋の外に出てみた。
満天の星空。 ・・やった!・・・の思い。
5時からの朝食を食べて、即、出発。

←屏風岩
 


晴天に足取りも軽く、1時間で本谷橋に到着。
水量が多く、ゴウゴウと水が流れていた。
 


涸沢の手前で雪渓上の登山道となった。
アイゼンなしで問題なく登れた。
徐々に近づく穂高の山々。
雲一つ無い真っ青な空をバックに穂高の山並み。
まさに絶景だった。

昨年の秋に来た時は、ガスの中でまったく見えなかった穂高の山並み。
今日は、素晴らしい景色を見る事が出来た。
涸沢手前、雪渓の登山道から
 
涸沢から奥穂高岳方面
 
涸沢から北穂高岳方面
 
北穂への登山道にて
 
北穂への登山道から奥穂高
 
穂高岳方面(北穂山頂から)
 
槍ヶ岳方面(北穂山頂から)
 

涸沢から3時間10分で北穂高山荘に到着。
北穂高山荘では、2人用に区切ったスペースをあてがわれた。個室ではないが、カーテンもあり快適なスペースだった。
丁度隣となった、新潟から来た若い夫婦と午後の時間をすごした。
コーヒーをご馳走になり、ワインを2本を開けた。
時々、頭を出す槍の穂先を見ながらの、楽しい時を過ごす事が出来た。
夕方、雲が消えて展望が広がった。
寒かったが、日が沈むまで景色を楽しんだ。
北穂高岳山頂から見る、日の入り
 
15
日の出(北穂山頂にて)
 
常念岳と日の出
 
穂高岳方面
 
槍ヶ岳方面
 
日の出を待って、山頂に上がる。
小屋から山頂まで1分とかからない。
太陽がポッコリと現れてきた。
刻一刻と雲の色が変化する。美しい光景だった。
今日も快晴。昨日は、超快晴。最高の天気となった。
山頂からの眺めを最後まで楽しみ、なごりをおしんで出発。

←下山路から北穂高岳と山荘を振り仰ぐ。

涸沢まで真さかさまの光景が目に入る為、下りのほうが怖い。涸沢ヒュッテまで、登りと同じ約3時間で到着。
我々が特に遅いという事では無いので、これが一般人の標準時間だと思う。
涸沢で休憩後、横尾に向けて下山した。

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