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玄倉ゲート | : | 06:45 | ( 420m) | 駐車 | |
同角沢出合 | : | 07:42/07:50 | 林道から河原へ | ||
ユーシンロッジ | : | 08:17 | ( 730m) | ||
L字道標 | : | 08:45 | |||
魚止ノ滝 | : | 09:00 | 左上へ高巻く | ||
ユーシン沢出合 | : | 09:13/09:25 | ( 850m) | ||
1,000m地点 | : | 09:53/10:15 | (1,000m) | ||
小ピーク | : | 10:30 | (1,100m) | ||
1,280mピーク | : | 11:00 | (1,280m) | ||
1,338mピーク | : | 11:17 | (1,338m) | ||
金山谷ノ頭 | : | 11:39/12:05 | (1,360m) | ||
金山谷乗越 | : | 12:11 | (1,300m) | 檜洞沢を下る | |
経角沢出合 | : | 12:40 | (1,150m) | 経角沢を上がる | |
中ノ沢乗越取付点 | : | 13:15/13:25 | (1,250m) | ||
中ノ沢乗越 | : | 13:36 | (1,300m) | 小川谷を下る | |
新山沢出合 | : | 14:50/14:58 | ( 850m) | ||
仲ノ沢経路入口 | : | 15:39 | ( 600m) | ||
立間大橋 | : | 16:18 | |||
玄倉ゲート | : | 16:30 | ( 420m) | ||
[行動時間] | : | 9時間45分 | [単独] [車] |
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魚止ノ滝 |
梅雨時の貴重な好天、かねてから計画していた金山谷ノ頭へ登った。 玄倉ゲートに車を停めて、西丹沢県民の森へ下る周回コース。 2005年の同角ノ頭・檜洞沢・石棚山コース(関連ページ NO.093)以来、2回目の周回だった。 ユーシンロッジからユーシン沢出合までは、登山道が崩壊したところもあったが、踏跡は明瞭。 檜洞沢に降りた後も赤ペンキの矢印があり、迷うことなく進めた。 ユーシン沢出合からの登山道は、踏跡明瞭でヤブ無しの良いコースだった。 中ノ沢乗越からの小川谷下り、仲ノ沢経路は、関連ページ NO.132を参照ください。 |
[関連ページ]: <NO.132 2006-06-04 仲ノ沢経路〜小川谷遡行〜中ノ沢乗越〜檜洞丸> [関連ページ]: <NO.093 2005-05-22 玄倉〜大石山〜同角ノ頭〜檜洞丸〜石棚山〜西丹沢県民の森> |
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さすがに3連休初日。 玄倉ゲート前には10台ほどの車が停まっていた。 6時45分にゲートを越えて、林道を歩き出す。 |
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←青崩トンネルを振り返る。 青崩トンネルの中央あたり、真っ暗になったところで、 いきなり、鈴の音が聞こえた。 ここまで前後に人の気配はなかったので、突然の音に驚いた。 たぶん前方に先行する人がいるのに違いないと、自分に言い聞かせて進む。 しかし、トンネルを抜けても前方に人影は無い。 今の鈴の音は何だったのか・・・と思ったところで、前方にチラリと先行する人を発見した。 この時、前方に人影が見えなかったら、永遠の疑問となり、このトンネルを通る度にビビルところだった。 |
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![]() 電柱に「16」の番号があり、同角沢出合の文字がある。 この電柱の右脇から川原へ降りる事が出来る。 ←同角沢出合 目印の電柱。 |
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←同角沢出合 |
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出発から1時間30分でユーシンロッジに到着。 ←トイレの左側から右へ入る。 道なりに少し左へ回り込んでいくと、明治薬科大学、薬用植物調査研究所の小屋が左手に見えてきた。 「金山谷乗越道悪し、登山ご用心」 の標識があった。 |
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少し進むと、一段下がったところに古い涸れた堰堤があった。 そこにケルンと木札があり、正面の急坂を指していた。 左方向にも明瞭な道があるが、発電施設へ向かっているようである。 ←ケルンと木札に従い、 正面の急坂を登った。 |
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急坂を登ると、正面に苔むした水道管が見えて来た。 登山道は、この水道管に沿うように左へ続く。 しばらくして左手下に発電所施設が見えた後、 登山道は、谷沿いの細い道となった。 明瞭な道だが、崩壊地が数箇所あり、 高巻いたりしながら越えていく。 |
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ユーシンロッジから約30分で、沢への下降点に到着。 ←下降点の赤ペンキと標識。 |
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更に10mほど登山道を進むと、L字の道標があった。 ここで河原へ下降するが、L字の道標に従って、更に右の登山道を進んでみた。 登山道は、崩壊地を避けるように、高巻いていく。 これ以上進むと河原に降りるのが難儀と思い、途中で無理やり河原へ降りた。 やはり、L字の道標の所で河原へ降りるのが正解だった。 |
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河原に降りて、檜洞沢を上がっていく。 岩に赤ペンキがあり、さほどの問題なく進んでいけた。 |
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ユーシンロッジから45分で、魚止ノ滝へ到着した。 ←魚止ノ滝 滝の左側に細いロープが見えるが、これは使わず、左の急坂を登った。 |
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←滝の左手の急坂 赤テープ等目印が賑やか。 急な坂を登っていくと、途中から右方向へ誘導するような赤テープと、真直ぐ上を指す赤ペンキの矢印があった。 どちらへ行くか少し迷ったが、最上部の窓のような明るい空間目指して、真直ぐ上へ登っていった。 |
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←鞍部に登りついて向こう側を見る。 ザレの下に、檜洞沢の流れが見える。 ここから右側へ行き、尾根の頂上部から下るルートもあるようだが、このザレを直接下る事とした。 木の枝を越えて、ロープを掴むまでが危なげだが、ロープを掴んでしまえば、後は快調にすべり降りる事が出来た。 逆方向の場合は、最後に木の枝に這い上がるのが大変そうだ。 |
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←下ったザレを振り返る。 魚止ノ滝手前から13分で、ユーシン沢出合に降りた。 |
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檜洞沢の上流側 |
ユーシン沢の上流側 |
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←ユーシン沢の右岸(左手)に、 赤ペンキの目印があった。 |
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←登山道入口 沢山の目印がある。 ヤブ無し。踏跡明瞭。 ジグザグと、急坂を登る。 |
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6分程で、尾根に乗った。 これまでの道と違い、危険も迷う事も無い道だが、きつい坂が続く。 標高1100mあたりの小ピークで休憩と思っていたが、とても続かない。 登山道に入って約30分、標高1000mになったところで、たまらず休憩した。 標高1100mの小ピークから細い尾根を少し下った後、又、急登となる。 倒木が多くなり、避けながら登っていく。 |
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←1280mピーク 眺望なし。 赤黄テープがあり、木の幹に赤ペンキで、1280mと書いてあった。 |
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1338mピークも眺望の無い暗いピーク。 方向を少し左へ変えた後、鞍部へ少し下る。 木々の間から同角ノ頭が見える。 ←金山谷ノ頭に到着。 ユーシンロッジから3時間20分。 金山谷ノ頭に到着した。 三角形の狭いピーク。 赤黄テープがあるが、山頂を示す標識等は無い。 ビールを取り出して、一人乾杯。 休憩中に少し雲行きが怪しくなってきた。 |
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金山谷ノ頭から右方向(北側)へ下る。 5分程で崩壊地の一般登山道が見えた。 ←通せんぼのロープを超えて、 一般登山道へ向けて下る。 ↓通行禁止の看板 ![]() |
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←金山谷乗越 ここからのルート、同角ノ頭からユーシン、 それとも東沢へ出るか・・・と考えたが、 雲行きも怪しいので、小川谷を下る事とした。 檜洞丸は黒い雲の中であり、檜洞沢を下り、 経角沢から中ノ沢乗越へ向かう事とした。 |
正面の沢(檜洞沢)を下る |
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このルートは2度目であり、周りの濃い緑の景色を眺めながら、余裕で下った。 ←経角沢出合から檜洞沢上流側 |
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右手、檜洞沢上流側 左手、経角沢上流側 |
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経角沢に入りしばらくすると、 谷が狭くなり、良い雰囲気となる。 |
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緑につつまれた景色。 天気が回復して、太陽の陽射しと緑が美しい。 |
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中ノ沢乗越への取り付き点近くで、 まわりの景色を楽しみながら休憩した。 |
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←中ノ沢乗越 一般登山道と交差して、正面へ下る。 |
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小川谷を下り、テシロ沢出合あたりで、雨が降って来た。 ここ数日、天気が不安定で毎日雷雨がある。 覚悟はしていたので、よく持ってくれたの感。 ボタボタと大粒の雨が降ってきたが、下るにつれて、雨は止んだ。 下る事で、雨雲から逃れた感じだった。 ←雨に濡れた自然堰堤。 (振り返った写真) 浮石,濡れた石に注意して下った。 |
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長ザレ沢と合流してしばらく後、右手の段丘に上がった。 ここも苔むした緑が美しい。 雨は止んでいるが、雷鳴が轟いていた。 |
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←新山沢出合に到着。 小川谷上流側 デッチ沢から仲ノ沢経路で西丹沢県民の森へ。 林道を立間大橋に向かい、車を停めた玄倉ゲートへ戻った。 2回目の周回が完成。 ユーシンから金山谷ノ頭へ登れた事に満足。 きつかったが、充実した山行だった。 |