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初狩駅 | : | 07:30 | ( 465m) | |
藤沢子神社 | : | 07:50 | ここから登山道 | |
殿平 | : | 08:25/08:33 | ( 812m) | |
鞍吾山 | : | 09:32/09:37 | (1,047m) | |
鉄塔 | : | 10:05/10:23 | (1,057m) | |
1250mピーク | : | 10:51 | (1,250m) | |
御正人ノタル | : | 10:55 | (1,230m) | |
滝子山 | : | 12:20/12:40 | (1,620m) | |
南稜分岐 | : | 12:53 | (1,565m) | |
浜立山 | : | 13:10 | (1,452m) | |
1200m分岐 | : | 13:46 | (1,200m) | |
登山道合流 | : | 13:46 | ( 915m) | |
道証地蔵 | : | 14:18 | ( 820m) | |
笹子駅 | : | 15:18 | ( 602m) | |
[行動時間] | : | 7時間48分 | [単独] [電車] |
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白く輝く滝子山(1,057m 鉄塔から) |
殿平、鞍吾山を経由して、東稜から滝子山へ。 下りは、浜立山から道証地蔵の手前へ下りるコースを計画した。 中央線から見える山並みは、美しい雪景色だった。 前日の雪が融けてガスが湧き上がっていた。 東稜から滝子山へのコースは、かなりきつかった。 岩場を越える1ケ所が難関。 |
[関連ページ]:<NO.083 2005-2-5 初狩〜檜平〜滝子山> [関連ページ]:<NO.110 2005-11-23 笹子〜寂ショウ尾根〜滝子山> |
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初狩で下車して藤沢の町へ入る。 挨拶街道の標識とおり、二人の地元の人とすれ違って挨拶する。 下からガスが湧きあがっているが、滝子山の山頂は真っ白に輝いていて美しい。 ←挨拶街道から滝子山 |
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藤沢子神社の左手から登山道に入る。 すぐに、雪道となった。 木々が真っ白で美しい。 ジグザグの後、回りこむ感じで登っていく。 アンテナ部分で南側が開けるが、ガスで視界なし。 雪がたっぷり着いた木々の中を登っていく。 ←殿平へ向う登山道 |
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←殿平、三角点はあったが、 山名の標識は気がつかなかった。 殿平からすこし下り、鞍吾山へ向かう。 新雪に小動物の足跡が続いている。 キャンプ場への道を左に別けて更に進む。 右巻き道のようなところは、稜線を忠実に登っていく。 |
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←空を仰ぐ 途中から木々についた雪がとけだして、雨のように降ってきた。 更に進んで、鞍吾山手前の急登。 右上方の尾根が交わると思われるところを目指して登る。 両手で木々をつかまりながらの急登だった。 |
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←登りきったところ(最高点)から少し右へ行き、 「クラゴ山」の標識を確認。 展望も何も無い山頂だった。 最高点に戻り、西側へ下っていく。 少し岩場を下った後は、ゆるいアップダウンを繰り返す。 鉄塔の手前は、少し二重稜線のようになっている。 木々に隠れて、鉄塔がなかなか見えてこない。 |
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視界が開けて鉄塔のある広場に到着。 下からガスが湧きあがり流れていく。 ←滝子山の山頂周辺の稜線が白く輝いて美しい。 鉄塔にて休憩。 ここも、鉄塔,電線から水がポトポト落ちてくる。 休憩中に、突然、猪のなきごえ。 20mほど下方向に、4頭の猪がいた。 親子連れのようである。 こちらに来るなよな・・・と思っていたら、 下の方へ向かい姿を消した。 |
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しばらく平坦な登りの後、尾根が狭くなって急登となる。 木につかまりながら登り、1250mピークに到着。 一息いれて下りに入る。 一気に下る急な坂。 途中、ロープが何箇所かあり、助けられる。 下ったところが、御正人のタル。 両側がザックりえぐられている。 右下から沢音が聞こえ、雪の中に水の流れが確認できた。 ←御正人ノタルを振り返る |
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急な坂を登りかえす。 木々をてがかりに、折れないのを確かめながら登っていく。 慎重にいく必要があるが、未だ、それほど危険ではない。 ←岩稜地帯へ入った。 |
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登り返すと少し平坦になる・・・と書いてあったが、 この登り返しが長くてきつい。 少し平坦になると、岩を避けながら登る感じとなる。 ←1400mでいよいよ前方に大岩が 立ちはだかった。 少し右方向へ行くと、木にテープもあった。 右下は谷へ深く落ちており、慎重に登る。 途中、短いロープが雪の中に埋まっており助けられた。 |
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右側を登りつめたところで、左に若干のスペースがあり、ここに乗ると前方にポッカリ1m位の空間がある岩場が見えた。 丁度、つかまる木の枝もあり。 木に腕を回し、足のひっかかりを探しながら体を引っ張りあげたが、1回目は失敗。 足場がない・・・ ザックを先に上へあげた後、再度チャレンジして、何とか体を持ち上げた。 ←最難関の大岩の上へ出るところ 更に急な岩場が続くが、ここからは足がかり,手がかり有り。 しかし、木が多く、通過する時に雪まみれとなった。 ここを下る気にはなれない。 下りで岩場を通過するコースとりは俺には無理だろう。 |
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岩場を通過後も急な登りがつづく。 左手の滝子山山頂,右手の大谷ケ丸方面の稜線の木々が白く輝き美しい。 少し広い尾根となり、踏み跡もなくなる。 どこからでも登れるが、どこを登ってもきつい坂である。 左へカーブするかたちで勾配が少しやわらぐ。 更に進んで、1590mピークの道標に到着した。 初狩駅から約5時間。 きつかった。 1620ピークに向かう道、木々から落ちた雪が登山道に敷かれてキラキラ輝いている。 木々は、タップリ雪を着けて傾いている。 ←滝子山山頂へ向う |
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1620mピーク。 白い山並み、下からガスが湧き美しい。 ガスの上の富士山が幻想的だった。 ←山頂より富士山 |
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ビールで一人乾杯。 きつかったが達成感あり、満足。 ←標識と第3のビール |
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浜立山へ向けて出発。 最後のピークからの下りは、けっこう急だった。 ←南稜尾根との分岐。 枝でふさがれている方向へ直進する。 |
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←下った後に、ゆるやかな三つ目のピークに、 浜立山の木札があった。 踏み跡明瞭で良い道である。 1450m分岐点は、道なりに左へ折れる感じで問題なし。 ここから少し急な下りとなる。 更に下ると、岩が多くなり、急な下りとなる。 下方からも良く見える大きな岩場の通過が少しやっかい。 しかし、登ってきた東稜とは比べ物にならない。 道は明瞭だが、急な下りがつづく。 ・・・登りは相当きつそうである。 |
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←1200m,右への分岐点 1200m分岐点は、少し注意が必要。 意識していないと、左尾根へ直進しそう。 (直進しても、更に道証地蔵に近い所に出られると思うが) 高度計をチェックし、地形を確認して、ここかな・・・と思ったら、古びた赤テープがあった。 急な下りだが、道ははっきりしている。 時々、古びたテープ・ペンキあり。 雑木林が良い雰囲気である。 |
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最後は、はっきりした踏み跡があり、作業道(?)を横切り一般登山道へおりた。 下から振り返ると、10m程は踏み跡なしであるが、作業道(?)を横切った後の踏み跡は明瞭である。 ←道証地蔵側から見た、取り付き点 |
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道証地蔵から林道へ出て、笹子の駅へ向かう。 振り返ると、降りてきた浜立山からの岩場と尾根がハッキリと見えた。 ←滝子山を振り返る 笹子酒造で休憩するか、・・・すこし迷ったが、ビール2本を買って、中央線にそのまま乗った。 |