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裂石〜丸川峠〜大菩薩峰〜熊沢山〜石丸峠〜上日川峠〜裂石
<2006年 1月 28日(土)>  NO.118
裂石 : 07:53 (  950m) バス、塩山駅発7:28
林道分岐 : 08:09 (1,020m) 駐車場
登山道入口 : 08:21/08:27 (1,180m)
丸川峠 : 09:31/09:46 (1,680m)
大菩薩峰 : 11:00 (2,057m)
雷岩 : 11:06/11:22 (2,030m)
賽ノ河原 : 11:46/11:55 (1,950m)
大菩薩峠 : 12:05 (1,897m)
熊沢山 : 12:24 (2,000m)
展望地 : 12:28/13:00 石丸峠を見下ろす
石丸峠 : 13:07 (1,920m)
大菩薩館跡    : 14:00 (1,530m)
展望台 : 14:17 (1,610m)
上日川峠 : 14:35/14:48 (1,600m)
雲峰寺 : 15:48/15:56
裂石 : 16:00 (  950m)
[行動時間] : 6時間05分 [単独]      [電車・バス]


丸川峠から登り、石丸峠から上日川峠へ下るコースを計画した。
風が強かったが、快晴に恵まれて気持ちの良い山行だった。
雪の大菩薩を期待したが、稜線上に雪はなかった。
今年の冬は、東北・北陸では大雪だが、関東周辺の低山の雪は少ない。
例年より寒いが、雨(雪)が少ないようである。
石丸峠から上日川峠へ下るコースは、展望の開けたカヤトから後半は自然林の中の下りとなる良いコースだった。
上日川峠の近くには、大菩薩湖を眺める新しい遊歩道と展望地が出来ていた。



[関連ページ]: <NO.097 2005-6-18 塩山〜大菩薩〜牛ノ寝通り〜小菅>
[関連ページ]: <NO.101 2005-9-17 塩山〜大菩薩〜小金沢山〜牛奥ノ雁ガ腹摺山〜黒岳〜湯ノ沢峠>


    
塩山駅発7時28分、バスの乗客は私を含めて4名の登山客。
すべて単独のようだった。

裂石から丸川峠の分岐へ向かう。
分岐の駐車場には、2台の車があり、出発の準備中だった。
他の登山者は、上日川峠へ向かったようであり、丸川峠へ向かったのは、私一人のようだった。

←駐車場より丸川峠への林道へ
 

駐車場から少し下ったのち、林道を登っていく。
  約10分で登山道入口へ到着した。

←林道終点、登山道入口
 

雪はほとんど無い。
最後のほうで、丸川荘のあるじのポッカに追いついた。

←丸川峠への登り
 

すこしきつい登りの後に、なだらかな道となり、
丸川峠へ到着した。
 

富士山がきれいに見える。
雪は中腹まで。
手前の鉄塔で、照明がフラッシュしている。

←丸川峠からの富士山
 

丸川峠からは、少し雪が多くなったが、ところどころ地肌が露出していた。
雪はザクザクとしており、アイゼンなしで問題なし。
左へ大きく回りこむような感じで登っていく。
風がだんだん強くなり、耳までの帽子をかぶった。
標高1900m地点でアイゼンをつける。
(なしでも行けそうだったが・・)

←大菩薩への北側の道
 

平坦になったのち、前方に大菩薩峰の道標が見えた。

←大菩薩嶺

眺望は無いので、早々に雷岩に向かう。
 

雷岩へ出ると、雪はほとんどなし。
富士山と南アルプスの山並みを見ながらビールで乾杯。

←雷岩から
 

←雷岩から南アルプス
 

アイゼンを外し、稜線を行く。
快晴で気持ちよいが、風が強い。
稜線で、初めて2〜3人の登山者と出会う。

賽の河原の手前で、カメラを落としてしまった。
低温時のバッテリー対策として、ホッカイロをケースに入れている為、ケースのフタがしっかり閉まっていなかった。
すぐに気が付いて戻ったので発見できたが、要注意。

←稜線に雪はない
 

賽の河原避難小屋の扉は修理されて、
新しい扉となっていた。
これなら泊まれるが、トイレが問題。

←修理された避難小屋の扉
 

介山荘、人は居るようだったが、
売店は閉まっていた。
介山荘の温度計は、−6℃を指していた。

←大菩薩峠
 

風が強いので、早々に熊沢山へ向かう。
熊沢山への登り、再び雪となるが、アイゼンなしで問題なかった。

←熊沢山へ向う
 

石丸峠への展望が開けたところで休憩。
ここは風がなく快適だった。
小金沢山,雁ガ腹摺山,はるか権現山方面の展望を楽しみながら昼食。

←熊沢山先の展望地から石丸峠
 

景色を楽しみながら石丸峠へ降り、
上日川峠への道に入る。
南側の展望が開けた、気持ちの良い道である。
雪はあるが、ザクザクと心地よい。

←石丸峠から日川峠へ向う
 

←登山道脇の薄氷
 

カラマツの林が美しい。
2回目の車道を越えた後に、沢へ出る。

近くに園地があり、大菩薩湖北岸への道あり。
沢を渡った後、少し登りとなるが、よく整備された道が続く。
 

 

大菩薩館跡で、北岸への分岐があった。
この分岐を20mほどすすむと、右手に自然散策路の標識があったので、この道にはいった。
雪で踏跡が判らなかったが、適当に行けば遊歩道とぶつかると思い進む。
少し登ると、木製の立派な遊歩道に出た。
この道を展望台へ向かった。
上日川峠から展望台まで、この立派な遊歩道が続いていた。

←新しく整備された展望台への道
 

展望台からは、大菩薩湖と富士山がのぞめたが、後ろの大菩薩の稜線もきれいだった。

←展望台
 

上日川峠第2駐車場と砥山への道標を確認した後、長兵衛山荘でビールで乾杯。
ここのテント場も良さそうだった。

←長兵衛山荘
 

裂石への道、雪はあるものの凍結はなく、快調に下った。

←上日川峠から裂石へ向う
 

←雲峰寺

雲峰寺に立ち寄った後、16:00にバス停に到着。
二本木経由のバスは、川の東側を走り、塩山駅へと向かう。
塩山駅17:10着のバスであったが、
17:11初の立川行きに飛び乗れた。
JRとの乗り継ぎを考慮しているのかな?・・
・・と思っていたが、どうも無頓着のようであった。
雷岩から大菩薩峠までの稜線以外は、全く人に出会わず、静かで気持ちよい山行だった。

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