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大倉〜鍋割山〜鍋割北尾根(尾根コース)〜オガラ沢出合〜(沢コース)〜鍋割峠〜
〜雨山峠〜雨山橋〜山神峠〜蕗平橋〜玄倉

<2005年 11月 5日(土)>  NO.106

大倉 : 07:00 (  290m)
二俣 : 07:55 (  530m) 訓練場尾根を登る
稜線 : 09:23 (1,325m)
鍋割山 : 09:45/10:06 (1,273m)
ユーシン分岐   : 10:10 (1,215m)
コース分岐 : 10:24 (1,105m) 尾根コースを下る
オガラ沢出合 : 10:54 沢コースを登り返す
ユーシン分岐 : 11:56 (1,215m)
鍋割峠 : 12:05 (1,100m)
雨山峠 : 12:42/12:50 (  970m)
雨山橋 : 13:13 (  720m) 玄倉林道へ
山神峠入口 : 13:18/13:22 (  720m)
山神峠 : 14:33/14:50 (  954m)
蕗(ふき)平橋 : 15:30 ここから林道
玄倉バス停 : 16:06 (  350m)
[行動時間]  : 9時間06分 [単独]        [アクセス]:電車・バス

鍋割山北尾根の紅葉を見て、ユーシン側へ下るルートを計画。
玄倉林道を歩くのはつまらないので、山神峠から蕗平橋へ下る事とした。
鍋割山北尾根(尾根ルート)を下った後、玄倉林道で山神峠入口まで行く
つもりだったが、沢ルートを登り返して雨山峠から玄倉林道へ出た。
鍋割山北尾根は、急坂はあるものの危険な箇所は無く、テープ等も適度にあった。
玄倉林道から山神峠へ向かう道は、一部崩壊があり注意が必要。

[関連ページ]:<NO.096 2005-6-12 訓練場尾根〜鍋割山〜雨山峠〜檜岳〜ジダンコ山〜寄>
[関連ページ]:<NO.140 2006-10-28 玄倉〜境隧道〜山神峠〜伊勢沢ノ頭〜檜岳〜雨山〜雨山峠〜寄>

    
大倉発6時48分の始発バス、すしづめでは無いが、ほぼ満員状態。
大倉から二俣へ向かう。
二俣からは、訓練場尾根を登った。

←二俣
 

訓練場尾根ふもとのヤマカエデは未だ緑だったが、登るにつれて黄色い色が増えていく。
 

この道は最後がきつい。
そろそろ視界が開けると思いきや、なかなか稜線へ出ない。
最後のジグザグから、視界が開けて稜線との合流点へ。

←訓練場尾根最後の登り
 

鍋割山へ向かう道、ブナの黄葉が美しい。
小丸を越えて、鍋割山へ到着。
 

←鍋割山山頂から。

空は快晴だが、遠方はかすみ。
雪がかぶった富士山がぼんやり浮かぶ。
太平洋側もかすんでいる。
 鍋割山は3回目だが、すべて視界にめぐまれず。
 

←鍋割山荘

ビールとパンで休憩後、雨山峠方面へ向かう。
 

5分でユーシン分岐。注意の標識が有った。
ずり落ちるように急斜面を下っていく。
5分ほどで、少しなだらかなブナ林へ到着。
更に急な坂を下ると、左へ巻くような道となり、小さな鞍部に着く。
鞍部から尾根へ上がる方向へ真っ直ぐ行くと、赤いペンキのあるコース分岐点に到着。
真っ直ぐ行くと尾根コース,左へ降りる(落ちる)と沢コース。
   ※沢コースは、急な斜面を降りた後、
    狭い鞍部のアップ・ダウンの後に、
    鞍部から右へ沢へ降りる。

←鞍部から、前方がコース分岐点
 

尾根コースは、安定した尾根道が続く。
紅葉は少し早いかもしれないが、美しい。
静かなのが良い。
 

しばらく行くと右方向に視界が開け、丹沢山から塔ノ岳方面がよく見える。
 

展望地から少し行き、左方向へ沢を降りるように行く。
(少し行き過ぎたのでもどった。)

←尾根から沢へ降りていく。
 

沢へ降りた後、赤いテープに導かれて、オガラ沢出合の玄倉林道からの入口部へ到着した。

←玄倉林道が見えた。
 

河原の真中に赤い目印を見て、こんどはオガラ沢コースを登り返す事とする。
 

最初は、沢の右側へ道をとる。

目印に誘導されて、沢の左右を交互に上がっていく。
 

苔につつまれて、沢全体が緑色となっている。
注意深くみれば、途切れなく目印がある。

沢が分かれるような部分で右の沢を上がって行き、しばらくすると山側の鞍部へ向けて、左へ直登するような形となる。
 

這い上がった鞍部は、右へも左へも目印有り。
右かと思ったが、地形を再確認して左への道を行く。
右へ行った場合は、次のピークの後、沢に戻ると思われる。
狭い尾根部のアップ・ダウンの後、最後は、這いつくばっての急登となり、コース分岐点にたどりついた。
ここからは、ついさきほど下った道、急登をガマンしてユーシン分岐点へ戻った。
 

ユーシン分岐に戻り、鍋割峠への急な道をくだる。
鍋割峠へは、すぐに到着。
更に、鎖場,急な下りを越えて、雨山峠へ。
ここまでがつらい道。
逆コースだと更に厳しい登りとなる。
 

←雨山峠から、雨山橋への初めての道に入る。

しばらく行くと、沢がはっきりして水音が大きくなる。
しっかりした橋や登山道が続く。
注意が必要な道だが、登山道はしっかりしている。
夏も気持ちの良い道となるであろう。
 
 

雨山橋で玄倉林道へ出て、すぐに山神峠入口へ到着。
 

休憩の後、苔むす道を登っていく。
最初は少し登るが、しばらくすると平坦な道となる。

←登山道入口部分
 

標識に記載のとおりに脆いようであり、登山道はガラガラの石交じり。
谷側は深く落ちており、木道部分はすべらないように慎重に行く。
 

しばらく行くと、バッサリ道が無くなっていた。

←進行方向を見た写真

家に帰ってHPを参照すると、逆「く」の字に二つあった橋の一つが、谷に落ちてなくなっていた。
(HPの写真は崩落前の物があった。)
2004年の写真には、橋が存在しており、この1年で崩落したと思われる。
白ざれた崩落部分を慎重に渡り通過した。
(難所はこの部分のみで、あとは慎重に行けばOK)
 

←振り返った写真
   奥に木橋がある。
   手前の木橋が無くなっている。
 
何度も沢部分を右へ回り込み、
最後近くでモノレールのレールをまたぎ、山神峠へ到着した。
 

山神峠から蕗平橋への道を下る。
下り初めてすぐ、正面に鉄塔が見える所に道標があった。
標識は真っ直ぐ鉄塔方向を指している。(ように思った)
;踏み跡は、右へ曲がって小橋を渡る方向と、真っ直ぐ鉄塔方面の両方にあった。
ここで、地図を確認すべきだったが、まっすぐ、鉄塔方向へ向かってしまった。
鉄塔の向こうには、立派な橋があり、道が続いていた。
これを進んでしまった。
しばらく行くと、踏み跡が無くなり、何か変だと気がついた。
地図を確認し、沢の反対側を進んでいる事に気がついた。
(本来はここで引き返すべきだったが・・)

←間違えて下った鉄塔巡視路
 

少し下ると、立派な道があり、先の鉄塔方向へ向かっている。
地図を確認すると、鉄塔の電線は、蕗平橋付近で林道を横切っている。
鉄塔巡視路であれば、林道へ降り立つハズと、そのまま進む事とした。

ところどころ踏み跡が薄くなるが、途中にしかっりした橋もあり、道は続いている。
更に進むと、鉄塔巡視路の踏跡はっきりしてきて、最後は、蕗平橋の正規登山道とは反対側におりたった。
蕗平橋を渡り、正規の登山道を確認。

←蕗平橋
 

あとは林道を玄倉バス停へとむかった。
玄倉バス停に到着と同時にバス(臨時)が入ってきた。
しかし、バス停には団体さん。かつ、団体さんも満員でバスにのれず。
次のバスと決めて、売店でビールを探したが・・
売っていない。
大ショックを受けたところで、次の定期バスが来たのでこれに乗り込んだ。
高校生の駅伝があったようであり、学生で一杯。
新松田まで立ち続ける事となった。

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