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エビラ沢橋〜袖平山〜北尾根(900mから下降)〜林道〜536m〜ジィジィ宮
<2007年 10月 13日(土)>  NO.173
エビラ沢橋 : 06:55 (  410m)
十字標識 : 07:12 (  530m) 左手の尾根へ
: 07:33 (  700m) 右方向へ
小ピーク : 07:54/08:09 (  840m) 展望なし
尾根合流 : 08:29 (1,000m) 左から尾根合流
1,141m : 08:50 (1,141m)
袖平山 : 09:38/10:00 (1,432m)
1,300m : 10:15 (1,300m) 右の尾根へ
1,139m : 10:30 (1,139m) 右手崩壊地
944m : 10:41/10:47 (  944m) 分岐点を直進
710m沢を下る : 11:06 (  710m)
広場(林道終点) : 11:21 (  600m) ここから林道、T分岐を左へ
林道終点 : 11:39 (  520m) 左の掘割へ下る
536m : 12:05/12:20 (  536m)
ジィジィ宮 : 12:36 (  390m) キャンプ場(車道)のすぐ上
エビラ沢橋 : 12:46 (  410m)
  [行動時間] : 5時間51分 [単独]        [車]

[コースマップ]: 袖平山コース全体図



エビラ沢橋から袖平山に登り、北尾根を下降後、536mを経てキャンプ場へ戻る周回コースを計画した。
こんなコースを計画できるのも、先人の皆様のおかげ。
s-okさんの的確なテキストに助けられて、周回を完了する事が出来た。
エビラ沢橋からの登りは、急登だが、迷うようなところや危険なところも無い。
しかし、下りに使う場合は、山頂から下りだすあたりの曖昧で急な下りや1,000mあたりの分岐に注意が必要だ。
北尾根の下りは、944mで右に曲がらず、直進して地図の黒破線ルートを下った。



[関連ページ]: <NO.160 2007-4-14 袖平山北尾根,黍殻山北尾根下降>



エビラ沢橋手前の園地に6時45分に到着。
形の良い滝を眺めた後、6時55分に出発した。

←形の良い、エビラ沢の滝

すぐに、しっかりした木の梯子があらわれた。
手で支えながら梯子を登り、更に急坂をジグザグと登ると、右岸上の水平道になった。
 
右に滝を見て出発する
 
しっかりした木の梯子
 

←右岸上の水平道

所々、崩れてはいるが、しっかりした作業道が続く。
出発から17分で、十字の標識(写真@)があった。
水平道は更に前方に続いているが、標識に従って、左手の尾根に取り付いた。
ジグザグと尾根を登って行く、やがて右巻き道となり、十字標識から20分ほどで峠(写真A)に到着した。
この峠には、2本の標識が立っていた。
登って来た方向に、「神ノ川林道 エビラ沢」。
左手方向(写真の右方向)に、「神ノ川林道 社宮司沢」。(722mを経由してキャンプ場へ)
直進方向にも、踏跡がある。これが、地図の黒破線のようだ。周囲を確認した後、南の袖平山方面へ向かった。
 
@水平道の十字標識から尾根に取り付く
 
A標高700mの峠
 

檜林の中の急坂を登り、840mの小ピークへ。
踏跡は、小ピークを少し右に巻いて鞍部に出る。
小ピークから10mほど先の鞍部で一休みした。

更に急登が続く、900mあたりから尾根が広くなり踏跡が不明瞭になるが、適当に登って行った。

←900mを過ぎたあたり。

 

1,000mあたりで、左からの尾根と曖昧に合流する。

←逆方向の写真
   左側から登ってきた。
   木に赤ペンキ

ここは、下りの場合は注意が必要だ。

ズルズルと崩れる急な坂を登って行く。
少し左へカーブしながら登って行くと、傾斜が穏やかになり、右にカーブして平坦地となった。
平坦になった尾根で、1,141mを通過する。
 

ゆるく左にカーブして、再び、急な坂となる。
1,170mで右手崩壊地、大室山方面の展望が広がった。

笹が多くなってくる。

←笹の踏跡を抜けると、右側のガレ場。
 

←こんなガレ場が数箇所あった。

尾根が細くて笹で行く手を塞がれるとガレ場へエスケープするような感じで登っていく。

やがて平坦な細尾根(写真@)となり、これを抜けると最後のガレ場(写真A)があらわれた。
そして、このガレ場を越えると、超急登が始まる。
 
@平坦な細尾根
 
A最後のガレ場、ガレ場を越えた正面から急登
 

やがて尾根が広がり、樹木で経路が曖昧になる。
しかし、頂上の気配は見えており、樹木を避けながら適当に登って行く。

←袖平山の山頂手前
   樹木を避けながら適当に進む。

9時38分、袖平山の山頂に飛び出した。
エビラ沢橋から、2時間43分だった。

雲が多いが、大室山方面の展望が広がっていた。
 
袖平山の山頂
 
山頂から西側の展望
 

一般登山道のベンチまで行き、そこで休憩。
腹ごしらえの後、下山にかかる。 下りは北尾根。
袖平山の山頂から明瞭な踏跡を右へ向かう。

←山頂から少し下った所の道標

良い道を快調に下って行く。
1,300mで右の尾根に乗る。 1,139m、右手崩壊地から黍殻山と北尾根がきれいに見える。
944m分岐点に到着。
道標は右方向を指している。(写真@)
地形図と周囲の景色を確認した後、分岐点を直進した。
すぐに、赤帽白柱とテープ。(写真A)
自然に右へカーブする感じで、目的の尾根に乗った。
 
@944m分岐点。壊れた道標は右を指す。
 
A944mから少し直進。赤帽白柱とテープ
 

紫色のスズランテープが続いていた。
赤や青のスズランテープもある。
しかし、テープの目的は林業作業用かもしれない。

右の小尾根へ行きかけて、左方向へ修正する。
GPSが絶大な威力を発揮する。

左方向へ修正して下っていくと、
いきなり・・と言う感じで、立派な作業道があらわれた。
 

←立派な作業道

まだ新しい、作られたばかりの感じの作業道だった。
大きく、ジグザグと下って行くと、最後は、右の沢方向へ一直線に下っていった。
地図の黒破線が沢へ下る位置の少し手前だが、沢を下るのは問題なさそうだった。
 

標高710mで作業道から沢に降り、ガレた涸沢の下降を開始した。

←涸沢を下って行く。

最初は、岩がグラグラして歩きにくかったが、だんだんと歩きやすくなる。
再び、スズランテープがあらわれて、林業作業の途中のようなところもあった。

そして、前方に林道終点の広場が見えてきた。
 

944mから35分で林道終点の広場に到着した。

←堰堤の脇から広場に出る。
   広場の反対側に袖平山への道標がある。

ここからは、林道を下って行く。
6分でY分岐、更に2分でT分岐に到着。
東野方面は右だが、左に曲がってキャンプ場へ向かう。

林道をしばらく進むと、予期していなかったT分岐があった。
直進する林道から左方向に林道が分岐していた。
しばし考えて、そのまま直進。
最初のT分岐(道標あり)から10分で林道の終点に到着した。
 

林道終点で、s-okさんのテキストと写真を確認する。
直進が「音久和」、右に踏跡。
そして、キャンプ場方面は、左手の窪地へ下る。
←左手の窪地へ降りて、折り返すように進む。

しばらく下ると広くなり、何本かの沢と合流。
左岸の薄い踏跡を進んでいく。(写真@)

以下、s-okさんテキスト引用(あまりに的確なので・・)
「沢が大きく右へカーブする手前で正面の尾根に取り付く。(写真A・・アルミ製(?)の風船は無くなっていた。)
涸沢を左に見ながら70mほど登り返すと、右にカーブして尾根の背に向かう。」
 
@左岸の薄い踏跡を進む
 
A正面から尾根に取り付く
 
←林道の終点から26分で、
   536mピークに到着した。

少し直進して北尾根への道を偵察した後、写真の右方向をキャンプ場へと向かった。

巻き道まで下ると、以後、良い道が続く。
鞍部を越え、檜林を越えて、自然に左側へ下降するルートに入る。
良い道が続いていたが、最後に道が消えた。
丁度、ジィジィ宮の真上。キャンプ場の建物が見えている。
ガレ場となり、道が消えていた。
しかし、すぐ下にキャンプ場の建物が見えているので、そのままガレ場を下ると、ジィジィ宮に到着した。
 

←ジィジィ宮

周囲に少し赤土がある。ガレ場も新しいようであり、先日の台風で出来たガレ場かもしれない。
 

車道に出て、右手のキャンプ場を見ながら、
エビラ沢橋に向かう。

←エビラ沢橋手前の園地
   停めた車が見えて来た。

短いが、充実の山行だった。
 

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