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エビラ沢橋 | : | 06:55 | ( 410m) | |
十字標識 | : | 07:12 | ( 530m) | 左手の尾根へ |
峠 | : | 07:33 | ( 700m) | 右方向へ |
小ピーク | : | 07:54/08:09 | ( 840m) | 展望なし |
尾根合流 | : | 08:29 | (1,000m) | 左から尾根合流 |
1,141m | : | 08:50 | (1,141m) | |
袖平山 | : | 09:38/10:00 | (1,432m) | |
1,300m | : | 10:15 | (1,300m) | 右の尾根へ |
1,139m | : | 10:30 | (1,139m) | 右手崩壊地 |
944m | : | 10:41/10:47 | ( 944m) | 分岐点を直進 |
710m沢を下る | : | 11:06 | ( 710m) | |
広場(林道終点) | : | 11:21 | ( 600m) | ここから林道、T分岐を左へ |
林道終点 | : | 11:39 | ( 520m) | 左の掘割へ下る |
536m | : | 12:05/12:20 | ( 536m) | |
ジィジィ宮 | : | 12:36 | ( 390m) | キャンプ場(車道)のすぐ上 |
エビラ沢橋 | : | 12:46 | ( 410m) | |
[行動時間] | : | 5時間51分 | [単独] [車] |
エビラ沢橋から袖平山に登り、北尾根を下降後、536mを経てキャンプ場へ戻る周回コースを計画した。 こんなコースを計画できるのも、先人の皆様のおかげ。 s-okさんの的確なテキストに助けられて、周回を完了する事が出来た。 エビラ沢橋からの登りは、急登だが、迷うようなところや危険なところも無い。 しかし、下りに使う場合は、山頂から下りだすあたりの曖昧で急な下りや1,000mあたりの分岐に注意が必要だ。 北尾根の下りは、944mで右に曲がらず、直進して地図の黒破線ルートを下った。 |
[関連ページ]: <NO.160 2007-4-14 袖平山北尾根,黍殻山北尾根下降> |
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エビラ沢橋手前の園地に6時45分に到着。 形の良い滝を眺めた後、6時55分に出発した。 ←形の良い、エビラ沢の滝 すぐに、しっかりした木の梯子があらわれた。 手で支えながら梯子を登り、更に急坂をジグザグと登ると、右岸上の水平道になった。 |
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右に滝を見て出発する |
しっかりした木の梯子 |
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←右岸上の水平道 所々、崩れてはいるが、しっかりした作業道が続く。 出発から17分で、十字の標識(写真@)があった。 水平道は更に前方に続いているが、標識に従って、左手の尾根に取り付いた。 ジグザグと尾根を登って行く、やがて右巻き道となり、十字標識から20分ほどで峠(写真A)に到着した。 この峠には、2本の標識が立っていた。 登って来た方向に、「神ノ川林道 エビラ沢」。 左手方向(写真の右方向)に、「神ノ川林道 社宮司沢」。(722mを経由してキャンプ場へ) 直進方向にも、踏跡がある。これが、地図の黒破線のようだ。周囲を確認した後、南の袖平山方面へ向かった。 |
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@水平道の十字標識から尾根に取り付く |
A標高700mの峠 |
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檜林の中の急坂を登り、840mの小ピークへ。 踏跡は、小ピークを少し右に巻いて鞍部に出る。 小ピークから10mほど先の鞍部で一休みした。 更に急登が続く、900mあたりから尾根が広くなり踏跡が不明瞭になるが、適当に登って行った。 ←900mを過ぎたあたり。 |
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1,000mあたりで、左からの尾根と曖昧に合流する。 ←逆方向の写真 左側から登ってきた。 木に赤ペンキ ここは、下りの場合は注意が必要だ。 ズルズルと崩れる急な坂を登って行く。 少し左へカーブしながら登って行くと、傾斜が穏やかになり、右にカーブして平坦地となった。 平坦になった尾根で、1,141mを通過する。 |
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ゆるく左にカーブして、再び、急な坂となる。 1,170mで右手崩壊地、大室山方面の展望が広がった。 笹が多くなってくる。 ←笹の踏跡を抜けると、右側のガレ場。 |
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←こんなガレ場が数箇所あった。 尾根が細くて笹で行く手を塞がれるとガレ場へエスケープするような感じで登っていく。 やがて平坦な細尾根(写真@)となり、これを抜けると最後のガレ場(写真A)があらわれた。 そして、このガレ場を越えると、超急登が始まる。 |
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@平坦な細尾根 |
A最後のガレ場、ガレ場を越えた正面から急登 |
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やがて尾根が広がり、樹木で経路が曖昧になる。 しかし、頂上の気配は見えており、樹木を避けながら適当に登って行く。 ←袖平山の山頂手前 樹木を避けながら適当に進む。 9時38分、袖平山の山頂に飛び出した。 エビラ沢橋から、2時間43分だった。 雲が多いが、大室山方面の展望が広がっていた。 |
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袖平山の山頂 |
山頂から西側の展望 |
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一般登山道のベンチまで行き、そこで休憩。 腹ごしらえの後、下山にかかる。 下りは北尾根。 袖平山の山頂から明瞭な踏跡を右へ向かう。 ←山頂から少し下った所の道標 良い道を快調に下って行く。 1,300mで右の尾根に乗る。 1,139m、右手崩壊地から黍殻山と北尾根がきれいに見える。 944m分岐点に到着。 道標は右方向を指している。(写真@) 地形図と周囲の景色を確認した後、分岐点を直進した。 すぐに、赤帽白柱とテープ。(写真A) 自然に右へカーブする感じで、目的の尾根に乗った。 |
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@944m分岐点。壊れた道標は右を指す。 |
A944mから少し直進。赤帽白柱とテープ |
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紫色のスズランテープが続いていた。 赤や青のスズランテープもある。 しかし、テープの目的は林業作業用かもしれない。 右の小尾根へ行きかけて、左方向へ修正する。 GPSが絶大な威力を発揮する。 左方向へ修正して下っていくと、 いきなり・・と言う感じで、立派な作業道があらわれた。 |
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←立派な作業道 まだ新しい、作られたばかりの感じの作業道だった。 大きく、ジグザグと下って行くと、最後は、右の沢方向へ一直線に下っていった。 地図の黒破線が沢へ下る位置の少し手前だが、沢を下るのは問題なさそうだった。 |
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標高710mで作業道から沢に降り、ガレた涸沢の下降を開始した。 ←涸沢を下って行く。 最初は、岩がグラグラして歩きにくかったが、だんだんと歩きやすくなる。 再び、スズランテープがあらわれて、林業作業の途中のようなところもあった。 そして、前方に林道終点の広場が見えてきた。 |
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944mから35分で林道終点の広場に到着した。 ←堰堤の脇から広場に出る。 広場の反対側に袖平山への道標がある。 ここからは、林道を下って行く。 6分でY分岐、更に2分でT分岐に到着。 東野方面は右だが、左に曲がってキャンプ場へ向かう。 林道をしばらく進むと、予期していなかったT分岐があった。 直進する林道から左方向に林道が分岐していた。 しばし考えて、そのまま直進。 最初のT分岐(道標あり)から10分で林道の終点に到着した。 |
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林道終点で、s-okさんのテキストと写真を確認する。 直進が「音久和」、右に踏跡。 そして、キャンプ場方面は、左手の窪地へ下る。 ←左手の窪地へ降りて、折り返すように進む。 しばらく下ると広くなり、何本かの沢と合流。 左岸の薄い踏跡を進んでいく。(写真@) 以下、s-okさんテキスト引用(あまりに的確なので・・) 「沢が大きく右へカーブする手前で正面の尾根に取り付く。(写真A・・アルミ製(?)の風船は無くなっていた。) 涸沢を左に見ながら70mほど登り返すと、右にカーブして尾根の背に向かう。」 |
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@左岸の薄い踏跡を進む |
A正面から尾根に取り付く |
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←林道の終点から26分で、 536mピークに到着した。 少し直進して北尾根への道を偵察した後、写真の右方向をキャンプ場へと向かった。 巻き道まで下ると、以後、良い道が続く。 鞍部を越え、檜林を越えて、自然に左側へ下降するルートに入る。 良い道が続いていたが、最後に道が消えた。 丁度、ジィジィ宮の真上。キャンプ場の建物が見えている。 ガレ場となり、道が消えていた。 しかし、すぐ下にキャンプ場の建物が見えているので、そのままガレ場を下ると、ジィジィ宮に到着した。 |
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←ジィジィ宮 周囲に少し赤土がある。ガレ場も新しいようであり、先日の台風で出来たガレ場かもしれない。 |
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車道に出て、右手のキャンプ場を見ながら、 エビラ沢橋に向かう。 ←エビラ沢橋手前の園地 停めた車が見えて来た。 短いが、充実の山行だった。 |