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早戸川橋〜六百沢左岸尾根〜栂立ノ頭〜六百沢ノ頭〜六百沢右岸尾根〜早戸川橋
<2007年 3月 17日(土)>  NO.158
早戸川橋 : 06:36 (  300m)
林道終点 : 06:46 (  300m) 昔の取水設備
取り付き : 07:00 (  300m)
尾根合流 : 07:57 (  720m) 右から655mからの尾根
888m : 08:24 (  888m)
1000m : 08:42 (1,000m) 左から栂立ノ頭からの尾根
鐘沢ノ頭 : 09:05/09:25 (1,108m)
1000m : 09:39 (1,000m) 右方向、栂立ノ頭へ
栂立ノ頭 : 10:00/10:30 (  849m)
六百沢ノ頭 : 10:43/10:50 (  743m)
K38分岐点 : 10:56 (  670m) 直進(右、鉄塔)
早戸川橋取り付き : 11:30 (  300m)
早戸川橋 : 11:32 (  300m)
  [行動時間] : 4時間56分 [単独]        [車]

[コースマップ]:コース全体図



1,000mから栂立ノ頭へ向う尾根


曇りの天気予報、展望は期待出来ない。
日曜の方が天気はよさそうだが、所用があり、山へいけるのは、曇りの天気予報の土曜日のみ。
色々計画しているコースはあるが、初めての山域は、天気の良い時に行きたい。
どこへ行くか考え、未知の尾根歩き、六百沢左岸尾根を選んだ。
「俺の山紀行」M−Kさんが、1月31日に歩かれたコースをトレースさせていただいた。
昔の取水設備を見た後、管理道から植林帯に取り付く、888mまでは、左の植林帯と右の自然林の境を登って行く感じ。 888mを過ぎると、自然林のゆったりとした尾根となった。
途中から雪が舞ってきて、1000mを越えると、結構しっかりした雪となった。
曇りの日に出かけた事が幸いし、1月以来、久しぶりに雪の景色の中を歩けた。(ちょっぴりだが)
もっと降れと応援したが、すぐに止んでしまった。
栂立ノ頭手前で極上の尾根を歩き、六百沢をぐるりと一周して、早戸川橋へ下った。



[関連ページ]: <NO.155 2007-2-24 金沢橋〜栂立ノ頭〜本間ノ頭〜高畑山〜宮ヶ瀬>



松茸山ハイキングコース入口に車を止めて、早戸川橋へ向う。 早戸川橋を渡った所の右手に、林道のゲートがあった。
きれいな舗装道路が上流側へ続いていた。
10分程で、林道終点。少し広くなった林道が、断ち切られたように終わっていた。
右手の早戸川に吊橋。
左手の六百沢に昔の取水設備があった。

沢に下って、飛び石伝いに渡る。
渡ったところに、早戸川にかかる吊橋があった。
左手の取水設備への古い石の階段を登った後、右に方向を変えて、更に上流へ向った。
鉄の橋があり、しっかりした管理道が続いていた。
 
舗装道路が続いていた
 
林道終点を振り返る。右手に取水設備
 
早戸川の吊橋。右に見て、更に上流へ向う
 
管理道の鉄の橋
 

林道終点から15分程で、前方にマス釣場、右下に堰堤が見えてきた。(一つ下の写真)

管理道は、マス釣場を正面に見て、左へ曲がって小沢に向かって下っていく。

小沢に鉄の橋があり、その先の昔の取水設備へ道が続いていた。

←取り付きの先、小沢の鉄橋

 

取り付きへ戻って、左手の植林帯に向かって急登を開始。

←左の斜面に取り付く。
   前方にマス釣場、右下に堰堤。
   鉄橋へ下る、最後のカーブ

最初は、植林帯の登りが続く。
15分程で自然林となるが、再び植林帯に入った。
尾根は明瞭で、ルートを選ぶような所は無い。
ひたすら登っていく。
 
最初は、植林帯の登り
 
途中の自然林
 

取り付きから30分、植林帯の中で、左下から作業道が上がってきた。

作業道には入らず、尾根上を登って行く。
作業道は、尾根の左下に沿うようにしばらく続いていたが、植林帯の中へトラバースしていったのか、そのうちに見えなくなっていた。

払われた枝、木の丸太が邪魔をして歩きにくい所もあるが、乗り越えながら登って行く。
 

標高640mで、前方に大岩が現れた。
最初は右へ回り込み、左へジグ、右へザグと岩の間を登った。

尾根上が小枝で少しうるさくなり、最後は少し右へ逃げるようにして、右側からの尾根と合流した。
 

取り付きから約1時間。
右側、655mから上がってくる尾根と合流した。

←尾根合流点。(振り返った写真)
   斜め右、上がってきた尾根。
   斜め左、655m方面。

左側、植林帯。右側、雑木林の尾根を888mに向けて登っていく。
 

888mの手前に、不思議な木があった。

←途中の二股が、上で合体している。

 

←尾根合流点から約30分。
   標高888mに到着した。

なるほど・・・地味なピークだ。

どこかで休憩・・と思いつつ、平坦なピークを進む。
左側の植林帯が消えて、自然林が良い雰囲気となってきたので、休憩しないで進んでしまった。

このあたりでは、雪はチラチラと舞う程度だった。
 

標高1000mで、左側、栂立ノ頭への分岐点に到着。
テープが少しある。

雪が結構しっかり降り出した。尾根が白くなっていく。

1月以来、久しぶりの雪景色。(ちょっぴりだが)
もっと降れ!と応援するが、そう長くは続かなかった。

1043mを越えて、鐘沢ノ頭に到着。
ここを、今日のピークと決めて休憩した。
 
鐘沢ノ頭の少し手前で休憩
 
鐘沢ノ頭、K122の赤帽杭
 

休憩の後、1000m分岐点へ向けて戻る。
尾根の雪は、もう解け出していた。

1000m地点、K103の赤帽杭のところで、栂立ノ頭へ向けて、右へ方向を買えて下って行く。

 

広い尾根がだんだん狭くなり、少し岩場を下ると、極上の尾根となる。

←雰囲気の良い尾根を栂立ノ頭へ向かう。

鐘沢ノ頭から30分程で、栂立ノ頭に到着。
鹿柵の手前で、パンとコーヒーで休憩する。

休憩後、鹿柵を潜り、少し偵察。

大きな岩を回り込むと、南東方面へ尾根が下っている。
林道へ下れるか?
大岩の上、低い木の枝に、変な物がぶら下がっていた。
 
栂立ノ頭
 
鹿柵を越えて、大岩周辺を探索
 

栂立ノ頭から左手の鹿柵に沿って、超急坂を下る。
下って、少し平になったところで、鹿柵を扉で越える。
鞍部まで下って、鹿柵を脚立で越えた。
登り返して、六百沢ノ頭へ到着した。
右手に鹿柵が続くが、ピークから更に左手に扉が見えた。
鹿柵沿いの樹林を左から回りこんで、鹿柵の南側へ出た。
鹿柵に沿って、南東に尾根が下っている。

←六百沢ノ頭にて、鹿柵の南へ出て、
   栂立ノ頭方面を振り返る。
   左に栂立ノ頭、その後ろに1000m合流点。
 

六百沢ノ頭から北方向に下る。
細くなった尾根の少し先に、532m鉄塔方面への分岐。

←分岐点、赤帽杭 K38

かろうじて、K38と読み取れる。
今日は、黒いマジックペンも持って来るつもりで、前夜に準備していたのに、持ってくるのを忘れてしまった。
山グッヅとして常備しようか・・
 

赤帽杭 K38を直進して、更に北へ向かう。

←木の結び目。

しばらくすると、前方に鹿柵があった。
ここで、失敗。
扉から、鹿柵の中へ入ってしまった。
鹿柵の中の道は、だんだん悪くなる。
左手鹿柵の外には、良い尾根道が続いている。
どこかで外に出れると下っていったが、鹿柵に扉は無かった。

ついに、鹿柵が尾根から右へ外れていく。
しかた無く、立ち木を使って、鹿柵を乗り越えた。
 
前方に鹿柵(ここで失敗。鹿柵に入ってしまった。)
 
鹿柵の中の悪い経路を下った
 

鹿柵の外に出て、尾根を下る。

←尾根の先端、林道の上に出た。
   朝通った閉鎖された林道だ。

右手に踏み跡があり、斜面を下り、更に右手へ進む感じで林道へ降り立った。
 

早戸川橋から駐車場へ戻る。
橋の左側が下って来た尾根。
橋の真上あたりが、朝登った尾根。

六百沢をぐるりと一周して、早戸川橋へ戻って来た。
楽しい尾根歩きだった。
 

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