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西丹沢〜畦ヶ丸〜モロクボ沢ノ頭〜城ヶ尾峠〜地蔵平〜浅瀬
<2006年 2月 18日(土)>  NO.120
西丹沢自然教室 : 08:30 (  510m) バス、新松田発07:20
権現山分岐 : 08:54 (  700m)
下棚 : 09:00 (  700m)
本棚 : 09:16 (  750m)
善六ノタワ : 09:56 (1,020m)
畦ヶ丸 : 10:40/10:51 (1,293m)
モロクボ沢ノ頭 : 11:07 (1,180m)
城ヶ尾峠 : 12:04/12:10 (1,160m) 地蔵平へ
信玄平 : 12:35 (  960m)
地蔵平 : 13:16/13:55 (  600m)
千鳥橋 : 14:19 (  550m)
法行橋 : 14:37
浅瀬橋 : 15:23
浅瀬入口 : 16:17 (  350m)
丹沢湖バス停 : 16:27 (  350m)
[行動時間] : 7時間56分 [単独]      [電車・バス]


樹氷(畦ヶ丸の手前にて)


西丹沢、畦ヶ丸から入り、初めての地蔵平へ。
ここ数日、天気は不安定。
土曜日のみ晴れの予想で、東の空に朝日は見られたが、丹沢方面には黒い雲がかかっていた。
期待はずれの天気だったが、予期していなかった新雪と樹氷を見ることができた。



[関連ページ]: <NO.074 2004-11-14 大滝橋〜畦ヶ丸〜本棚〜下棚〜西丹沢自然教室>
[関連ページ]: <NO.159 2007- 3-21 二本杉峠〜水平経路〜地蔵平〜千鳥橋〜二本杉峠>


    
小田急の時刻表は、新松田着7時18分。 
7時20発のバスは、改札を出たすぐ脇で待機していた。
電車を降りた乗客がもういないのを確かめて出発した。
丹沢湖を過ぎると、雪がちらついてきた。
西丹沢自然教室についた時は、粉雪が舞っていた。

←西丹沢自然教室から橋を渡る
 

上着のみを雨具に替えて出発。
新雪がうっすらとかぶった良い雰囲気の中を進む。

←しっかりと整備された橋
 



←下棚
 



←本棚

凍てついた滝を思い計画したが、ここ数日の高温で、氷はまったくない。 
水量も少なく、涸滝(右側の滝)は涸れていた。
まさに涸滝。

本棚から本格的な登りとなる。
 
 

標高880m地点にベンチがあり、左手に崩壊地の修復した面が見える。
善六のタワで、先行する男性を追い抜いたが、更に一人の足跡が前方にあった。
急な階段部分を過ぎると、霧氷がきれいになってきた。
雪がまったく無い状態で新雪が降っており、
キュ・キュと気持ちよい音がする。

←樹氷
 

樹氷をながめながら、最後の登りをこなして、畦ヶ丸山頂へ。
更に、避難小屋まで進んで休憩とした。

←畦ヶ丸山頂

コーヒーとパンで休憩したのち、モロクボ沢ノ頭へ向かう。
雪の上には、踏み跡なし。
 

モロクボ沢ノ頭から忘路峠へ向かう途中、頭上の雲が切れて、一瞬だが白い樹氷のバックに青空が見えた。

←青空と樹氷

忘路峠、にぎやかに赤テープがあり、右へ下る踏み跡がしっかりあった。
 

小さなアップダウンの後に大界木山に到着。
山中湖までのルート、けっこうアップダウンが多いかも。
 

大界木山からの下りで、浦安峠への分岐を確認。
しっかりテープがあるが、看板は下に落ちていた。

←浦安峠への分岐
 

12時4分に城ヶ尾峠へ到着。
道志から上がってきた新しい足跡が雪の上にあったが、菰釣山方面へ向かっており、地蔵平方面への足跡はなかった。
一息いれて資料を再確認した後に、いよいよ地蔵平への道にはいった。

←城ヶ尾峠 地蔵平方面入口

道ははっきりしており、ヤブも少ないが、雪が腕にかかる。
この程度の雪・・スパッツなし、雨具なしで入ってしまったが、あとから思うと、しっかりダニ対策をすべきであった。
 

←ほどなく、傾いた橋に到着。

ここは、橋の右下へおりて通過した。
道は細いものの、特に危険なところは無い。 
 
しばらくして、巻き道への分岐に到着。
道は、大きくえぐられて無くなっている。

←左は崩壊地,右上へ高巻く

ここから階段上の道を上に上がり、崩壊部分を上へ高巻く。
笹が少し濃くなるが、ルートは、はっきりしている。
笹薮を出たところは、城ケ尾山からの尾根延長部分。
逆からくると、テープがあるものの、笹藪への入り口が判り難いかもしれない。
5mほど下ると、崩壊した道と合流する。
尾根を下ると、道は少し左へ向かっていく。 
しばらく行くと、朽ちかけた道標があり、正しいルートである事を教えてくれる。
 
少しジズザグの後に、信玄平へ到着。
大滝峠方面の道は、「通行注意」が×されて、「通行不能」と書き換えてあった。
まっすぐ地蔵平へ向かう道ははっきりしているが、少し行ったところで大木が道をふさいでいた。
大木を乗り越えて、まっすぐ地蔵平へ向かう。
右手が開けた地点で、菰釣山が望めた。
尾根終端部分からの下りは、道なりのかたちで左に曲り、樹林帯への下りとなった。
大きく、ジグ・ザグと下った後、下方に河原が見えてくる。
しばらく、川と並行するかたちで進んだ後、河原の渡渉点におりたった。右手には、橋も見える。
適当なところで、飛び石で川をわたり、すこし行くと地蔵平の広場に到着した。

←地蔵平
 

右手の杉林を注意するあまり、地蔵尊に気がつかないで通過。
関東大震災の慰霊碑、更に下の神社まで行った後に、引き返して、地蔵尊におまいりした。

←地蔵尊

広場まで戻り。ビールで一人乾杯。
 

←千鳥橋

千鳥橋で二本杉峠への入口を確認した後に、更に林道を進む。
法行橋から浅瀬橋、長い林道歩きだが、初めての道であり、苦もなく進む。
 

←浅瀬橋

しっかりした舗装道路となり、ミツバ岳への取り付きや駐車場を確認しながら歩いていく。
世附大橋あたりからは、さすがに舗装道路歩きにあきてきた。
 

←永歳橋

次ぎのバスまでは、1時間待ち。
三保ダムを少し見学した後に、バス停前の店に入り、ビールで一人乾杯した。

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