2008年へ戻る     「その他の山域」へ戻る

苗場山(祓川コース)
<2008年 8月 1日(金),2日(土)>  NO.190
<1日目>
  駐車場 : 11:05 (1,220m) 第二リフト町営駐車場
  和田小屋 : 11:35 (1,370m)
  下ノ芝 : 13:08 (1,703m)
  中ノ芝 : 14:14 (1,870m)
  上ノ芝 : 14:27 (1,940m)
  小松原湿原分岐 : 14:38 (1,990m)
  田代分岐 : (2,020m)
  股ズリ岩 : 14:44 (2,020m)
  神楽ヶ峰 : 15:00 (2,029m)
  雷清水 : 15:29 (1,900m)
  鞍部 : (1,880m) お花ばたけ
  苗場山 : 17:00 (2,145m) 「苗場山自然体験交流センター」宿泊
  [行動時間 : 5時間55分]
<2日目>
  苗場山 : 08:25 (2,145m)
  雷清水 : 09:33 (1,900m)
  神楽ヶ峰 : 10:00 (2,029m)
  小松原湿原分岐 : 10:20/11:05 (1,990m) 宿のお弁当で昼食
  下ノ芝 : 11:57 (1,703m)
  和田小屋 : 13:30 (1,370m)
  駐車場 : 14:05 (1,220m)
  [行動時間 : 5時間40分] [同行者:Yさん,Hさん,Mさん]        [車]
※時間は通過時間であり、途中、休憩時間や撮影時間を含む。


雷清水からの苗場山(2日目の下山路にて)
苗場山頂 高層湿原と地塘
苗場山頂 木道とワタスゲ


この所、忙しくて、なかなか山へ行く事ができなかった。
久しぶりの山行は、5月連休以来の、「ちょっと遠征」夏の山行となった。
友人夫婦と4人での山行を計画したのは4月。
お互いに多忙な毎日を乗越えて、大きなケガや病気も無く、計画とおりに実現出来た事がうれしい。
最初は、白馬岳を候補に上げたが、Mさんの足の不安もあり、工程の楽な苗場山に変更した。
友人夫婦にはアクセスが遠くなり、申し訳なかった。
初日は曇で山々にはガスがかかっていたが、翌日は晴れて、すばらしい展望を得る事が出来た。
苗場山の高層湿原には、沢山のワタスゲが風にゆれていた。
天気にも恵まれて、花・展望・語らい・お酒の楽しい山行となった。



関越自動車道を湯沢ICで降りて、北陸方面から来るHさん夫婦とコンビニで合流した。
国道から登山道へ向かう道路に入り、集落を過ぎて更に林道を走ると、無人の小屋とゲートがあった。
ゲートは開いていたが、「この先、一般車は通行止め」の表示があり、少しまぎらわしい。
ゲートを越えて、登山口への標識を時々見ながら、かなり進んだ所に大きな駐車場があった。

←第二リフト町営駐車場
   平日なのに、かなりの車が停まっていた。

身支度の後、和田小屋に向けて出発。
久しぶりの再会に、話しが弾む。
あっと言う間の感じで和田小屋に到着した。
 
左手に和田小屋、正面はゲレンデ
 
ゲレンデから右へそれて、登山道に入った。
 

ゲレンデから右へそれて、登山道に入ると、石ゴロの登山道となった。
湿って滑りやすい所もあり、悪い登山道がしばらく続く。
休憩を含めて、2時間で「下ノ芝」へ到着。
木道の脇にワタスゲが揺れて良い雰囲気となるが、すぐに石ゴロの登山道に戻ってしまった。

「中ノ芝」を過ぎると景色が開けて、良い登山道となった。
残念ながら谷川岳方面は雲の中だが、そのぶん陽射しは和らいでいた。

←上ノ芝
   すぐ先に小松原湿原分岐。
   勾配がやわらいだ後、股ズリ岩を越えて神楽ヶ峰へ。
 
股ズリ岩を越えて、振り返る
 
雷清水から見る苗場山は雲の中
 
鞍部のお花畑にて
 
最後のきつい登りの後、高層湿原に到着した
 

最後の登りがきつかったが、たどりついた高層湿原の眺めに疲れも癒される。
ガスがあってもすばらしい眺めだった。

17時に苗場山自然体験交流センターに到着。
先ずは、ビールで乾杯の後、夕食と楽しい宴。

←食堂にて、MさんとHさん

カーテンで仕切られたゆったりとしたスペースを、4人で快適に過ごす事ができた。
少し飲みすぎて暴睡。朝おきたら、記憶が飛んでいた。
 

二日目は良い天気となり、展望が広がっていた。

←ヒュッテ裏の展望台から鳥甲山方面

昨夜のお酒が残っていて、ゆっくりと出発。
ヒュッテの周辺を少し歩いた後、遊仙閣の裏側にある山頂標識に寄った後に下山を開始した。
 
高層湿原と池塘
 
木道の向こうに苗場山自然体験交流センター
 
池塘とワタスゲ
 
山頂標識
 

←なごりを惜しみながら、高層湿原を歩く。

この先、テーブル状の台地を終えて、急な下りが始まった。
昨日は見えなかった谷川岳もハッキリと見えた。
鞍部のお花畑を楽しみ、雷清水から神楽ヶ峰へ。

途中の股ズリ岩で、団体さんとすれ違い。
大きな団体であり、かなり待たされた。
この後も、団体さんとすれ違う。
今夜の山小屋は、超満員だろう。
 
苗場山からの急なくだりを終えてお花畑へ向かう
 
鞍部のお花畑 ピンクのシモツケソウ
 
下ノ芝の少し先で、リフトに寄り道
 
ドラゴンドラへのルートを示す標識
 

途中、宿のお弁当を食べて、ゆっくりと下山する。

下ノ芝の少し先で、リフトの山頂駅にに寄り道をした。
「かぐら」から「田代」を経て、ドラゴンドラで「苗場」へ戻るルートだ。今年の冬に見た雪景色が思い出される。

←和田小屋が見えて来た。

和田小屋でアイスクリームの休憩の後に、駐車場へ向かい、楽しかった山行を終了した。
これまで、山行人員は3名が最大だったが、それを越える4名での山行。
グループで歩くのも、たまには良いものだ。
またいつか、こんな山歩きも計画したい。
 

このページのトップへ           2008年へ戻る           「その他の山域」へ戻る