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奥野隧道 | : | 06:31 | ( 370m) | |
水沢川口 | : | 06:38 | ( 320m) | ふれあいの橋 |
松茸山 | : | 07:11 | ( 584m) | |
奥野口 | : | 07:23 | ( 500m) | 林道へ出る |
取り付き | : | 07:49 | ( 610m) | |
813m | : | 08:23 | ( 813m) | |
ガタクリ峰 | : | 08:31/08:50 | ( 865m) | |
860m | : | 09:00 | ( 860m) | |
1101m | : | 09:40 | (1,101m) | |
東海自然歩道 | : | 10:08 | (1,210m) | |
黍殻山 | : | 10:17 | (1,273m) | |
焼山 | : | 10:50/11:15 | (1,060m) | |
鳥屋分岐 | : | 11:25 | (1,070m) | |
休憩場 | : | 11:30 | (1,000m) | 721mピーク方面分岐 |
西沢分岐 | : | 11:57 | ( 750m) | |
柏原休憩場 | : | 12:46 | ( 570m) | |
平戸分岐 | : | 13:00 | ( 490m) | |
林道(車道) | : | 13:18 | ( 360m) | |
奥野隧道 | : | 13:21 | ( 370m) | |
[行動時間] | : | 6時間50分 | [単独] [車] |
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ガタクリ峰 バックにに榛ノ木丸と蛭ヶ岳 |
ガタクリ峰。かなり前から計画していたが、何となく、後回しになっていた。 標高は低いが、特徴的な三つのピーク。この三つのピークを結ぶ尾根は、極上の尾根だった。 黍殻山から焼山を経て、奥野林道へ戻る周回コース。(参考HP:丹沢写真館さん) 高速道路のような東海自然歩道から、荒れたヤバイ道、色々あって、楽しいコースだった。 |
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奥野隧道を出たところを、右に曲がって奥野林道に入る。 すぐに、左手に園地とトイレがある。 6時25分、少し広くなっている道路脇に車を停めた。 八丁林道を水沢川口に向けて歩く。 7分程で、大きな水沢川口駐車場に到着して、橋からハイキングコースに入った。 尚、水沢川口駐車場は夜間閉鎖されていて、車を入れられるのは、朝7時以降のようだ。 ←水沢川口 ふれあいの橋を渡る |
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整備されたハイキングコースを歩き、35分程で松茸山の山頂に到着した。 天気が悪く、展望は無かった。 ←山頂の東屋 ↓東屋にある山頂標識 ![]() |
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松茸山 山頂の東屋 |
きれいな道を奥野口へ下る |
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きれいな道を下り、奥野口へ。再び奥野林道へ出た。 車は入って来れないのに、立派な駐車場がある。 3月始めというのに、今日も暖かい。 早い春を感じながら、林道を歩いた。 ←林道脇のダンコウバイ |
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奥野口から26分の林道歩きで、二本杉のある取り付きに到着した。 ここから右の植林帯へ入る。 植林帯へ入ると、前方上に鞍部が見える。 作業道のような薄い踏み跡にのり、前方の鞍部を目指した。 5分程で、標高650mの鞍部へ。 ここから、方向を左手(西)へ変えて、急な植林帯を登って行く。 前方にスズタケの藪が見えてきて、690mで藪に突入。 更に傾斜がきつくなる。 踏み跡の無いスズタケの中を、足をズルズルすべらせながら登った。 |
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取り付きから前方上の鞍部を目指す |
鞍部からの登り、前方にスズタケの藪 |
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750mで前方に大岩。 右方向へ巻くように、薄い踏み跡があった。 右へ回り込んで、大岩の上へ出る。 ←前方に大岩 ここは、右へ回り込む。 鞍部から大岩まで15分、標高差約100m。 この間が、ガンバリ所だ。 藪をかき分けての苦しい登りだが、距離は短い。 |
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←大岩の上へ出たところ。 大岩の上へ出て、藪は終わりかと思いきや、更に藪が続いていた。 しかし、傾斜は和らぎ、まともに歩けるようになった。 形の良い赤松を見ると、やっと藪から抜けて、自然林の尾根となった。 登りは、単純に上へ向えば良いが、下りでこの藪に突っ込んでいくのは大変そうだ。 取り付きから30分程で、813mピークへ到着した。 |
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![]() 813m狭いピーク ここから少し下った後、登り返して、 ガタクリ峰865mへ到着した。 |
形の良い赤松 |
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813mからの下り |
ガタクリ峰、思っていたより広い |
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思っていたより広い山頂で休憩の後、更に先へ進む。 日本庭園の中を歩いているような、極上の尾根だった。 ←極上の尾根を歩く(逆方向の写真) 次の860mピークを越えて、鞍部に下るまで、極上の尾根が続いた。 |
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830mの鞍部から、雑木林の雰囲気となる。 少し右カーブすると、植林帯と自然林の境界の登りとなる。 ←植林帯と自然林の境界を登る。 結構きつい登り。 |
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830m鞍部から40分程で、1101mピークに到着。 右から尾根が合流している。 ←石柱のある、1101mピーク 朝はガスの中だった山々がだんだんと見えてきた。 前方に黍殻山。 後方に丹沢三峰・榛ノ木丸が木々の間から見える。 |
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1101mピークから少し下り、平坦になったところで、鹿柵と壊れかけたゲートがあった。 ゲートの中に入り、左手鹿柵の暗い植林帯となる。 やがて急登となり、暗い植林帯の前方上に明るいピークが見えてきた。 左手の鹿柵から離れないように登り、最後は、前方左手のゲートを出た。 |
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←急登の後、左手へゲートを出たところ。 (逆方向の写真) ゲートから左へ道なりに進む。 ゆったりと登った後に、なだらかなカヤトのピークを越える。 |
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←なだらかな、カヤトのピークから、黍殻山 すぐに、3回目の鹿柵ゲートがあるが、これは完全に倒れていた。 |
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踏み跡は不明瞭だが、真っ直ぐ進んで、東海自然歩道へ出た。 ←ゲートの向こうが、東海自然歩道 目印の赤松。 出たところは、黍殻山を巻く道だが、登山道の両側に鹿柵があり、あまり良い雰囲気では無い。 今日は、黍殻山はパスしようと思っていたが、焼山の方向に10m程進むと、左手の鹿柵が壊れて倒れていた。 これは、黍殻山へ行けと言う事かと思い、左手斜面に取り付いた。 |
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←黍殻山の山頂、雨量計 ↓山頂の標識は健在だった。 ![]() 空は青いが、展望は煙っている。 曇りの天気予報だったので覚悟していたが、朝よりは晴れてきてくれた。 黍殻山から気持ちの良い尾根を下る。 やっぱり黍殻山へ寄ってよかった。 |
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東海自然歩道を焼山へ向う。 まるで高速道路に出たような気分だ。 平丸への分岐を過ぎ、登山道が左へ曲がるところ、直進方向にテープがある。 1039m,711mを経由して、林道へ下れるか? 1109mピークから、右へ向う方向は、マークなしで藪っぽい。 てな事を考えながら、快調に歩いて、焼山に到着した。 |
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焼山山頂の鉄塔と白樺 |
鉄塔からガタクリ峰と丹沢三峰 |
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鳥屋分岐まで戻り、鳥屋方面に向けて下降を開始する。 ←苔むした、古い階段を下る。 |
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鳥屋分岐から5分で休憩場に到着。 ←登山道は左へ曲がる。 真っ直ぐ進むと、721mを経由するルート。 721mを経由するルートは、いつかにとっておき、今日は一般登山道を左折した。 しかし、この先、かなりヤバイ道となった。 階段を下った後のトラバース道は、かなり崩壊している。 右下は、かなり急なガケ。 踏み外すと、痛いではすまなそうだ。 |
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崩壊した沢越え・浮いた橋 |
岩場の下り(逆方向の写真) |
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周りが植林帯になると、やっとまともな道となる。 しかし、この先も結構荒れたところがあった。 このルートは、バスのアクセスも悪く、あまり使う人がいないのだろう。 ←焼山から1.5kmの涸れ沢を通過。 焼山から2.2kmの道標部に、左方向西沢林道への分岐があった。 手作りの標識に、西沢林道経由焼山バス停の記載があった。 この先で、一人の年配の男性とすれ違った。 今日、人と会ったのは、この男性一人のみだった。 |
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西沢分岐、焼山バス停への手作り標識 |
立派な松が多い |
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745mを右に巻き、焼山から3.0kmのL字道標で左に曲がる。 しばらく行くと、右下の植林帯へ作業道が降りていっていた。 更に進んで、550mの鞍部、焼山から3.7kmの道標の脇に明瞭な作業道が右へ下っていた。 伊勢沢林道へ下っていけるようだ。(未確認) ←焼山から3.7kmの道標と右に作業道 この先、柏原ノ頭を巻いていく。 ガタクリ峰の後ろに榛ノ木丸、更に後ろに蛭ヶ岳が墨絵のように見える。 ガタクリ峰から右上へ延びる、今朝登って来た尾根もきれいに見えた。 |
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ガタクリ峰と今朝登った尾根 |
柏原ノ頭を巻き、植林帯を出ると、再び自然林 |
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←平戸分岐 平戸・鳥屋方面は、左上へ緩く登る。 奥野隧道は、右下へ。 奥野隧道へ向けて、右下へ下る。 やがて、春めいた明るい自然林の下りが終わり、薄暗い植林帯となった。 下から車の音が聞こえ、やがて車道に出た。 |
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車道へ出る |
車道から振り返る。道標は無い。 |
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車道に出て右へ歩くと、30m程で奥野隧道。 トンネルを抜けて、右に曲がったところに、車が待っていてくれた。 天気がいまいちだったものの、春のような暖かい一日を楽しんだ。 展望は煙っていたが、墨絵のような山並みも美しかった。 今日も、満足の山行だった。 |